夫のマシュウです。
妻アンが以前、このブログに書いていましたように、
妻の父親は、札幌市内のグループホームに入所して、すでに丸6年が経過しています。
施設での費用負担は・・・
当初、父親は「要介護度2」
札幌市の介護施設も、なかなか空きがなく、途方に暮れましたが
運よく?グループホームに入所することができたのです。
そこは「病院との連携」もできていて「介護も手厚い」という「メリット」がありますが、
一方で「費用が高い」という「デメリット」もあります💦
グループホームの費用は「父親の年金と貯え」でどうにか賄っている状況です。
市からの「お知らせ」がきた!
先日、父親の「高額介護サービス費等の支給申請」のお知らせが届きました。
文面には、平成29年8月から平成30年7月(後期高齢者医療制度の1年間)の
介護保険サービスの自己負担額を確認したところ、
「高額介護サービス費等の支給対象」となる見込みで、
「1年間の支給見込み額」は概算で「約16万円以上」にもなるというのです。
1年間で、こんなにも返ってくるの??
さらに、この支給を受けるためには「申請が必要」とのこと。
ところが、同封されていた申請に関する書面には、
「申請月から2年前までさかのぼって」、
「高額サービス費の支給額を確認」したうえで
「支給額を振り込む旨」が記されているのです。
えっ!!
「2年前の分しか、支給されないの??」
父親は、6年も前から入所しているのに、そこまでは、さかのぼらないってこと?
また、書面の最下段には、介護サービスを利用した月から「2年を経過すると時効」
により給付ができなくなるので「速やかに申請」するよう記されているのです。
時効?? なに、コレ??
市の見解は・・・
文面を読んだだけでは、どうして今頃の手続きになるのか?
さらに、給付金に時効があるということが理解できなくて、
市の担当部署に電話を入れて聞くことにしました。
・私「書面には書いてあるが、実際に新しい保険証が届いた時に同封されていた記憶がないが」
・市の見解「市としては、新しい保険証を送付する際に、高額介護サービス費の申請書を同封している」
・私「私の方で失念したということなのかな?」
「提出書類は必ず期限までに手続きしているんだけど・・・」
・私「今回、保険証の更新がないのに『お知らせ』になった経緯は?」
・市の見解「高額サービス費の支給対象が、利用者負担3割から2割の方までに広がったので対象者が増えたことで、この機会に『お知らせ』した」
・私「父親の入所は6年前からなので、その時までさかのぼれないの?」
・市の見解「介護保険法第200条第1項により、さかのぼることを読み取れる条項がないので、2年より前については支払えない」
ビックリです!!
何だか、損をしたような?複雑な気持ちで申請の手続きはしましたが・・・(-_-;)
教訓!
今回の一件、とても勉強?になりました。
★高額介護サービス費の手続きは、自治体が利用実績を把握しているので、
自治体からの通知を待つことになり、利用者側から、アクションすることはないということ!
★ただ、こういう制度があることを知っていて、2年の時効の壁を意識したうえで、
自分で概算して、利用者負担上限額を超えそうな場合は、いつでも自治体に問い合わせられるようにしておいた方がよいと思います。
同じ「高額介護サービス費」の手続きは、以前にも報告しました、
私の母親の時と同じ、介護保険制度の仕組みによるものでした。
あのときは「時効の壁」があることは意識しませんでしたが・・・(>_<)
妻アンが、
「時効の事、知らなかった😢・・・そうなる前に知らせてくれてもいいのに・・・😢」
「いくらかでも戻ってきたら、お父さんのグループホームの費用に充てられるしね」
「まぁ、いいいかぁ~」と笑ってつぶやいています。
アハハ・・・ポジティブだね~!(笑)💦