夫のマシュウです。
このところ、週末になると来襲する?孫っ娘台風に戦々恐々とするわれら(^^ゞ
夏を迎える頃から、子供家族がお泊り会と称してひんぱんに上陸していました。
ふと・・・
カレンダーをたどってみると、
おーーー!なんだ!なんだ!
我々が子供宅に行ったことも含めて、ほぼ毎週末に孫っ娘たちと会っていたんですよ。
これだもの、週明けになると疲れが取れないのも納得です。
息子「土日、遊びに行っていいかい?」
妻「先週の疲れがなかなか取れないので今週はパスしたいな~」
そう言って断るのも何だか後ろめたさを感じるし・・・
ま、仕方ないか~と受け入れる我ら・・・これって諦めモードっていうんでしょうか(笑)
名案?浮かぶ
そうか!
土曜日に家を空けるスケジュールを組めばいいんだ!(笑)
そうすれば大義名分が立つ?
そんなとき、あることを思いつきます。
以前、妻とクラシックコンサートに出かけたとき、
ふかわりょうさんの語りとチェロ奏者の遠藤真理さんのチェロの響きに魅せられた妻でした。
その会場でいただいたチラシに次回の遠藤真理さんのコンサート企画があり、
うっしっし!時あたかも?土曜日の昼下がりの公演!
これで、息子に公式に断る口実ができる!という訳でもないのですが、
気軽に聴けるコンサートということで、夫婦で出掛けることにしました。
場所は、都営地下鉄大江戸線の勝どき駅が最寄り駅のトリトンスクエア内のホール。
大江戸線はなかなか乗る機会がなかったので、
こういう機会を利用することで、都内の地理関係を知ることが出来ますよね。
コンサートのタイトルは?
『音楽と絵本』コンサート『おにたのぼうし』
サブタイトルに「子どもといっしょにクラシック」とあるように、
4歳以上の子供の入場がOKです。
なので、ホールは親子で、あるいは孫と一緒に楽しむお客さんでいっぱい!
再来年、孫っ娘も4歳になったら連れて来られそうです。
演奏曲目も聴きなじみのあるわかりやすいものです。
第1部は?
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノと声楽のそれぞれの音色を楽しめる曲で、
生の心地よい音色にすっかり魅せられます。
弦楽四重奏ではモーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』から第1楽章を、
チェロとピアノでサン=サーンスの「組曲『動物の謝肉祭』より『白鳥』」を、
声楽はシューベルトの『魔王』などなど、
聴き覚えのある曲ばかりで、子供たちもリラックスして楽しめます。
ですが、徐々に幼い子は飽きてきた様子。
じっとできず身体を持て余して通路を歩いたり声を出しちゃったり・・・
第2部は?
音楽と絵本『おにたのぼうし』というテーマで、
私たちの大好きな「いわさきちひろさん」の絵本をスクリーンに映し出し、
「朗読」とともに「クラシック曲」を演奏。
フォーレの『ピアノ五重奏曲第1番』など、生演奏をBGMに、絵本の世界に誘われます。
映像に惹きつけられて集中しているのか、ホールには朗読と楽器の音色だけが響きます。
こうして
妻と「午後のひととき」をゆったりと心地よく過ごすことができました。
陽は西に傾きかけていますが、コンサートの余韻に浸りながら、
爽やかな秋風の吹き抜ける中、勝鬨(かちどき)橋に向かって歩きます。
そうだ!
せっかくだから、デパ地下で何か美味しいものを買って帰ろうか?
人生、短いんだもの・・・この秋はドンドン積極的に出かけて楽しもう!