夫のマシュウです。
昨年末から妻の体調不良が続いて病院にかかることになり、
新年を迎えても、お正月気分に浸ることもできないくらい、
妻の受診と検査が毎週のように続きました。
お腹の調子が悪く便秘が続くといって胃腸科にかかると、
処方された下剤の強さに逆に体力がそがれる始末💦
幸い便秘は解消したものの、次は大腸検査となりました。
大腸カメラによる検査そのものは大きなも苦労なく終わりましたが、
その日に至る食事制限と検査当日の2リットルもの下剤服用には辟易とします💦
妻いわく、
大腸カメラの何が辛いかって?聞かれたら、
この2リットルの下剤を2時間で飲み干すことだと言います。
年末から、わずかひと月の間にいろんな経験をしてきましたが、
実は、大腸がん検査と並行して、妻の身体にはもうひとつ「変調」が現われていました💦
ある夜中
妻がトイレに起きたとき「わー!大変だー!」寝ぼけまなこの私に告げます。
「おしっこに血が混じってる。どうしよう?」😭
その後も出血が止まらないようです。
これは女性泌尿器科だ。
翌朝
ネットの口コミで評判を見て、信頼できそうだということで、
バスで通える距離にある女性泌尿器科のクリニックにかかることにします。
土地勘もない初めての場所なので、もちろん私も付き添うことに!
異常のあるところの「細胞検査」をするといい当日は止血の軟膏を処方されただけ。
翌週には、細胞検査の「結果」が告げられるとのこと。
まんじりともせずに1週間を待つことになります💦
結果は?
「尿道カルンクル」だということで「ガンの疑いがある」と告げられました💦
目の前が真っ白になってしまって妻は「先生、私、どうなっちゃうんでしょうか?」😭
なのに先生からは、次回は「3カ月後」に来てほしいと言われます。
いや、いや、ガンが疑われるというのに3カ月も待たされるの?
妻は不安になって「その間にどうなっちゃうか心配なんですけど・・・」😭
先生からは「じゃあ、ひと月後に来るように」とあっさりと言われました。
うーん、なんだかな~?
帰宅しても、どうも不安が拭えません💦
本当にガンなんだろうか?と悩む妻😭
私「心配だったら、他の病院でも検査してもらったほうがいいんじゃない?」
それでも、なお決断ができずにいた妻ですが、
息子から「セカンドオピニオンの大切さ」を説かれると、
妻「パパ、私、違う病院で診てもらいたい」
早速
私がネットで家から通えそうな「総合病院」を調べると
女医さんが診てくれる泌尿器科があるということが分かりました。
そこは総合病院ということで、初診料が7000円もかかるといいますが、
ここはお金のことなんか言ってられません。
電話で予約して、症状を説明して、再度検査してもらいたいことを告げます。
さて、初診の日
先生「開業医で診てもらって、ガンの疑いがあるというのであれば、
本来ならば次々に検査をしなければならないんですよね」
この日は診察と尿検査!
「来週、超音波検査をしますね」
ということで、翌週、再度の尿検査とともに腹部エコー検査をすることになりました。
超音波を腹部にあてて、膀胱、尿管、腎臓などの臓器を調べる検査です。
その後、問診
先生の所見では「二回の尿検査でもがん細胞は出てないし、超音波検査でも
ガンの兆候は見られませんね」
えーーーーー!ホントですか?(@_@)
先生「これは加齢によるものなので心配ないですよ」
妻「今後、定期的な検査は必要ないですか?」
先生「そうですねー。心配であれば5月に予定を入れておきましょうか」
こうして、これまでの緊張感から解放されて、まずはひと安心!😭
検査のために朝ご飯も抜いていたので、急にお腹が空いてきた妻。
帰り際
病院併設のレストランで腹ごしらえです。
安心して食べるうどんの美味しいこと!
それにしても
不安な気持ちで過ごした「長い長ーい一カ月」でした😭
ようやく肩から重い荷物を降ろしたように軽くなった妻です。
ひとつの病院だけの診察で憂いてないで、
他の病院でもしっかり検査してもらったことが良かった!!!
私「今日はお祝いしよう!」
妻「パパったら、また、便乗?」
「だけど何度も付き添いしてくれて一緒に先生の話も聞いてくれたから、まっ、いいか」
「今日はお正月に飲もうと思っていた小樽ワインで乾杯だね!」
「パパ、ホントにありがとう!」(笑)
※追記
妻のアンです。
今回、セカンドオピニオンで大きな総合病院を受診したのが本当に良かったと
胸をなでおろしています。
最初に受診したクリニックでは「がんの疑いがありますね」と・・・
まさか?まさか?がん?もう頭の中はパニック!💦
その時、夫は待合室で待機していました。
「これは悪いことが起きた」と察知していたと思いますが
会計など済ませ、外へ出てから「がんらしいよ」と報告!
泣きたくなる気持ちを抑え、とにかく早く家へ帰りたかった😭
心配していた息子家族には帰宅後連絡。
お昼ご飯はほとんど喉を通りませんでした。食いしん坊なはずなのにね(笑)
この日から「死」をすごく意識した毎日を送りました。
夜中、目が覚めるとアレヤコレヤと考えてしまい眠ることが出来ません。
可愛い孫の顔が浮かんでは消え・・・(もっと一緒にいたかった)
何もできない夫のことが心配・・・(私が世話を焼き過ぎたものね。ごめんね)
息子は良い伴侶に恵まれしっかりと家庭を築いているから大丈夫・・・
(心配性な母さんだね)
私も父親のように(すい臓がん)ガリガリにやせ細って死んでいくのかな・・・怖い!
だけどここまでが私の寿命だったんだ・・・
そう考えると「仕方がない。いつか死ぬんだもの」
本当につらい日々でしたが、疑いが晴れて、
「今後の身の振り方」については真剣に考えなければと思っています。
コメント
いつも楽しく拝読しています。アン姉さん、がんでなくて本当に良かったですね!私もその立場だったら眠れないくらい死の事を考えると思います。がん患者の方々は日々どのように生活されているのか想像もつきません。健康が何よりですね。わが町には総合病院はないのでセカンドオピニオンの病院があるのはありがたいですね。どの病院の先生を信頼するか?ですかね。
山ちゃんさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
よもやがんとは思ってないので、びっくりですね!(^_^;)
思わず「ガンガンがんちゃん、がんがらガンガンガン~!」と
紛らわせたものの冷汗ものでしたよ(-_-;)
セカンドオピニオンは大事ですね。
山ちゃんさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
本当に落ち込みました。
主人が笑わせようとしますが顔で笑って心で泣く・・・そんな日々。
夜、なかなか寝付けず、いろんなことがグルグルと・・・
興奮して?頭は熱いのですが手足がすっごく冷たくなって・・・
悪いことばかり考えてしまう自分・・・
二人に一人ががんになる時代・・・ついに私もだわ~と・・・
セカンドオピニオンは勇気が要りましたが行って良かったです。
こんにちは。
タイトルの「がん」という文字を見てビックリしました(@_@)
体調がイマイチな日々をおくるのは大変です。
加齢と共に色々なところに違和感を感じるようになります。
やはりセカンドオピニオンは重要ですね。
何事も無くてほんとうに良かったです(^▽^)
最低でも年に一回の定期検診は必須ですね。
私も昨年は色々な定期検診を受けて今年に備えています(苦笑)
沙羅さん、コメントありがとうございます。マシュウです。
がんもそうですが、加齢とともに健康に不安を感じるようになりましたね。
身体のどこかにいつガタがきてもおかしくないようです。
定期健康診断にもいかなくてはと思いつつ、腰が重くなってます(^^;)
沙羅さん、こんにちは。アンです(*^-^*)
昨年12月より病院巡り?が多くなりました。
今回(お恥ずかしい所にできた)デキモノ?は加齢が原因とのこと。
ほとんどが良性ですがまれに悪性腫瘍と診断されることがあるそうです。
その「まれ」が私???うわーーーー!
この先どうなってしまうんだろう?
ガックリ落ち込みましたが夫と息子にセカンドオピニオンを勧められ
もしその病院でもがんだと言われたらしっかり受け止めて
手術でもなんでもしよう!と決めました。
結果はがんではありませんでしたが、この先、同様な事が起きるんだと覚悟しました。
沙羅さんも定期健診など積極的に受けられているんですね。
私も見習いますね!!!
良かったですね、癌かもって言って3ヶ月先、考えられないですね、セカンドオピニオンで調べてもらって良かったですね、私も体の事は特に神経質なります、でも異常なくて
やれやれですね、孫ちゃんも此れから段々可愛くなって
色々楽しませてもらって、バアバアもジイジ体に
気を付けて頑張りましょうね。
アガパンサスさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
セカンドオピニオンは大事ですね。
最初の病院の先生の診断に落ち込んでいましたからなおさらです。
結果はどうであれ納得できるかどうかが大事ですね。
ようやく安心して孫っ娘の相手ができそうです。
アガパンサスさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
結果オーライが何よりうれしかったです!
一時はどうしようと思いました。
でもよく考えてみると長い遠距離恋愛を経て夫と結婚。
子供にも恵まれ、そして何より可愛い可愛い孫も出来ました。
私は幼い頃、両親が離婚しその後(オソロシイ)継母がやってきて
父親のいないところでイジメ?いえ虐待を受けていました(今、生きてるのが不思議です)
でも、夫との出会いが人生を変えてくれました。
だから私の人生、まんざらではなかったんです。幸せな人生です!
セカンドオピニオンの医師からもしも「がん」ですと言われても
ちゃんと寿命を全うしようと決心して受診しました。
これから加齢とともにがんの宣告を受けることもあるでしょう。
だけど「なるようにしかならないわ~」と心に決めて
アガパンサスさんのおっしゃるようにまだまだ人生を楽しみたいと思ってます!