夫のマシュウです。
先日、実家に帰省して両親のご機嫌を伺いに、お世話になっている介護施設を訪問しました。
今回の訪問では、この時期になって、ひとつ「確認すること」がありました。
年賀状はどうする?
それは、今まで、毎年続けていた年賀状を「今年はどうするか?」という相談です。
実は、一昨年あたりから、母親から今後のことを相談されていました。
母「もうそろそろ、年も年だし年賀状をおしまいにしたいんだけど、どう思う?」
「もらった年賀状にも、今年で終わりにしますっていうのがあったしね・・・」
私「母さんの考えは分かるけど、父さんはどう言ってるの?」
母「私が言うと、けんかになるから・・・」
私「じゃあ、聞いてやるけど、続けるっていうんじゃない?」
後日、電話で父に確認すると、
父「字を書けるうちは、いつものように出したいべさー・・・」
というようなやり取りがあって、今年も続けていました。
それが、今回、両親揃って介護施設への入所という環境の激変があったので、
どう心境が変化したかなー?と思っていました。
父親の考えの変化
今回、介護施設を訪問する際、今年、両親が頂いた年賀状と、
それに加え、今まで届いた喪中で年賀辞退のはがきも持参しました。
そして、今年の年賀状印刷の申し込みカタログも・・・
もしかしたら、最後になるかもしれないので、図柄を選んでもらおう・・・と(^^);
母親の考えは分かっていますので、問題は父親がどう考えているかです。
考えられるケースとして、
①今まで通り、介護施設から年賀状を出す。その際自分であて名書きもする。
②今まで通り出すが、私が代筆する。
③今年の年賀状をもって、終わりにする。その旨、今後の年賀辞退の文言も記載する。
という選択案を持って、両親の考えを聞くことにしました。
そうすると、相談するやあっさりと、「もう、年賀状はいいかな・・・」という父親の回答。
父「介護施設に入ったことだし、手も思うように動かなくなったし、やめてもいいんじゃないかと思う」
隣で聞いていた母親も、うなずいています。
決まりました!
来年「亥年」の年賀状に、今後の年賀のあいさつを辞退する旨の文言を記載することにします。
文案は、私に一任するということにもなりました(^^)
年賀状に書く文案
年賀状のカタログの文例案には、高齢による年賀辞退の例がありませんので、
ネットや自分で考えることになります。
もっとも、両親の想いも入れたいので、定型文というのはないのでしょうけど・・・
文章の要素としては、「そろって介護施設に入所したこと」
「体も不自由になったので年賀状を書くことができないこと」
「今後の年始のご挨拶を失礼したいこと」などを網羅することになります。
文案は?
私が考えた文案です。
『新しい年が皆様にとりましてよい年でありますよう心よりお祈り申し上げます。
さて私たちは揃って昨年町内の〇〇老人ホームに入園しました。
高齢になり年賀状をしたためることも難しくなってまいりました。
誠に勝手ながら本年をもちまして年始のご挨拶をご遠慮させていただき
たいと思います。
今後も変わらぬおつきあいをいただければ幸いです。
皆様のご健康とご繁栄を心よりお祈り申し上げます』
総文字数200字ほど、7行にもなってしまいました。
このような文字数を印刷することは可能だろうか?
カタログから選ぶ?
我が家の年賀状の印刷は、毎年、決まった印刷所にお願いしています。
今回も、そのカタログを見ながら、図柄の選定をしています。
あいさつ文も、定型がありますが、自由文章を書く場合も80文字までという制限があります。
カタログからでは、ちょっと短すぎるかな?
ネットから選ぶ?
初めての利用となりますが、ネットサイトにはそのような自由文章を書けるサービスはないのでしょうか?
探してみると、あるにはありましたが、意外に少ないのです(>_<)
私が探せる範囲のサイトでは、200文字までというのが最大でした。
条件は「40文字×5行」というものです。
私の文章では収まりません。
ですが、自分の文章をある程度、アレンジすれば可能かも・・・(^^);
結論
私の考えた文字数では、200文字を超えてしまい、ハガキの自由文の枠に収まらないことがわかりました。
ハガキの印刷枠が決まっているので、文字の大きさをある程度確保するならば
文字数が制限されるのは理解できますが。
もし、どうしても文字数を多く書きたい場合は、当たり前の話ですが、別途印刷をお願いすることになります。
したがって、私の結論としては、80文字に制限されているカタログから選ぶのではなく、
ここは、初めての利用になりますが、ネットからすでに提供されている年賀状の印刷サービス内で「最大の文字数をサービスしてるサイト」から、さらに探すことにします。
ところで、
これまでにも、両親が頂いた年賀状に「今後の年始の挨拶を辞退させていただきます」との文面を見ているので、いつかはこのような挨拶をする時期が来ることは覚悟していたように思います。
今回、介護施設にお世話になったことで、一区切りつける決断に至ったのでしょう。
いつ、このような判断をすべきか、私たちの、今後の「老後の在り方」を考えさせられた一幕でした。