父親の死から妻は立ち直ったか?

夫のマシュウです。

妻の父親の死・・・あれから幾日が過ぎたことでしょう。

我が家では、葬儀が終わった日、和室に仮祭壇をしつらえ、

亡き義父の遺影と骨壺を安置して、在りし日を偲んでいます。

失意の妻😢

今朝も、妻アンは遺影の前で手を合わせ祈っています。

義父が緊急入院した後、毎日、朝から晩まで付き添いの看病をしていた時のこと、

さらに入院前のグループホームでの親子水入らずの「語らいの時間」を思い出し、

彼女は悲しみに暮れていました。

そして時々、ふっと、幼い頃の父親との思い出を語ってはポロポロと涙をこぼします。

私も「泣きたい時には、泣くのが一番!」と優しいところ?を見せてあげます。

(いい奴やろー)(*´σー`)エヘヘ

立ち直り?

義父を家族だけで送りましたから、親戚などには葬儀後に落ち着いてから電話で報告しました。

これは辛い報告でした。

一度元気なうちに会いたかったという相手に、妻も、父親の最期の様子を報告しては泣いていました。

親を亡くした悲しみは、そう簡単に癒えるものではありません。

そのようなことがあってから、何日かが過ぎたある日・・・

階下から、妻の好きなクラシックの曲が聴こえてきました♪

あ!やっと少し気持ちが落ち着いてきたのかな?と私は嬉しくなりました。

落ち込んで音楽どころではなかった妻が自分でCDをかけたのです!!

これは、一歩前進です!!(笑)

妻「ようやく他のことを考える余裕が出てきたってことかな~?」と笑います♪

「そうだ!その調子だ!」と私も胸の内で全力応援です!!

さらに、「水戸黄門(再放送をいつも録画してあります)を観たい」って言うんです♪

毎晩、食後の団らんで、一日の仕上げのルーティン?のように観ていましたが、

義父の死後はそれどころではない気持ちだったのでしょう。

そうそう、もう一つ!!

毎月初めに通っている習い事のサークルにも行こうとしています。

久しぶりに友達と会って気分転換もしたくなったのでしょうか。

何だか、妻アンにいつもの日常が戻ってきたような感じがして

嬉しく、そして、少しホッとしました(^^)/

母は強し?

そんな時、子供からお盆休みに帰省するという知らせが入り、

それからがぜん、妻の様子が変わりました!!(@_@)

もう泣き顔じゃありません。

妻アンはこうじゃなくちゃね!(笑)

いいぞー!いいぞー!と心の中で彼女にエールを送りました!!(笑)

「パパー、私ね、明日、買い出しに行って来るよ!」

「さあ!子供に何を食べさせようかな?」と母親エンジン?全開です(笑)

遠くにいる子供は、先日の義父の葬儀の時に駆け付けてくれました。

それまで帰省のたびに、義父(じいさん)の暮らすグループホームを訪ねては

成長ぶりを見せていました。

そんなじいさんが喜ぶ話の一つが、遠くで頑張っている孫の様子を聞かせることでした。

妻「〇〇(子供)はビールが好きなんだよ!酒好きは誰に似たんだろうね!」とか

「まだ、結婚したくないんだって!自分は独身貴族だって、楽しんでいるようだよー!」

などの報告に義父は目を細めていましたね~(^^)

そんな子供も、母親の気持ちの落ち込みを心配して、葬儀後もたびたびLINEで

母親の体調を気遣っていました。

妻はそのラインの文章を読んでは、涙をこぼしながらも、元気になるぞ!!と

思っていたに違いありません。

帰省する子供のために、あれやこれやと献立をメモっている妻を横目で見ながら

少し、立ち直ってくれたかな~と思っているこの頃です(^^)/

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コメント

  1. 杉ちゃん より:

    私の場合「実姉の死から弟は立ち直ったか?」になりますね。
    今年(令和2年)の1月に孤独死しているのが見つかり、その
    余りにも悲惨な死を目の当たりにしてから、8か月になります。
    親戚、知人にも姉の死は伝えておりません。思い返すごとに辛い
    気持ちになるためです。
    遺品の携帯電話は手元に置いてあり、ある時、姉から「あんた
    元気にしとる?」と連絡があるかも?と・・・・
    私の立ち直りは3~4年は無理でしょうね。アンさんを見習って
    頑張ります。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      杉ちゃんさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      杉ちゃんさんの胸中を察するに余りあります。
      すべては時間が過ぎるのを待つことでしょうか。

      杉ちゃんさん、こんにちは。アンです。
      お姉さまが亡くなられて迎える初めてのお盆ですね。
      もしも自分が杉ちゃんさんと同じ立場だったらと
      考えるだけで胸がすごく痛くなります。
      携帯電話は大切な大切な形見ですね。
      私も父の腕時計が形見でしょうか。
      文字盤が大きく、見やすいものということで
      ホームセンターで買った安物ですが、
      毎朝、握りしめています。
      いつか電池が切れて止まってしまうでしょうけれど
      父親のぬくもりを感じています(涙)
      立ち直っているかどうかは、まだ不明ですが
      だいぶ泣かなくなりましたよ!!
      でも、先日、父親によく似たお爺さんを見かけて
      ウルっとしてしまいました。
      (*´σー`)エヘヘ・・・人間だもの・・・仕方ありません。
      私が日々、健康で、家族みんなが仲良くしていることが
      父親の一番の供養になると信じています。
      何だか偉そうなことを言ってごめんなさいね。
      お姉さまは、きっと優しく微笑んで、杉ちゃんさんを見守っているはず!
      うん!!ぜったい、そうですよー!(笑)