新型コロナウイルスも何のその!?妻とカブいた一日

夫のマシュウです。

世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスは一向に衰える気配がありません💦

日本の国内感染者も増えてきて不安が増しているようです💦

そのためか、ちまたでは、見えないウイルスの恐怖にマスクを買い求める

「パニック買い」が起きて、我が家もマスクが品薄状態💦

こんな時、人込みの中に出掛けるのは、極力、避けるべきなのでしょうが、

「シネマ歌舞伎」「今年度最後の上演」があります。

歌舞伎は革新にあり!

今回は、2015年7月に東京・新橋演舞場で上演された

歌舞伎NEXT『阿弖流為(アテルイ)』です。

シネマ歌舞伎全27作品から投票によって選ばれて「リクエスト上映」される作品!

それだけ人気のある作品ですからコロナウイルスが怖いけれど観たい!

上映期間も2月7日から2月13日までと一週間しかありません。

あまり混まないような日を選んで、我ら、いざ出陣することにしました(^^)/

「歌舞伎」という日本の伝統芸能も、

もとはその時代の最先端の流行を取り入れ、常に「革新」を追求してきた歴史があります。

今回の舞台は、まさに現代においても歌舞伎の「革新への挑戦」を試みた作品だといえるようです。

演出が、劇団☆新感線で活躍している「いのうえひでのり」さんと「中島かずき」さんによって、歌舞伎の様式美と融合させた「新感覚のエンターテインメント」に仕立てあげられ、

舞台は「大成功」だったという作品!

ところで、

上映開始は11時で、終演が14時20分という「超大作!超ロング!」

いやぁ、疲れましたわーーー(笑)

お昼ご飯も持参しました。

本当は、文字通り幕ノ内弁当なんかが持ち込めれば最高なんだけど・・・

休憩時間10分なんだもの(短いよー💦)

朝、妻が握ってくれたおにぎりをほおばることにしました(笑)

ストーリー

ところで、

演題の『阿弖流為』(アテルイ)とは、古代の日本を舞台に大和朝廷にあらがっていた

「東北の民である蝦夷(えみし)の長(おさ)」の名前です。

その蝦夷は、国家統一をもくろむ大和朝廷に攻め込まれていました。

そこに、かつて一族の神に背き、追放されていたアテルイが、恋人の立烏帽子(たてえぼし)と共に戻り、蝦夷を率いて立ち上がります!

大和朝廷には、あの征夷大将軍の「坂上田村麻呂」がおり、激しい戦いの末、

アテルイと坂上田村麻呂の決着をつける時が・・・

演技がスゴイ!

アテルイには松本幸四郎さん、坂上田村麻呂には中村勘九郎さん、

立烏帽子には中村七之助さんという「豪華メンバー」が揃いました。

皆さんの個性あふれる熱演と、壮大なドラマ性の高いストーリーと舞台いっぱいに繰り広げられるアクション!

特に、お三方による「剣劇の迫力」のすごいこと!

伝統的歌舞伎では味わえない迫力です!

しかも役者の表情からアクションシーンのカメラワークなど、

劇場で観る以上の感動で迫ってきて、

まさに「シネマ歌舞伎にふさわしい演出と迫力の映像」に圧倒されっぱなし!

確かに上映時間は長かったのですが、途中10分間の休憩をはさみ、

全編息つく暇もないとはこのことをいうのかと思うほど目まぐるしい展開で楽しめました。

「朝廷と蝦夷の戦い」というストーリーも、判官引きとでもいうのでしょうか、

滅びていくものの「哀れ」を心の中に大きく遺して物語は終焉・・・

「義」「大義」をテーマに、今の時代にも考えさせられる物語だったと思います。

妻アンと、心地よい疲れと余韻に浸って帰路につきました。

しっかり、手洗い&うがいもしましたし、コロナウイルスに感染していないと思います(^^)/

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