夫のマシュウです。
12月8日、札幌コンサートホールキタラで、
「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト 女神たちの華麗なる音楽会」と
題するコンサートがあり、聴きに行きました♪
妻との久しぶりの中島公園デートでもあります(^^)/
豊平館(ほうへいかん)は雪に包まれ、寒さで凍えているようです。
札幌はすでに真冬を思わせる寒さ。二人とも肩をすぼめて歩くのが精いっぱい。
デートどころではありませんでした(^^)/
キタラに向かう人の列も、心なしか足早にホールに入っていきます。
人気のコンサートに高まる期待!
実は、このコンサートは、妻アンが「高嶋ちさ子」さんの大ファンで、
テレビに映る、あのキレのいい?トークにはまり、昨年に続く2度目となります♪
コンサートに行くようになったきっかけは、テレビ番組で、高嶋ちさ子さんが、
12人のメンバーと音楽会の構成の話をしていて、メンバーに対する高嶋さんのスパルタぶりが怖くて、というか面白くて、いつか聴きたいと思っていたコンサートです。
トークだけでなくコンサートも面白そう、ということで行くようになったのですが
最初に聞いたときに受けた、ショーアップされた構成! その時の感激が忘れられなくて!!
コンサートをどのように盛り上げるか、聴いている私たちをいかに楽しませようとしているか、メンバーの細かいしぐさなどにも神経を使っていることがショーマンシップに徹底していて素晴らしいと思ったからです。
今回も早々と全席完売!
12人のヴァイオリニストたち
高嶋さんがプロデュースした「観ても、聴いても、美しく、楽しいヴァイオリンアンサンブル」というコンセプトの「12人のヴァイオリニスト」は敷居が高く思われているクラシック音楽とヴァイオリンを身近に感じてもらおうと活動をしているということです。
ステージをみますと、高嶋さん以外のメンバーの人数が11人しかいないので、
おやっ?と思ったのですが、
さすがは高島さん、つかみにその話題を使いました。
高嶋さん「ステージに出てきたとき、あれっ?12人いなくない?って思いませんでしたか?実は私を入れて12人という訳です。13人だと縁起悪いでしょ!」だって!
つかみバッチリです!(笑)
「12人のヴァイオリニスト」というのは、「高嶋さんと11人」ということで、
高嶋さん以外にこのステージに立てるのが11人。実際には全メンバーは13人いるらしいのですが、その時々の出来で選抜された11人しかステージに立てないということです。
メンバーの入れ替わりもあるようです。決して仲良しグループではなく、選抜されるためには競争を勝ち抜かなければならない、ということで、この日のステージメンバーに選ばれるための切磋琢磨もあるようなのです。
厳しい世界ですね。
組織として活性化させるための高嶋さん独自の操縦術かもしれません。
メンバーには「演奏力」に加えて「トーク力」も求められているようで、
今回はありませんでしたが、自己紹介では面白いことを言うように指導されているようです。
そのため、メンバーが緊張している様子が伝わって、これに高嶋さんとの掛け合いがあり、
緊張と笑いと演奏の掛け合いを私たち観客が楽しむことになります♪
12人はそれぞれ個性豊かで、いずれ劣らぬヴァイオリンの名手ぞろいで!
しかも皆さん美人! まさに三拍子そろった方々です。
どうして、12人なんでしょう?いわれはあるのでしょうか?
12人というと、一昔前に、女子十二楽坊という音楽集団が活躍していたことを思い出しました。軽快な演奏と美人ぞろいのビジュアルで、私はCDも買っちゃいましたが(笑)
こちらとの関係はなさそうですね。
高嶋ちさ子さんの魅力
テレビでは歯に衣着せぬ物言いで、少々、ガサツな感じがするのですが(失礼お許しを)
高嶋さんには人を惹きつける魅力があります!
演奏の魅力♪
プログラムの中には、高嶋さん自身のソロのナンバーがあります。
冒頭の2曲、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」と
ブラームスの「子守歌」が独奏でした。
もちろん実力がありますので、美しい音色で心地よく聴かせてくれます。
妻アンも「子守歌」に感激していました♪
トークの魅力
コンサートの舞台回しはもちろん高嶋さんですから、私たちもテレビで見るような毒舌を期待しますし、まさにその通りの口調で盛り上げてくれます。
最初のつかみの、もう一つが、「私の毒舌を聞きたくて来たのでしょう?」でした。
毒舌も、お客さんに聞きたいと思わせるところがすごいですね(笑)
「人」としての魅力
演奏とトークから見えてくるのは、高嶋さんの「人間としての魅力」が伝わってくることです。
一見ガサツな表現でも、気持ちがわかる言い方なので、ああ高嶋さんなら言いそうだ、
と思っちゃうんです。
「乳児院への寄付活動」を続けているそうで、今回の会場でも呼び掛けていました。
日頃の行いからも人を惹きつける魅力が伝わりますね。
コンサートの魅力
そんな高嶋さんが率いる、12人のヴァイオリニストのコンサート。
「演出」がしっかり構成されていて、次から次へと時間が過ぎるのを忘れるくらい楽しませてくれます♪
まず、みんなに知られている「わかりやすい名曲」ばかりで構成されてます。
高嶋さんいわく「観客の集中力がないので1曲5分程度で短く」「誰にでもわかる名曲」を「楽しく聴ける」ように演奏しているそうです。
確かに!(笑)
ステージと客席が一体になるよう、お客さんをステージにあげて指揮をさせることや、
メンバーが客席に降りてきて演奏するなどのパフォーマンスをとおして
ヴァイオリンの音色を身近で感じる良い機会でした。
コンサートの間に何度もドレスを着替え、見ているだけでも楽しくなります♪
妻アンも、クラシックコンサートなのに、歓声をあげて笑いながら聴いていました。
聴いて楽しい♪ 観て楽しい♪ こういう雰囲気がいいのですよね♪
昨年に続き、今回も最高でした!
また、次の機会が楽しみです!
これって、すっかりリピーター?になっちゃったってこと?(笑)