夫のマシュウです。
首都圏への移住にむけて、
移住先も決まらないのに今から身軽になって行こうということで、
不要品の処分が着々と進んでいます。
次の住環境はというと、いろんな物件情報を調べた結果、
今住んでいるところよりも狭くなってしまうのは避けられないよう。
妻は、これまで何度もリユースショップのセカンドストリートに通って
売れそうなモノは売ってしまったようで、次は、捨てることに関心が移ります。
もっと身軽にならないと、新居にモノを持って行っても収納スペースがないからねと、
何でもかんでも捨てる妻。
キッチンを見回して、食器類もこれまでの思い出と未練を断ち切り、
ここにきてから2年以上も使ってないような食器はこれからも使わないからと、
潔く捨てることにします。
妻が大事にしていた食器も捨てるのですから、私もせかされます。
妻「パパはどうするの?」
「執務室の本もそんなに持って行けないよ」
そんな号令の下、
私の本も未練を残しつつも売ることにしたものや
資源回収で捨てるものなどをようやく整理して、
60cm幅の本棚2本を大型ゴミとして出せる目途がつきました。
妻の関心は、まだ他に大型ゴミで出すものがないかに移ってます。
和室を見渡し、
妻「押し入れの上の棚にしまっているのは何だったっけ?」
私「カーペット2枚と扇風機2台を置いてあるけど・・・」
妻「冷風扇は使わないから捨てちゃおう!」
このマンションに引っ越してくる直前に、
夏場は暑くてよく眠られないという私たちの声を聞いて、
子供が冷風扇を贈ってくれていました。
ですが、駆動音がうるさくて、真夜中でもとても熟睡できたものではありません。
すぐに使うのをあきらめて、納戸の奥にしまい込んでいたものです。
2年ほど前に、今のマンションに移住する際も、買い取り専門店に打診してみたのですが、
冷風扇は人気がなくて売れないということで、買い取ってもらえなかったシロモノ?です。
なので、引っ越しのとき以来2年以上も段ボール箱に梱包したまま眠っていたものです。
そんな子供から贈られた冷風扇も捨てることにします。
本来、子供からの贈りものというのはなかなか捨てがたいものですが
「使ってないモノはいらないモノ」と妻は割り切ることにしたのです。
そんな妻が、家の固定電話(家電)の取扱説明書を開いてます。
妻「ちょっと操作の仕方を教えて欲しいんだけど・・・」
「家電の留守電機能で、録音容量がいっぱいになっちゃったので消したいんだけど・・・」
わが家の家電の留守録機能が12分でいっぱいになってしまって、
新規の録音ができなくなっていました。
妻「この際、録音済みの音声は全部消してしまいたいんだけど」
留守電に残している音声はというと、思い当たるのは、
「妻の叔母」からかかってきた録音だけが残っているはず。
というのも、私たちが、買い物や旅行で不在中にかけられてきていた電話でした。
叔母が入院していた病院の公衆電話から、妻が贈ったものが届いたときや
孫っ娘の写真を送ってそのお礼の電話でしたが、
あいにく留守だったのでメッセージに残した音声が主でした。
妻にとっては聴きたいような聴きたくないような・・・
残しておきたいような残したくないような・・・
私「自分の気持ちが納得するまで残しておいたら?」
妻「いや、もういいの」
「〇〇ちゃん(叔母)の声は覚えているから・・・」
妻から説明書を渡された私も、
留守録音の消去の仕方はにわかに分かりかねます。
取扱説明書と首っ引きで「メッセージ消去」はどのボタンを押して、次のボタンはどれ?
何度か失敗しながら、操作すると
<消去しました>の文字が電話機のディスプレイにメッセージが表示されます。
妻「これで、○○ちゃん(叔母)の声が全部消えちゃった」
こうして、使わなくなったかたちのあるモノばかりでなく、
音声のデジタルデータも消してしまうという妻の思い切りの良さ。
叔母の思い出の声が全部なくなってしまいました。
これからは「記憶のなかで生き続ける」ことになるのでしょうか。
コメント
こんにちは ジェリーです。
若き日 青雲の志を抱きひとり出郷したときの荷物は僅かなものでした・・。
覚えてますカバン1つ、ブリキの衣装箱1箱、布団袋1包..そんなものでした。
あんなに少ない物でシンプルに生きていたのに いつの間にか物心ともに沢山のモノモノに溢れ返ってしまいました。目の前にあるこれってホントに必要な物なのでしょうか? それが無くても別に不自由なく生きて行けるのではないか・・ふと疑問に思います。
また沢山の”思い出”が芯まで染み込んでしまっているモノは手放し難くなるのも人情です。でもやっぱり過去の思い出に強く現在を縛られてしまう生き方も如何なものでしょうか? 良きにつけ悪しきにつけあまりに過去に引っ張られる生活もその人の未来展望を狭めてしまうように思います。
あぁもう..自分たちのモノだけでなく、「子」や「亡き両親」「ご先祖様」関係の残ってるモノまでもいよいよ整理して行かねば・・大変面倒です、ほったらかして置きたい。
でも頑張ろっと!ジェリーでした。
ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
生まれたときは身体ひとつだったのに、
生きてるうちにいろんなものが増えていっても、
死ぬときは何もなくして消えてしまうということでしょうか。
もので遺すのでなく思い出に遺すっていうと哲学的でしょうか。
ジェリーさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
今回、おそらく人生最後の引っ越しになると思い、
かなり思い切った片づけを実行しています。
過去の思い出は本当にかけがえのない大切なものでありますが
気持ちを整理しつつ処分・・・
振り返ることはしないよう自分に言い聞かせてます。
将来、子供家族に親の荷物の片付けで困らせることがないように!
これが私のスローガンかな~(^^)/
こんにちは(^▽^)/
ほんとに使ってない物は要らない物として
処分しなくては無くなりませんね。
色々な物を見るたびにその時の思い出が蘇ってきます。
それは心の中にしまっておいてどんどん断捨離をしようと思います。
昨年の夏ごろから終活を始めたのですが
燃えるゴミに出せるものは週2回で頑張っています。
当市は2か月に1回粗大ごみとして
大型ごみ(ダンス・ソファー・テーブル等々)を申し込みをして
取りに来てくれます。
全て無料ですが1回に出す量が5個までとなっています。
なのでなかなか減りません(苦笑)
リサイクルショップに持って行けるものはそうしようと思っています。
沙羅さん、コメントありがとうございます。マシュウです。
ホント、普段の生活の中ではいざ捨てるとなるとなかなか踏ん切りがつかないものです。
わが家の場合、こういう引っ越しという生活の変化のときに
背中を押されるように一気にやってしまうしかなさそうです。
沙羅さん、こんにちは。アンです(*^-^*)
粗大ごみ、個数制限はあるものの、無料というのは嬉しいですね!
わが家は先日、子供の学習机900円、イス200円、本棚500円、出しました(^_^;)
あらかじめセンターへ連絡してシールをスーパーなどで購入。
マンション敷地内の大型ゴミ集積所へ運びました。
処分するにもお金がかかりますよね(;´д`)トホホ