匂う？臭わない？

夫のマシュウです。

ニオイに敏感な妻。

一方、ニオイに鈍感な私。

妻は、好きなニオイ、嫌いなニオイには極端に反応します。

一方、私はというと、ニオイの違いは分かるのですが好きなニオイと嫌いなニオイの許容範囲のストライクゾーンが広いんです。

なので、妻はイヤなニオイの代表のタバコの煙には敏感に反応します。

札幌時代

マンションのバルコニーの窓を開けると、まずはタバコの臭いがないかを確認。

いつの間にか漂ってくる臭いには「あ！きた！」と即座に窓を閉めるほどの素早さ！

私もつられて、タバコの臭いには敏感に反応するようになり、

反射的に窓もすぐに閉められるようになりました。

移住後、ある時、久しぶりに涼しくなったので、外の空気を吸いたい！

バルコニーの窓から入る涼しい風。

ですが、しばらくすると、その風に乗ってクサい臭いが漂ってくると言うのです。

 

この臭いは？

タバコ？

どっかでタバコ吸ってない？

これはタバコなのかな？ちょっと甘っぽいけど・・・

閉めよう閉めよう！あわててバルコニーの窓を閉めます。

 

そうか！

秋になると、涼しい空気を感じたくてバルコニーの窓も開けられるので、

タバコの臭いで秋を感じる？そんなばかな？

 

タバコの臭いは年がら年中の行事？ですが、

その季節特有のニオイもあるようです。

本州移住で初の体験となる、この夏も暑くて汗をどっぷりとかきました。

買い物などで外出先から帰ってくると、もう全身、汗びっしょりで上から下まで着ているものすべての着替えが必要です。

ただでさえ汗っかきの私の下着が臭いんです。

これにニオイに敏感な妻が反応！

私「まだ着れるよ！」

ファブリーズをして乾かそうとしている私を制して、

妻「汗臭いよ！」ヽ(`Д´)ﾉﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

すぐに洗濯機に放り込んでしまいます。

これも、夏特有のニオイかもしれません。

え？加齢臭じゃないかって？

ま、夏のニオイということにして・・・(^^;)

先日のこと

近所のスーパーに買い物に行くため妻と二人で緑道を歩いていると、

妻が何かを発見したように大きな声を上げます。

「あ！キンモクセイだ！」

私「キンモクセイ？」

妻「キンモクセイの匂いがするんだけど・・・」

あたりを探していますが、肝心のキンモクセイは見つけられません。

どこからかキンモクセイの香りが風に乗って流れてきたのでしょうか。

キンモクセイといえば

以前、妻と一緒に旅行した先で訪れた小金井市の『江戸東京たてもの園』

そこの旧光華殿という建物の前にあった、とっても大きなキンモクセイが２本！

シンボルツリーとして花を咲かせていたのが存在感たっぷりで

印象的だったのを思い出します。

そこまでではないものの、この緑道沿いのどこかにあるはず。

目を凝らして探そうとしますが、見つかりません。

ニオイだけが漂ってくるのです。

幻のキンモクセイ？

別の日も

緑道を歩いていると妻が叫びます。

「匂う！匂う！近くにあるはず！」

「え？どこ？どこ？」

「匂わないけど？」

妻「分からないの？」「鈍感！」

「どんな匂い？おかしいなー」と、目を向けた先の歩道橋の下に見つけました！

あれじゃない？

キンモクセイでしょ！

どうだ！オレが見つけたよ！

妻「だけど匂いは？」

私「忘れたよー！」

妻「あちゃー！」

ある日

マンションの共用通路を歩いていると、サンマを焼く匂いが漂ってきます。

キッチンのガスレンジは排気口が共用通路側に出るようになってます。

これはまさに秋の匂い！

あー食べたい！

スーパーの鮮魚売り場にも並んでますが、

１匹１９０円程度からようやく１５０円台になったところ。

だけど、魚体がイマイチ小さいんですよ！

もう少し大きくならないか？

そして値段も、もうちょっと安くして！

こうして、早く秋を感じたくて？秋のニオイを探している私であります！(笑)