夫のマシュウです。
初夏を迎え、木々の緑がまぶしく感じられる季節になりました。
先日歩いた「大通公園」の芝生も色づき、花壇の色鮮やかな花々が
観光客の目を楽しませていました(^^)
冬の庭の手入れ
我が家も、庭に木々や花々を植えていて、毎年きれいな色合いを楽しませてもらっています♪
北海道の宿命でしょうか・・・庭の木々にも北海道特有の常緑樹もありますが、
色合いの変化を楽しめる木々は冬の間は落葉して枝だけになってしまいます。
庭一面を覆う真っ白な雪の中にたたずむ木々は、凍えながら寒さに耐えているような
寂しさを感じさせていました。
私にとっては、その時期、葉っぱのない枝は剪定しやすいということで、
妻アンの指示で、積もった雪山を踏み台にして伸びすぎた枝を切ることになるのですが、
裸んぼうの木の枝からは、春になると新しい葉っぱは出てくるのだろうか?
それに、庭のバラの枝も昨冬の雪の降る前に妻の手によって短く切られていましたので、
今年も咲いてくれるだろうか?と気がかりです。
春の庭の思い出
と、「一抹の不安」を抱きながら「春」を迎えます(笑)
私の2階の執務室?からの眺めも、冬の間はカエデやモミジなどの枝が
頼りなげに「冷たい風」や「雪」にさらされじっと耐えているように見えましたが、
春になるにしたがい「新芽」を付け始めます。
そんな庭の片隅には「福寿草」が一株、植えられています(^^)/
数年前に私の母親が、妻に送ってくれたものでした。
「福寿草が車庫の横に咲いてきれいなんだわ!今度株分けしてあげるから!」
といって、送られてきた株が成長して、今年も黄色い花を咲かせてくれました(^^)
また、庭にはオンコ(イチイ)の木が3本あり、家を建てた時の「シンボルツリー」のようにして植えたものです。
私は無精な性格で、庭の手入れはめったにしません💦
そのオンコの木が伸びすぎてぼうぼうになってしまったのを見かねて、妻の父親が遊びに来てくれた時、ついでだといってオンコの木の下に座り込んで剪定してくれました。
また今年も、春になり、冬の厳しい寒さに耐えてくれました。
木々の枝にも若葉が繁り、大きく育ち、初夏のあたたかい風を受けて緑色も濃くなりました。
先日、妻アンの指示で、カエデの枝葉が伸びすぎたので、風通しが良くなるようにと
枝払いさせられました(^^)/
バラにも、どんどん新葉が出てきます。
今年も、きっと「いつもと同じ場所で、いつもと同じ花が咲いてくれるはず」・・・
年年歳歳・・・
ここで、一つの言葉を思い浮かべました。
「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」
毎年毎年、花は変わることなく咲いてくれます。
自然は変わらず毎年同じ繰り返しのなかにありますが、
その花を見る人は毎年同じではありません💦
人の世は変わりやすいということをいっているのでしょうか。
かつて、福寿草を送ってくれた私の母親は特養のお世話に・・・
オンコを剪定してくれた妻の父親は、グループホームで暮らしています。
元気だった私たちの両親も、年々衰えてきています😢
親たちが、人生のまさに「終盤」に差し掛かかり、
私たちも「いつか来る日の覚悟」を持って見守っています。
のどかな春の陽ざしを浴びながら、今年も変わらぬ花を咲かせてくれるよう
草木の手入れをしながら、ふと思いを馳せました(^^)