夫のマシュウです。
ここ札幌でも、ひと雨ごとに秋が深まり、近くの公園のイチョウも黄色く色づいてきました。
朝晩、そろそろ暖房入れようか?いや、まだまだ大丈夫と、
気持ちのせめぎあいが続くこの頃、妻はクローゼットの衣装箱を引っ張り出して、
秋冬物への衣替えに取り組んでいます。
ふと思い起こすのは・・・
「空き家」になっている私の田舎の実家のことです(^^;)
夏に帰省した時は、冬を越したままの状態だったし、
一年中、ほったらかしにしてきたことの「後ろめたさ」を感じるものの、
そのままで冬を越してもらおうとも思っています(^^;)
母親は・・・
先日、何とか無事に退院して施設生活に戻ることが出来、
この間、髪の毛をカットしてもらった様子です。
その「請求書」が我が家へ送られて来ました。
「おー!元気でやってるんだなー」と安心しつつも、
母親の元気なことをイイコトにして、ちょっとご無沙汰してた私。
一方、妻アンは絵葉書を送ったりしていました(アリガトネ)(^^)/
そんな折・・・
母親がお世話になっている特別養護老人ホーム(特養)の職員さんから、
私のスマホに着信がありました。
私「何かありましたか?」(焦る)
職員「お母さんが電話したいというので、代わりますね」
電話口の向こうで、受話器を受け取ろうとする母親の声が聞こえます。
<誰が出てるの?〇〇(私の名前)ちゃん?△△(妻の名前)ちゃん?>
職員さんが、
<〇〇ちゃんですよ>
<○○ちゃんなの?>
電話口で、
私「母さんかい?〇〇ちゃんだよ!」(笑)
母親「あら?〇〇ちゃん!」(笑)
ご機嫌がいいようで、ふざけてしゃべってるのがわかります(よかった!元気そう!)
私「どう?元気になった?」
母親「何度も入院してもうイヤになっちゃうよねー!だけどもう元気だよ!」
「それより、ちょっと頼みたいことあるんだけど」
私「何なの?」
母親「寒くなってきたから、家から毛布を持ってきたいんだけど・・・」
私「毛布が欲しいの?だけど、今すぐには家に取りには行けないよ」
母親「そうだよねー。私が行ければいいんだけど・・・」
私「ちょっと待ってね。札幌の母さん(妻アン)に代わるから」
何だか話が長くなりそうなので、妻に話の続きを聞いてもらいます(ズルい息子)
妻「あ!おばあちゃん元気になったの?」
「お部屋寒い?新しい施設だから暖かいと思っていたけど」
母親「寝てると肩のあたりが寒いんだよね。部屋の中はあったかいけど」
妻「前に、おばあちゃんが送ってくれた丹前毛布なら温かいから送ってあげようか?」
「新品のままあるよ」
母親「うーん。でもさー、電気毛布がいいんだよねー」
妻におねだりしています(^^)/
職員さんから・・・
新しくなった施設の部屋は、昔の施設より暖かくなっているけど、
入所者さんによっては寒がる場合があるので、
「毛布の電熱強度の調整」は施設で管理するから送ってもイイと了解を得ました(^^)
妻「じゃあ、こちらで買って送るから待っててねー」
何年も施設のベッドで暮らしていて、寒さを感じるのはなぜ?身体の変化なのだろうか?
こうして・・・
すぐに「電気毛布」をネット注文!送る手配をします!
2,3日で着くことでしょう。
こうして母親の要望を聞いて、ひと安心した私です(^^)/
妻「ちょうど送る予定だった秋物の衣類も送ってあげようね」
せっせ、せっせと、衣類の他にも好物のお菓子も詰め合わせて荷造りする妻アン。
そう、手紙も書いた様子です(息子の私は書いたことないのです)(^^)/
と、ここで!
母親から電話がきた頃は、ちょうどテレビドラマの「水戸黄門」の再放送の時間でした。
欠かさず見ていると言ってたはずなのに、電話してくるなんてどうしてなの?
妻もその辺を母親に聞いていたようです。
妻「おばあちゃん、いつもなら水戸黄門を見てる時間じゃないの?」
母親「うん。見てる途中だったんだけど
職員の〇△さんが、ちょうど来てくれたもんだから電話貸してもらったの」
妻「そうだったんだ~。元気で何よりだよ~。電気毛布、楽しみにね~」
こうして、突然、電話がかかってきたことに驚きましたが
安堵を得ることができた、ある日の夕方のできごとでした(^^)/