孫の写真がいやしに・・・

夫のマシュウです。

最期のときを迎えようとしている親たちと、かたや新しい命の誕生。

心配ごととうれしいことが同時進行している、いまのわが家です。

病床の親たちは・・・

それぞれお医者さん、看護師さんなどが日々の様子を見てくれています。

しかし、いつ容態の変化を伝える電話の呼び出し音が鳴るのでは？と

敏感になっている毎日です。

それでも、妻の叔母は、自力で歩けるまでに回復？しているようで、

先日、病院内の公衆電話から近況を伝えてきましたし、

どこからか親戚の方が亡くなったことを知ったようで、香典の心配もするほどです。

このまま、何ごともなく時が過ぎてほしい・・・

一方、特別養護老人ホーム（特養）で暮らす私の母親は、

先日面会したときと変化がないようです。

私が返信した看取り介護の同意書が特養に届いたとの連絡を看護師さんから受けたときも、

様子に変わりはないと・・・

このままどうか穏やかな時間が流れてほしい・・・

老親たちの心配をしても、老衰は避けられないことですし、気持ちが暗くなるばかり。

ですが・・・

わが家の沈んだ気持ちに明るい光を灯してくれたのが、初孫の誕生。

お嫁さんが、スマホのアプリに日々の様子をアップしてくれてます。

妻も私も、

一日に何度もアクセスしては、眠っている顔、ミルクを飲んでいる顔、

なにやら踏ん張っている顔。

動画も寝姿、泣き声を上げている姿、あくびをする姿、沐浴している姿

などを眺めながら、ニヤニヤしたり、あやす声を上げたりと、

まだ、この手に抱けはしないけれど想像を膨らませます。

増えていく・・・♪

写真をプリントしては写真立てに飾り・・・

その写真立ても、新しい姿が届くたびに次から次へと増えていきます。

そのたびに１００均を歩きまわり、カワイイ写真立てはないものか？

気を紛らすというわけではないのですが、

孫の無邪気な表情を見ているだけで、

少しずつしっかりした顔つきになるのを見ているだけで、

気持ちが救われる感じがするのです。

＜忙中閑あり＞ではないけれど、

＜苦中に楽あり＞（苦しいときでも楽しみを見つける）とでもいうのでしょうか？

（ちょっと意味が違いますかね）(^^;)

孫っ娘の写真を見ることが、いまの私たちの心の癒しになっています。