夫のマシュウです。
ようやく秋本番!
暑い夏の間は極力長時間の外出や旅行は控えてきたわが家。
冬眠ならぬ夏眠?という言葉があればそれを使いたいくらい・・・
旅行好きのわれらが眠ったふりをして?やり過ごしてきました。
ですが
最低気温が10℃台になり最高気温も20℃そこそこのこの頃。
ときあたかも、日帰りバスツアーの案内をみつけました。
北関東は茨城県の
「にほんの里100選にも選ばれた石岡の八郷(やさと)をめぐる里山と恵みの食旅」です。
秋のツアーといえば紅葉と秋の味覚でしょう。
しかしまだ紅葉を愛でるにはちと早そう?
秋の味覚といっても、妻はバラ科果物のアレルギーでナシやリンゴはダメ。
今回のツアーは、カキ狩りが楽しめるとありカキなら大丈夫だもん!と大喜び!😊
地元のクラフトウイスキー蒸留所の見学では
なんと!ウイスキーの試飲もあるようです。ウヒッ!(笑)
これは私の出番だぞー!
妻は飲めないので、妻の分は私が・・・と思ったのですが、
飲めない人にはオリジナルグラスがいただけるようです。
お昼は古民家カフェでのランチだそうで即決して、ツアーに申し込みました。
当日
朝はまずまずの?曇り空・・・どうか雨降らないで~と念じ集合場所へ!
このツアーは少々マニアックな感じですが、
我らのような移住者にとって「関東地方を知るいいきっかけ」となっています。
最初に訪れたのが「石岡市八郷(やさと)の果樹園」
ここでは生まれて初めてのカキ狩りを楽しみます。
富有柿をはじめとする品種の多さにびっくり!
枝がしなるほど、たわわに実っています!
果物ナイフとバケツを渡され、いざカキ狩りスタート!

この日が、カキ狩りの営業初日だったので、まだ少し早いようでしたが甘味はバッチリ!
意気込んでいたのに3,4個も食べるとおなか一杯です💦
いや~なかなか食べられないものですね~。
次は創業200年以上の歴史を持つ老舗酒造の「木内酒造」へ
クラフトウイスキーの蒸留所を見学です!楽しみだな~!😊
大きなスチールポットでの蒸留過程や樽での保存までの工程を
職員の方に解説していただきながら見学しました。

ここでは、元公民館だった建物をリノベーションして、
「日の丸ウイスキー」というブランドのウイスキーを作っています。
ポットスチルやコラムスチルで蒸留する過程を見学

世界中のメーカーから買い付けたという使用済みの樽に、
新しいウイスキーを仕込んで熟成しています。

試飲タイム
3種類のウイスキーをいただきました。
飲めない人にはこの日はリンゴジュースとグラスをプレゼントしていただきました。

昼間からすっかり上機嫌になった私は売店で
「立派な木箱に入った一万円のウイスキーが欲しい~!」とせがみましたが
「ダメ!」と一喝!
妻が私の袖をグイっと引っ張りました(;´д`)トホホ
だけど、こちらを買ってくれましたよ!\(^o^)/

ラッピングされてる梅酒と缶ビールは息子夫婦へのお土産♪
傍らの梅酒は妻が自分へのご褒美?だそうです(なんのご褒美なのかな?)

帰宅後早速、乾杯~!\(^o^)/

買い物休憩で立ち寄った「茨城フラワーパーク」
ここはバラ園が有名だというので、ホントは春バラを見に行きたかったのですが
交通の便が良くなく諦めていた場所でした。
思いがけず訪れる機会を得てバラ好きの妻のテンションがマックス⤴
直売所での買い物もそこそこにして入場しました。

秋バラも、なかなか立派に咲いています。





今度は春バラの季節に来てみたいものです!
ランチタイムは?
古民家カフェ「岡野ファーム」で地元の旬の食材を使用したメニューを楽しみます。
昭和初期の古民家を改装した店内は、柱や梁などに木のぬくもりと歴史が感じられる造り!
私の田舎の親せきの家にでも来たようなタイムスリップした感覚になりました。
オーナーの栗原良子さんの実家を改装して2021年に開業したといいます。
当初は苦戦したようですが、
テレビの「人生の楽園」で紹介されて大ブレイク! 今に至る大人気店です。


薪ストーブがあったかい・・・居心地がいいです!

地元野菜を使った9種の季節の前菜はとっても美味しかったです👏

お肉の苦手な妻は、マグロのガーリックソテー。これがもう絶品!👏
私もちょびっとおすそ分けしてもらいました!

私は地元の瑞穂のイモ豚生姜焼き!美味しかったです👏

締めのスイーツはきな粉の自家製ジェラート!これまた絶品!皆さんうなっていました😊

食後のドリンクはコーヒーか紅茶を選択。私はコーヒー!
取っ手がネコちゃんのかわいらしい笠間焼の器でいただきました👏

ランチタイムは20食限定だとか・・・皆さん思い思いの時間を過ごしているよう。

お庭を眺めているとなんとも心が癒されます。少し雨が降っていますがそれもまた良し!👏

すっかり秋のたたずまいを見せる里山の自然に触れてリフレッシュ出来ました!
締めくくりは「駒村清明堂」
杉の葉100%のお線香作りの工房「駒村清明堂」さんは明治40(1907)年創業の老舗
当時から引き継がれてきた伝統と技法を守りながら、
「山から切り出した杉の葉を水車でじっくりと時間をかけて粉にして線香を作る」工房です。
今も現役の水車が動力として回っていました。

水車小屋の中では歯車が回転してじっくりと時間をかけて杉の葉をすりつぶしています。

売店で、いろんな線香の特徴を説明してくれる五代目の駒村さん

しかし、残念なことに今ではここ一軒になってしまったとか。
跡継ぎもいらっしゃらないそうで現在の5代目さんでおしまいだとか・・・
わが家もひと箱買わせていただきました。

帰ってから、さっそく、ほのかなローズの香りに癒されてます。
こうして
都心からは少し離れていますが「北関東の豊かな里山の恵み」に触れるいい旅でした。
ちなみに、
タレントの渡辺直美さんが今回訪ねた茨城の石岡市出身だということを初めて知り、
親近感を持ったわれらであります😊
