おはようございます。妻のアンです。
先日、私の父親がグループホームから、提携している病院へ入院した時のエピソードです。
入院の翌朝、病院までは交通の便が悪いため、タクシーを呼んで向かうことにしました。
よくお世話になる地元のタクシー会社です。
タクシーの運転手は?
その日は天気も良く、配車が遅れることはないはず・・・
いつものように10分ほどで迎えに来てくれるという返答でした。
気の早い私は、すでに荷物を持ってリビングをウロウロ!タクシーの到着を待ちます。
やがて、近くの路上で車が止まる音が聞こえて、
玄関先に「背の高い人」が呼び鈴を押している影が見えました。
ドアを開けた私の前に立っていたのは「背の高い若い外国人」でした(@_@)
一瞬、えーっ?と思いつつ、
「お迎えに上がりました」という、ていねいな日本語に誘導され乗車!
運転手「今日はどちらまでですか?」
私「〇〇病院へお願いします」
運転手「その病院はどちらにありますか?」
私は病院近くの目印を告げました。
運転手「では、ナビを登録します」
と言ったものの、ナビの設定に苦労している様子!
(うわー!今日は早く行かなくちゃいけないのに!)💦
運転手「旧式なもので、登録されてませんね」と、ここで5分経過!😢
まだ出発しません!💦
家の窓からは、夫が不安そうに見ている姿が目に入りました💦
私はいったん車から降りて、夫にSOSしなくちゃと思いました。
こんな経験、初めてです!😢
まだ新人だった・・・
でもどうにか、ナビに目的地を入れ、四苦八苦しながら、
外国人の運転手さん、やっとこ、すっとこ、発車オーライ!
走行中に、おそるおそる話を聞くと、まだ、実際の営業運転は7日目?だとか・・・(@_@)
名前はリチャードさん。出身はアメリカです。
ナビが古くて・・・とこぼしていました。
途中で道を間違えながらも、何とか病院に到着!
(一時は、どうなることかと心配しましたが・・・)
メーターは、リチャードさんが発車後にすぐ押さなかったせいなのか??
昨日の帰りの料金より少し安かったのです!
うふふ・・・儲かっちゃった!(笑)
リチャードの評判
その日の帰りも、朝と同じ会社のタクシーを呼ぶと、今度は日本人の運転手さん!
今朝のリチャードさんの話をすると、このタクシー会社で初めて雇った
「アメリカ人の運転手さん」とのこと・・・
おそらく、札幌市内でも初めてではないかとのお話でした。
営業運転に出るまでに、当たり前のことでしょうけど、2種免許をとって、
会社の座学などの講習を、人並みに受けてここまでになったとのことです。
「乗車した印象はどうでしたか?」との質問に、
「最初は行き先が分からないようで?私も焦ってしまいましたが、言葉使いも丁寧ですし
機会があれば、また乗ってみたいですよ」と返答!(^^)
「札幌は広いから、リチャードがどこまで頑張れるかね~」と先輩運転手さんは
心配しつつも、「よかったら、宣伝してくださいね!」とも言われました。
頑張れ!リチャード!
帰ってから夫に今朝の顛末を報告すると、
「急いでる時にはリチャードは使えないなー」
「リチャード用に最新のナビくらいつけてやればいいのに!」
「そうだ!これからは、お父さんの病院へ行く時はリチャードを指名してやれば?」
「一度行ったから、もう道順を間違えないんじゃないか」などと、言いたい放題・・・
広い広い北の大地、サッポロの道を覚えるのは大変でしょうけど、
心から「がんばってください」のエールを送ります!
いつかまたお会いできる日がありますように・・・(^^♪