親の介護で実家に帰る「交通費」は、親に負担してもらうことに!

夫のマシュウです。

遠くの田舎で暮らす親の見舞いや、病院・施設との介護の打ち合わせなどで、

月に1度は帰省しなくてはならないのですが、これが結構「負担」なんです。

年が年ですから、体力的にも長時間の移動は疲れるのですが、

交通費の経済的な負担の方が重くのしかかってくるんです。

いわゆる「遠距離介護」の大きな問題の一つだと思います。

それが、両親を心配しつつ、見舞いたい気持ちをセーブさせるんです。

この「交通費」を誰が負担するかという問題があります。

親孝行は自費?

両親が元気なころは、年に2回程度、安否確認をかねて帰省するくらいでした。

その当時の交通費はもちろん自費でした。

現役時代は、給料の範囲ですべてを賄っていましたので、さほど帰省の交通費を気にしたことはありませんでした。

が、退職して、年金生活の身には、この交通費が結構こたえるのです。

北海道の田舎なのでJRとバスを使って行きます。

田舎路線なので本数が少ないうえに、運賃がバカ高いのです。

それも私と妻の2人分です(>_<)

当然、今年に入って、両親ともに入院する事態になって、いろんな手続き等で

何度も行き来しなければならず、それが重なると、家計にも影響し始めてきました。

親孝行だと思いつつ、親孝行が「重荷」になるのも確かでした(>_<)

交通費は必要経費?

ですから、思い切って割り切って、親の必要な手続きのために使うんだと思うようにして、

交通費を「親の財布」から出してもらうことにしました。

なんだ!親の看病なのに!不謹慎だ!と怒られるかもしれません。

親子間のことをお金で解決するのか!とおしかりを受けるかもしれません。

でも、親の病気入院に伴って、事務手続きや親の身の回りの事を行うための交通費も必要経費だ、と考えたらどうでしょう?

以前に帰省した際、両親に切り出してみました。

私「交通費だけど・・・、通帳から払ってもいいかなぁ?・・・」

母「私たちのために来るんだから使いなさい。来た時の食べ物だって、そこから使って食べなさい。」

父「お前に任せるから。」

ということで了承を得ました。

割り切ると気持ちが楽に・・・

この言葉で、気持ち的にも割り切れるようになりました。

もちろん、病院の入院費や、介護用品、クリーニングの支払いなど親の生活に係った経費から、電気代などの家の維持に係る経費などは、都度、親の通帳から支払ってきました。

これからは、両親が入院してからの交通費は、兄弟で、誰がマイカーだろうとJRだろうとバスだろうと、どの交通機関を使って行っても、定額を親の通帳から支払うようにルールを決めました。

そうすることで、体力的な問題は残りますが、経済的には負担が軽くなり、気持ち的にも幾分楽になったような気がします。

両親にも貯えはそれほどあるわけではありません。

底がつけば、私たち子どもに振りかぶってくるかもしれません。

それまではなんとか、このやり方で、行きたいと思っています(^^)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする