夫のマシュウです。
不動産の取引では大きなお金が動きます。
マンションを買うお金。
自宅を売却するお金。
どれも平凡な個人が小銭をコツコツと貯めてきた財産です。
その平凡な個人がマンションや自宅を売買する際には、
「不動産業者」にお願いするしかありません(^^;)
今回、マンション移住計画を実行するにあたり、売り主と交渉したり、
自宅を売却するために購入者を探す業務を、
「不動産業者に仲介をお願い」することにしました。
実は、私たち夫婦はそれまでの社宅から分譲宅地に30数年前に戸建てしたので、
不動産業者に仲介してもらうとか、
成功報酬の「仲介手数料」という概念になじみはありませんでした(^^;)
不動産売買にはつきものの「仲介手数料」ですが、
宅地建物取引業法で、販売価格が200万円以上の物件の売買では、
不動産業者が仲介手数料として受け取ることができる上限額が
「物件の売買価格の3%+6万円+消費税」と決められています。
百分率にすると、そんなものか~という感じですが、
金額にすると、とても大きなものです💦
仲介手数料の金額は?
取引した金額に応じて決まるものですが、
例えば3,000万円の物件だと3%で90万円、
これに6万円と消費税を加えると、軽く100万円越え!💦
我々、庶民にとっては簡単に出せる金額ではありません。
マンションを買う場合には、購入金額にこれだけの金額がプラスされます。
また、自宅を売却する場合には、売却価格からこれだけの金額が差し引かれてしまう、
ということなのです💦
仲介手数料が不動産業者にとって利益の淵源だとはいえ、
個人が負担する金額としては決して
「手数料」といった軽い響きでは済まない重みがあります😭
しかし・・・
不動産業者が受け取れる「上限の限度額」ですから、
これ以上とってはいけないのであって、これ以下であればいいわけです(^^)/
「ココが交渉のしどころ」と気合が入ります!
不動産業は、売り主と買い主の要望をマッチングさせる仕事!
その報酬の受け取り方も変則的で、マッチングのさせ方によって
「片手の商売」とか「両手の商売」などという言い方があるようです。
「片手の商売」「両手の商売」というのは?
売り主から物件の売却を依頼されたA不動産業者ですが、
その物件を、買い主がB不動産業者を通して購入する場合、
AとBの不動産業者は、それぞれ売り主、あるいは買い主のどちらか片方からしか
仲介手数料が入らないので「片手の商売」・・・こういわれています。
これに対して「両手の商売」といわれるゆえんは、
ひとつの不動産業者が売り主と買い主の両方を自力で開拓して結びつけた場合は、
売り主からも手数料が得られるし、買い主からも手数料が得られるという、
いわば「両手に花」?「一挙両得」?
(こういうときには使わないか・・・)
もしかして「濡れ手で粟」?のおいしい商売でもあるのです(^^)/
手数料を少しは「まけて」よ~!
今回、「マンション購入と自宅売却をセット」にして、
ひとつの不動産業者に媒介をお願いしました。
しかも、自宅の売却は「専任契約」なので、
文字どおり、お任せするのだからトータルで安くしてよーと言いたくなります。
なにせ手数料率1%が違うだけで20万円、30万円単位で
「財布に影響」するのですから必死です・・・(^^;)