写真立てか動画か？

夫のマシュウです。

旅行好きな私たち夫婦は、旅先の景色や建物を背景に「スナップ写真」を撮って

記録しておくのが好きです。

特にカメラ小僧でもないし、写真が趣味というわけでもありませんが、

最近はスマホのカメラ機能が便利で、気軽にシャッターを押して楽しんでます♪

写真は？

そのときの「記録媒体」でもあるし

「思い出」としての「記憶媒体」でもあります。

昔のカメラはフィルムでしたので、印画紙の写真で保存し、

ほとんどは「アルバム」に収められることになります。

そのアルバムはというと・・・

押し入れの段ボール箱に収まったままで、めったに開くことがなくなってしまいました。

最近では、デジタルカメラになってから

データは記憶媒体のＳＤかＨＤＤに保存して、再生もテレビ画面を通して、

という具合になってしまいました。

ところで・・・

欧米の映画やドラマなどでは、会社の執務室にも家族など親しい人の「写真立て」が

ズラリと並んでいる場面がよく映ります。

そんな光景は、欧米の文化だからと、さもありなん？

ですが、同じアジアでも、

韓国ドラマを見ていても、リビングなどに「家族の写真」が飾られている場面を目撃します。そうそう、会社のデスクの上にもね！

欧米か！？

そんな場面を見て、ちょっとうらやましいような、でもうっとうしいような・・・

というのも・・・

私が生まれ育った北海道の片田舎の環境では、

写真立てに入れて飾る？という文化はありませんでした。

飾るというよりは、アルバムに入れて保存しておいて、

たま～に引っ張り出しては、当時を懐かしむという使い方をしていたように思います。

結婚してからは・・・

新婚旅行で行った先々で「妻のスナップ写真」を撮っていましたし、

四六判に引き伸ばして飾っていたこともあります(^^)/

ほんの一時期ですが、夫婦二人の写真を飾っていたことがあります。

そんなわが家にも、子供が生まれると、私もいつの間にかカメラ小僧！

成長記録のように、しょっちゅうカメラのシャッターを切っていたように記憶しています。

そうなると、主に「子供中心のスナップ写真」が飾られるようになります。

写真には・・・

シャッターを押したときの「記憶」が残っているものです。

マンションに移住した現在では、電話台の上に、会社帰りの背広を着た、まだうら若き私と

子供を抱く新米ママの妻アンとの「スリーショットの写真立て」が置かれています。

私は、毎朝のルーティンの掃除で、電話台をきれいにするたび、

このときの気持ちに立ち返る気分になります(^^)/

初心忘るべからず？でしょうか(笑)

その他にも・・・

東京で就職した子供が休暇を取って帰省したときに、帰る日の別れ際に撮った、

妻と子供のツーショットの写真立ても並べられています。

そして、子供が結婚したときの「フォトウェディングの写真立て」も大切に飾られてます。

わが家に可愛いメンバーが一人増え、

私は、毎朝、この写真立ての回りもきれいに掃除をして、仲良きことを願ってます💑

ところで・・・

願うといえば、

妻は毎朝、他界した妻の祖母、両方の父親の遺影のスナップ写真立てに手を合わせています。

お祈りしながら「写真を撮った頃のエピソード」も一緒にまぶたに浮かんでいることでしょう。

さて、世の中は？

Ｉｎｓｔａｇｒａｍ（インスタグラム）やＴｉｋＴｏｋ（ティックトック）の時代？だそうです。

これからは、写真立てに入れて飾るというより、

「動画」を観て懐かしむことになるのでしょうか。

そういえば、かれこれ１０年以上も前のこと。

子供が私の田舎に夏休みに帰省して、私たち夫婦と、

元気だったころの父母（子供にとっての祖父母）が夕食の団らんでくつろぐ様子を、

「スマホの動画に記録」していました。

最近、子供が帰省したときなど、

酒を酌み交わしていて、両親の話題が上ると、いまだにそのときの動画を再生！

そこに映る両親が笑いながらお酒を飲む姿を見たり、

夏の夜、家の玄関先で線香花火に興じる両親の姿を見ては、

「笑いと懐かしさ」がこみ上げてきます(^^)/

動画もいいものですね！

そういえば

先日、１００均に寄ったとき、妻が写真立てを選んでいました。

ところで、わが家には、妻と子供との写真はあるけど、

妻と私のツーショット写真立てがないんでないかい？　なぜ？

今度、妻に聞いてみようと思います(^^)/