夫のマシュウです。
義父が亡くなり、毎朝、祭壇の父親の遺影に手を合わせ、
一日の無事を念じるのが妻アンの日課となりました。
祭壇には、義父が好きだった菓子類や果物、そして季節の花が生けられています。
おりんを鳴らし、しばらく手を合わせたまま瞑想?する妻。
妻はこれを「我が家の朝の勤行(ごんぎょう)」と言ってます(^^)/
初めての月命日を前に・・・
月命日が近づいてきました。
私「月命日は、どう偲ぶ?」
妻「お花買ってきて、祭壇をきれいにして、そして好きだった食べ物も供えるかな?」
私「お義父さんの好物をたくさん買って来て、お義父さんを偲んで食べるっていう提案はどう?」
妻「ん???」
私「そうだ!お義父さんの好きだった生寿司の出前でも取ろうか?」
「これから、月命日は「寿司の日」ってのはどう?」
妻「え?お父さんが、寿司食べたいって言ったことなんてないよ!」
「アナタ!!!私の父の月命日に便乗してるんじゃないの!!」
(見破られたか・・・(;´д`)トホホ)
祭壇には酒好きだった義父を偲んで焼酎のワンカップもお供え!
私「そういえば、お義父さんは、酒が好きだったよね~」
「今度は日本酒なんかも、いいんでないかい?」
妻「えー!何、言ってるの?お父さんは日本酒は飲まないよ!」
「アナタが飲みたいだけじゃないの!? まったくもう、調子に乗っちゃって!」
(はい!その通りなんです。ごめんね。お義父さん)
しかし、祭壇に供えている果物などは、日が経つにつれて鮮度が失われてゆきます。
みかんやブドウ、ナシなど、私は鮮度がとっても気になります(^^)/
やっと、妻の許しを得て、みかんをお下がりでいただいてくることになりましたが・・・
なにげに、みかんを数個両手に持って、妻に渡すと
妻「お父さんに、手を合わせた?ちゃんと感謝したの?」
「これ、いただきますねと言ってきた?」
私「えっ?」「心の中で手を合わせたよー」💦
妻「ダメ!!ちゃんとお参りしないと」
私「ありがとうって言ったら、いいよ~!食べなさーい!ってお義父さんが言ってたよ!」
妻「あんた、なに調子こいてるの!」
(怒る妻であった)
月命日です!
妻は、朝からご飯を炊いています。
毎日お水は上げていましたが、
さらにご飯を炊いた日は、ご飯も上げるとよい・・・ということを聞いて、
月命日の今朝、ご飯を炊いたようです。朝の勤行?も念入りに行っています(^^)/
そして!
夜になって、いつもの「家飲み会」が始まりました。
今日のつまみは、お義父さんの祭壇からの頂きもの?です。
ちょっと高級な鮭とばと、ポテトチップでした。
妻「お父さんも好きだったからね~」「いただきましょ♪」(実は妻の好物でもあります)
私もほろ酔いになった時、
妻「パパ!飲み過ぎだよー!調子こくんでないよー!」(笑)
私「だって、お義父さんが飲め、飲めと言ってくれてるんだもん!」
と・・・義父の月命日に思わず便乗してしまう自分(笑)
そんな飲んべーの私を、義父は天国で笑って見ていることでしょう(^^)/