夫のマシュウです。
我が家では、日常生活に「うるおい」をもたらす「音楽」はBGMとして欠かせません。
ときに、ラジオから流れる音楽を・・・
ときに、お気に入りのCDを聴きながら・・・
という具合に、静かな「クラシック」だと気持ちのいいものです(^^)
うなる妻?
先日のこと、キッチンに立っていた妻が鼻歌を歌いながら料理を作っています。
「やーると思えーばー、どこまーでーやるさー♬そーれーがー男ーのー♪魂ーじゃあないかー♪」
私「なかなか渋いねー。村田英雄の人生劇場じゃない?」
妻「ラジオから流れていたのを聴いて思い出したんだよね」
「歌詞、このあとなんだったっけ?」
鼻歌で「んぅーんーぅ・・・」(^^;)
そこで、助っ人の私!
早速、ユーチューブで村田英雄の「人生劇場」を流します。
妻「昔は、村田英雄って、ふてぶてしくて苦手だったんだけど、今見ると味?があるね」
と、話が長くなりそうな雰囲気。
私「じゃあ、オレ風呂入ってくるから」と退散・・・(^^;)
しばらくして、お風呂からあがると、妻がまだうなっています(笑)
妻「村田英雄もいいけど、藤圭子の声もイイねー」となぜか涙声。
妻「歌詞とメロディが琴線に響くんだよねー」
私「作曲は古賀政男だったと思うよ」
妻「ああ、あの『エール』のこがらしさん?」
アハハ!どうもたとえが今風ですなー(笑)
私「この歳になって、ついに演歌の良さにたどり着いたの?」
妻「うん!そうだよ!」
妻の音楽ヒストリー♪
20代は「フォークソング」に没頭。 自称フォークソング少女だったとか。
30代は子育て真っ最中で「童謡」に夢中。
あまりに感情を込めて?歌うので、子供が(悲しくなって)泣き出したこともあり!(笑)
そして40代で、子供が学生時代にやっていたバンドの影響で「ロック」に目覚めます。
毎週末、ススキノのライブハウスに通い、大ファンになった
あるインディーズバンドのCDを買ったり、差し入れをしたりして、
何年も応援! 東京渋谷でのライブにも駆けつけていましたよ(笑)
その頃、ライバルだった同じ道産子バンド「サカナクション」も
同じステージに出ていたのですが、彼らは、いつのまにかメジャーになり、
NHKの紅白歌合戦にも出場。コマーシャルソングも何曲も歌っています。
しかし、妻の応援していたバンドは芽が出ず・・・
そして、妻も親の病気などもあり、だんだんと足が遠のいてしまいました😞
それでも、いまだにロックが聴こえてくると、
頭をゆすり?こぶしを振り上げ、当時の余韻に浸っているんですよ。
私はというと、妻に対抗して?好きなクラシックを実際にコンサートで聴きたいと、
「札響の定期会員」になったのも同じような時期でした。
私がFMの音楽番組から静かな心に響く小曲を録音してBGMに使い出したところ、
妻も気に入ってクラシックの面白さにも目覚めたのです😊
ついには、
辻井伸行、アリス・サラオット、フジコヘミング、千住真理子、高嶋ちさ子、
各国から来日した有名オーケストラなど、数え切れないほどのコンサートにルンルンと
足を運ぶ「クラシック好きおばさん」になっていました。
年を重ねて遂に?
「演歌」は、妻の好みから遠いところにあったと思ったんですが、
それが、今や!
「やーると思えーばー、どこまーでーやるさー」と、うなってる妻アン。
最初はビックリしましたよ。
どういう心境の変化??
妻「いいものは、いいの♪」
確かにそうですね!
今日も、ユーチューブで村田英雄の世界に浸っている妻。
それを見ている私は「おもしろい毎日」を送らせてもらってます(笑)