夫のマシュウです。
先日、田舎町の特別養護老人ホーム(特養)で暮らす両親の面会に行って来ました。
今夏は、義父の葬儀などがあり、妻の心身が癒されるのを待ってから、
お盆の時期を外しての帰省となりました。
あらかじめ、訪問する数日前に特養の職員さんに面会の日程をお知らせして、
持参するものがあれば連絡をいただくことにしておきました。
テレビを持って来いって?
職員さんから、私の母親が退屈しのぎにテレビが見たいと言い出したらしく、実家の台所に
「小さなテレビ」が置いてあることを思い出し、持って来てほしいと希望が伝えられました。
長い列車の旅の後、やっと町に着いて、商店や薬局の支払いなどを済ませて、
実家の様子を見がてら、テレビやリモコンチャンネル、イヤホンなどをセットにして、
特養に持参!
特養のテレビはといえば、食堂に大型のテレビが据えられていますが、たくさんの人がいますので自分の好きなチャンネンルに合わせることもままならず、部屋で見たいと要望したようです。
事前に、個人のテレビの持ち込みはOKなのか確認すると、それは構わないということと、
電気代として1日30円掛かる旨の説明を受けました。
母親も特養の生活にも慣れ?ゆとりができたのか?やることがなくて退屈しているのか、
どう理解してあげようか・・・(笑)
「それだけ、かあさんに余裕が出てきたってことだよ」と妻アンは笑っています♪
そして、この機会に、義父が亡くなったことを伝え、
その義父がいつも私の両親のことを気にかけてくれていたことも話すと、
母親は涙を流して悔やんでくれました😢
父親はというと、耳が遠いのでその話が聞こえなかったらしく(笑)、
妻の持参したお菓子を美味しそうにほおばって「甘いものが食べたかったんだよな~」
とノー天気ぶりを発揮!(笑)
妻の目利きで「これは、義父さん、義母さん喜ぶわ~」と思われるものをチョイスして持って行きましたが、ずばり正解!
父親の食欲が止まりません!(笑)
母親からは「お父さん、いい加減にしなさいね!」と怒られつつも、お菓子に手が伸びているのです(笑)
両親の健康状態
母親は家に帰られる日を夢見て?リハビリに励む毎日のようで、
腰を支えられながら、つかまり立ちができるようになったと自慢げ!
まあ、家庭での生活はとても無理なのが現実なんですけどね💦
一方、父親は肺炎も回復!血色は良くなっていました。
ただ、自分で起き上がることや、寝返りも打てず、常に人の手を借りなければならないので
「もう寝たきりだ~😢」と衰えを口にしています。
相変わらず職員さんに抱えられての車いす生活です。
母親の気がかり
ところで、今回、母親の表情が険しかったのです💦
実は、訪問するや玄関先で、職員さんから、母親が私たちの訪問について「不満」を
口にしていることが告げられました(@_@)
いつも数時間の滞在で帰ってしまって、大事なことを話す時間がないことに
不満を感じていたらしいのです。
今日は、じっくり込み入った話ができるようにと、会議室を用意してくれました。
大事な話というのは「これからのこと」についてでした。
母「私たちの死んだ時の葬儀について考えてほしいんだよね」
私「それは自分たちも考えているよ」
私「昔のように町内会では葬儀を出せないから、隣町の大きな斎場でやってもらうことで
葬儀社とも打ち合わせしているから心配ないんだよ」
私「宗教も聞いているし、兄弟も了解しているから」
母「それなら、いいんだけど、心配だったんだわ。あんたたち、いつもすぐ帰っちゃうから話が出来なくて」
私「実家を見てきたけど、ずっと空き家にしているから、泊まれる状態じゃないんだよ」
母「私たちも特養に来て、足かけ3年にもなるからね」
「でも、葬儀の事など考えてくれてて、安心したわ~」とようやく笑顔を見せた母親!
実家で元気に暮らしていた頃、葬儀のことに触れるのは、特に父親は嫌っていたので
なかば「タブーのような話題」だったんです💦
しかし、ここにきて、母親が老い先短い将来を気にし始めたようです。
今回、そういう機微に触れる話題について母親の意向を「確認」出来、良かったです。
義父の葬儀の際、「事前打ち合わせ」があったおかげで、スムーズにコトが運んだこともありますので、次回、帰省する時は葬儀社と「事前打ち合わせ」をしたその「結果」を報告して、
煮詰めることなどあったら、親とも相談しようと思います(^^)/
コメント
マシューさんアンさん
ご両親としっかりお話が出来て良かった
ですね。葬儀の話しはとかくタブーしがち
でお互いに触れたくない事なんですけど。
AKIOさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
今までしっかりと話をする時間がなくて母親もやきもきしていたようでしたので、
まずは一安心です(^^)/
AKIOさん、こんばんは。コメントありがとうございます!
アンです(*^-^*)
葬儀の話は、特に義父が嫌っていましたので、
なかなか切り出すのが大変でした。
耳もかなり遠いものですから、今回の話、どのくらい通じていたのかな?
私たちの差し入れした「おやつ」に夢中になっていましたしね(笑)
嫁の私にとっては可愛くて、憎めない、おじいちゃんなんですよ(^^♪