夫のマシュウです。
札幌から移住してはや3カ月になろうとしています。
当地に来た時は春から夏へ移り変わりの頃でした。
わがマンションの周りは・・・
植栽が施されていて緑に囲まれて、
近くのスーパーに出かけるときなどの道すがらも緑道があり緑の多いところです。
陽ざしの強いときなどはこの緑陰に直射日光がさえぎられて、
少しは歩きやすくなっているような気がします(^^;)
札幌時代に比べて、緑に囲まれているところを歩くことが多くなったせいか、
これまでは耳をそばだてたことなどなかった
「虫や鳥の鳴き声」が気になるようになりました。
札幌のマンションではカラスの鳴き声が聞こえるくらいでしたから。
緑まだ若い頃のこと
買い物に行く道すがら、高い木の上からホーホ・ケキョ!・・・ホーホ・ケキョ!
恐らくは若い?うぐいすの鳴き声でしょうか。
妻と歩きながら「まだヘタクソだなぁ!頼りない鳴き声だねー」
「まだ習いたてかな?頑張れー!」
人間の子供であれば新入生でしょうかね?
それとも社会人なりたて?で大人の仲間入りを目指している?
毎日、買い物に出かけるとき耳にする鳴き声から、
きっとこの森を根城にしているうぐいすでしょうね。
それが、青葉が繁って緑濃い季節になってくると、
鳴き声も、聞きほれるほどに上達しています。
ホーー・ホケキョ!ケキョ!ケキョ!ケキョ!
ホーー・ホケキョ!ケキョ!ケキョ!ケキョ!
「おー、上手になってる!」「タメがイイねー!」
だんだん鳴き声が上手になっていく様子から、うぐいすの成長がうかがい知れるのです。
札幌ではこういう鳴き声は聞かなかったねー。
そのうち
気温も上がってきて蒸し暑くなります。
森から聞こえてくる声も、みーんみ―ん、みーんみ―ん♪
かまびすしい・・・とはこういうことを言うのでしょうか。
そのうち、じーじーじーじー♪
耳が痛くなるよう、いや、頭も痛くなってくるような感じです。
妻「セミって1週間の寿命なんだって・・・」
一生懸命に、今を生きてるんだなー。
道端にはセミの死がいが転がっています。
なかには踏まれてぺしゃんこのモノも・・・哀れを感じます。
夏休みに入ると
朝早くから虫取りネットを持った父子連れとおぼしき親子が
マンション近くの遊歩道の草木のなかを探っています。
昆虫採集でしょうか。
いつだったか、暑い日光が照りつける中、
駅前の広場を通るとき、木々の間から妙な鳴き声が聞こえるのです。
その木々にはスピーカーが括り付けられそれらをつなぐ配線が見えます。
もしかしてこれが、
夕方になると野鳥が集まってきてうるさいというので、それを避ける人工音声?
これも、移住してきた頃には聞かなかった鳴き声?
季節の移り変わりを知ることになりますね。
今は夏の盛りだけど
春を告げるウグイスの声が季節をつないでここまできてたんだ・・・と気づくのです。
今は、わが世の盛りとセミの声がうるさいくらいですが、
いつしかそれも消えて、今度聞こえてくるのはなんだろう?
そういえば
孫っ娘もテレビの幼児番組のキャラクターの動きに合わせて、
身体を動かしながら何かを叫んでいます(^^)
もう1歳と2か月。
そろそろ言葉を覚える頃です。
季節は毎年同じ繰り返しですが、
子供は年を重ねるほどにどんどん成長していきます。
その成長を見守る私たちも年を重ねて、
来年の夏も今年の夏と同じ景色を見ることができるのでしょうか。
この森に集う虫や鳥は毎年変わないようにかまびすしく聞こえますが、
『年年歳歳花相似たり、歳歳年年人は同じからず』
が、よくわかるような気がする今年の夏です。
コメント
いつも楽しく拝読しています。暑い日々が続きますがお体の調子はどうですか?アン姉さんは回復されましたか?日々いろいろなことに興味を持たれ過ごされているマシュウ兄さんとアン姉さんは我々夫婦の理想としています。先日2人の孫が帰省して宿泊しながら海に連れて行きました。子供の成長は早いですね。自分では気持ちは変わっていないと思っていますが、鏡を見ると年老いた自分の姿。残された人生をどう過ごしたらよいか日々考えています。あんなに好きだった旅行も今ではどうしても行きたいと思わなくなりなり、今は孫たちの成長を楽しみにしています。マシュウ兄さんのように日々の生活に楽しみを持つことが大事ですね。これからもブログ応援しています!
山ちゃんさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
処暑なのにまだまだ暑い日が続きますね。
私たち二人ともに熱が下がり回復しましたが、妻はまだ喉の不調を訴えてます。
コロナに罹って抵抗力が弱っていることを実感します。
早く涼しくなって旅行の季節がくるのを待ち遠しく楽しみにしてるんです(^^♪