さて、母親の葬儀はどうする?仕切り直しだ!

夫のマシュウです。

私の弟が亡くなったとの一報を聞いて、間もなく葬儀日程の連絡がきました。

翌日に偲ぶ会、翌々日がお別れ会です。

とるものもとりあえず

札幌の弟の家の近くにある斎場に駆けつけました。

そこで奥さんとその家族に迎えられ、祭壇に飾られた遺影と

棺に静かに横たわる弟の姿を目にして初めて現実だと実感・・・

葬儀は「家族葬」で行うといいます。

仏教や神道といった特定の宗教で執り行わないで、「自由葬」で「お別れ会」として開催。

なので、祭壇もごく簡素にまとまっています。

知らされている人もごくわずかで、三々五々、参拝に来ていただいて

遺影に手を合わせて引き取っていただきます。

夜になり

弟家族と夕食を共にして、在りし日のことなどを語り合いました。

弟家族は斎場に泊まるとのことで、親子水入らずを気遣って、

私たちは近くのホテルに泊まることに・・・

そこで妻としみじみ・・・弟の葬儀が「無宗教の家族葬」だったことに安堵。

もしも弟に何ごともなく元気で、私とこれから控えている母親の葬儀の相談をした場合のことを想像します。

基本的には父親の葬儀のときと同じ方式を執ることになったはずです。

母親から頼まれた「神道」で行うことになっていました。

そもそも、神道で執り行うのは仏教だと戒名などで費用が掛かるけど

神道の方が安いという理由だけです。

特に宗教にこだわりがあるわけではなかったのです。

とにかく「無駄」なお金は掛けたくない・・・が母親の気持ち。

しかも母親の貯えも多くはありません。

弟が亡くなり・・・

相談する人もいなくなりましたので、

まずは費用を抑え神道ではなく「無宗教」で執り行ってもいいんじゃないだろうか?

そして、弟が生前、自分にもしものことがあったときの遠くに住む親戚への連絡については、私に一存することも家族に伝えていたといいます。

わざわざ親戚に知らせて迷惑を掛けたくないという思いがあったのでしょう。

ならば、母親の葬儀の連絡もごく限られた範囲に絞ったとしても、弟は理解してくれるはず。

こうして、

弟の葬儀から母親の葬儀のことも考え直すことに気持ちを切り替えることにしました。

ここで思い出したのが

「妻の父親(私の義父)」の葬儀です。

5年前に執り行われた葬儀はやはり無宗教のお別れ会でした。

祭壇は小さいながらも、四季の山々をイメージしたものをしつらえました。

セレモニーなどは何も行わなかったのですが、わが家と義父の家族だけが集まり、

義父が好きだったという中島みゆきの曲をBGMで流してもらって、

「会食」の内容だけはぜいたくに・・・故人の生前を回顧して語り合い。

宗教の助けはなくても、みんなで心を込めて送りました。

私の母親の葬儀も同じように家族葬にしようか?

そうすると、遠くから駆け付ける私たちの負担もずいぶん軽くなりそうです。

なのでこれから、

もう一度、葬儀互助会のプランを見直して、作戦を練り直さなくては!!

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コメント

  1. 山ちゃん より:

    いつも楽しく拝読しています。葬儀の仕方は残された家族が考えることですが、私は家族葬と考えています。住んでいる所が田舎なので参列者が多い一般葬が多いですが、最近は負担の少ない家族葬がかなり増えてきています。先日ほとんど顔を合わせない親族の伯母の葬儀に行きましたが、何か腑に落ちない感じでした。結婚式も葬儀も本人や家族の事と考えると納得します。これからは簡素化が進むでしょうね。
    PS:私の両親はボケていますがまだ健在ですが、葬儀の後の処理(相続を含め)は大変と聞きました。いつかその流れをブログで取り上げていただけると参考になります。これから関東は暑い日が続きますが、どうぞご健康に十分にお気をつけてください。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      山ちゃんさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      葬儀というのは結局、残された家族のものなんですよね。
      歳をとるほどにお付き合いの範囲も狭くなってるし、
      家族の考えが大事なんでしょうね。
      両親がいなくなってしまうと相続や実家じまいもいよいよ現実になってきますね。
      さてどうしようか、悩みどころです(^^;)
      山ちゃんさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
      私たちも親の葬儀を取り仕切る立場となりましたね。
      そして自分たちのことも真剣に考えて子供に伝えなくてはと・・・
      まだまだと思っていても「その日」は突然にやってくるかもしれませんしね。
      私のエンディングノートも北海道時代に書いた項目がほとんどで
      こちらへ来てまた書き直さなくちゃと思っているところです。
      出来たら大学病院に献体したいと思っているんですよ。
      人生最期、少しでも医学のためにお役に立てたら本望なんですが。
      これから夫と検討を重ねていこうと目論んでいますよ(#^.^#)