夫のマシュウです。
先日、松の内明けに新年の挨拶をしに、特別養護老人ホーム(特養)に暮らす両親を訪問してきました。
前回会って以来2カ月近く経っていました。
訪問する数日前から特養の職員さんには連絡を入れておきました。
当日の午後、到着すると、玄関先で職員さんが開口一番「ご両親とも、朝から待ちかねていましたよ!」と・・・(^^)
年賀状
早速、我が家に転送されてきていた「両親あての年賀状」を渡しました。
今年で年賀状での新年のあいさつを最後にさせていただく旨の文言を記しましたが、
この年賀状を見た方が相次いで特養に訪問して来てくれたことを、喜んで話していました。
一方で、年賀欠礼のハガキを見て、残念そうな表情を浮かべ「死んでしまったのか・・・」というつぶやきも聞こえました。
干し柿♪
干し柿は父親の大好物で、毎年、暮れに自分で買いに行くほどでした。
父親にとっての暮れの風物詩だったのかもしれません。
今年は、妻アンの叔母が送ってくれた「手作りの干し柿」があったので、おすそ分け?で
持ち込みました♪
両親が二人しておいしそうに食べる姿を見て、ようやく正月を迎えた気がしました(^^)/
特養じゃあ、おやつに出されることはまずないものね。
数の子♪
正月といえば、数の子。
これも父親の大好物!
おそらく施設では出てこない食べ物の一つではないかということで、
私たちが立会いの下で食べる分には問題ないだろうという判断で、持ち込みました。
父親は、「これが食べたかったんだ!」といって、不自由な手にフォークを握って、
数の子を口元に運び、美味しそうにパリパリと音を立ててほおばっていました。
母親にも勧めましたが、最初は歯に挟まるからいやだと言っていましたが、
そのうちパリパリ食べ始めるではありませんか(笑)
好きなものは、これからも差し入れするからね♪
どら焼き♪
どら焼きは、母親の大好物!
病院に入院していたときは、あんこが食べたいといってどら焼きを美味しそうに食べていたね。
今回も、大好物を食べてもらおうということで、評判のお菓子屋さんで選んだどら焼きを持って行きました。
母親が美味しそうに食べている姿を見て、安心しました。
あんこが苦手だと言っていた父親も参加して、美味しそうにほおばっていました。
二人とも、食がいいんだもの!
持っていって良かった!
極上のたらこ♪
とてもお高いタラコ!奮発しました!
夕食の時に出してもらうよう、職員の方にお願いしました。
ご飯をおいしく食べることが出来ればいいね!
プレゼント♪
干支の亥(いのしし)の置物を二人分用意しました。
子どものような笑顔で喜んでいます。
4人で約2時間ほどおしゃべりして、両親も、お腹もいっぱいになってきました。
そのとき、父親はもらったプレセントの入った紙袋を車いすの取っ手のところに結び付け
いかにも自分のものだということをアピールするようなしぐさをしました(笑)
それを見た妻アンが「おじいちゃん、自分のものはしっかり確保したね!」(笑)
その言葉にみんなで大笑いしました(^^)
我が父親、まだまだ、しっかりしています!おそるべし92歳!(笑)💦
今回の訪問で、両親は家の様子を心配していましたが、家に帰りたいということは口にしなくなっていました。
特養での生活パターンが出来つつあることが実感できました。
環境に慣れてきたということでしょうか。
このままの穏やかな状態が、一日でも長く続いてほしいと思った正月帰省でした(^^)
コメント
マシュウさん、アンさん、おはようございます。
干し柿、数の子、どら焼きと、ご両親の好物を一杯お土産にしてのお見舞い、楽しい
様子が目に浮かびます。お元気なご両親にさぞかし安心されたことでしょうね。
私も田舎の母に会いに行きたくなってしまいました。私は男3人兄弟で、兄は父親似、
私と弟は母親似なのです。そのせいなのかな? そうだと、亡くなった父が可哀相?
itoさん、こんにちは(^^)妻のアンです。コメントありがとうございます♪
久しぶりに会った義父母は元気そのもので、持参したどら焼きも美味しそうにパクパク!(笑)前回の訪問では、義母が私の顔を見るなり「早く帰りたい」と震えながら訴えたものですから
私もウルウルしてしまいましたが、やっと?特養の環境に慣れたようです(^^)/ おしゃべり隊長?の私・・・義父母をたくさん笑わせて帰って来ましたよ♪
itoさんはお母さん想いの優しいお方ですね。会いに行ける時間が取れるといいですね(^^♪