妻アンはいまだに売り物件探し?

夫のマシュウです。

戸建てからマンションへの移住劇・・・

今まで住んでいた町内会の方々のあいだに、

ちょっとした「ストーム」(嵐)を巻き起こした私たちではあります(^^;)

同じ町内会で「いずれは転居しようか」と考えていたお宅の背中を押すことになるのか?

とにもかくにも年配者の「都心部回帰」は今に始まったことではなく、

以前から表れている現象でもあります。

もしかしたら、ネット検索などして「物件探し」をしているお宅もあるのかもしれませんね!

ところで・・・

我が家の移住が完了した今も、妻アンはというと

「SUUMO」や「athome」といった住宅情報サービスサイトを毎日開いては、

「売り物件」のチェックをしているんですよ。

とりわけ私たちが住んでいたエリアの動向には注視している様子。

毎日の食卓での会話も

「パパ、今日は売り物件がまた増えてるよ」

「隣の町内会の物件は半年経つけどまだ売れてないみたい」

「築年数の割には売出価格が高すぎるんじゃないかな~?」などなど・・・(^^)/

妻がいまだに物件チェックするのには、二つの意味があるようです。

★ひとつは、これまで住んでいたエリアは年配者が多くなっているので

「都心部への回帰志向の流れが加速」しているのかを確認すること。

自分達のマンション移住の判断は正しかったという裏付けを得たい心理でしょうか。

★もうひとつは、我が旧宅の売却価格と比べて、今、売り出している物件価格が

どのくらいの設定になっているのか「相場」が気になること。

売り手市場なのか?買い手市場なのか?

我が家の売却価格が適正水準だったと確認したい心理なんじゃないでしょうかね。

我が家にとってはもう済んだ話ではありますが、

そこはそれ、売り買いは「消費者心理」のあらわれでもあります(^^)/

そんな妻の行動を見て・・・

「消費行動の心理学」を思い出しました。

ものを買った後の心理状態として、

『認知的不協和』ということが起こることがある・・・といいます。

自分が買った物件が本当に良かったんだろうか?という不安をいだいたり、

この物件は良いと判断したにもかかわらず、購入後に他からの情報で

「あの物件は良くない」と耳にしたりすると、

購入前後の認知に矛盾が生じることがあるといいます。

これを『認知的不協和』というようです。

その状態を解消するため、物件の購入は間違ってなかった、

自分の判断は正しかったと正当化させる心理・・・

あれで良かったんだ・・・と自分に言い聞かせる心理が働くといいます。

もしかしたら、妻の物件の情報チェックもそういう行動なのかな?(^^)/

失敗しても買い直しのきく安い買い物の場合に比べ、

マイホーム購入のような一生で最も高い買い物といわれる代替えのきかない場合ほど

『認知的不協和』による不安は大きいものになるでしょう。

ですから、この『認知的不協和』の大きさは掛かった金額に比例するような気がします。

もしマンション購入や自宅の売却で、

この『認知的不協和』に陥ったらどれだけ大きい不安になるでしょう?

我が家の場合、幸い「売却も購入も予算内」で納めることができました(´▽`)

さらには、移住後の生活でも「今までよりも便利な住環境」が得られましたので、

『認知的不協和』の状態にはなっていないかとは思いますが・・・

マンションの購入ということでは、間取り、使い勝手、環境といい、

「費用対効果」を考えると、私たち夫婦の選択は果たして間違っていなかったのか?

もっとイイ物件があったんじゃないか?

期待したこととのギャップが大きければ大きいほど、

あとあとまで後悔を引きずることになり、

その穴をどう埋めるか考えなければならない、

『認知的不協和』を解消するための努力も大きくなるといいます。

そういうことがない・・・ということは、良い買い物だったといえるのでしょう(^^)/

ところで、40年以上、何とか結婚生活が続いている我が家。

お互いに『認知的不協和』がおこっているのでしょうか?

年々、理想と現実のギャップが広がっていっても、一緒にいるということは、

どこかで折り合いをつけている?

いや、それはもうあきらめ?なのかな・・・(^^)/

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コメント

  1. ジェリー より:

    こんにちは!ジェリーです。
    移住後もずっと物件情報検索しているアンさん・・凄い!!
    そのうちニーズが高まっている「シニア移住」アドバイザーになれますね!
    アン相談員に相談すれば~ 皆さんピッタンコ物件が見つかるかもですよ~♪

    ”石橋トントン派”のジェリーも 実は物件検索はトントンと始めております。
    でもその前にここがイイ!って思える「エリア」をいくつか候補に絞りたい。
    そのためには自分たちの足で街を見て歩き、その場の空気を感じなきゃって
    思っています。

    今回私達ありがたい事でしたが盛り沢山の行事に追われてしまい 何処も歩いて廻れませんでした。折角札幌へ行ったのにちょっと残念!
    次回は是非観光ではなく、自分たちの足と目で歩き見て廻る為だけに 訪れてみたいと思ってます。トントンしに行きますよー!!

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      住まいは安い買い物じゃないので慎重になりますね。
      妻は自分の経験が嵩じてすっかり興味を持ってしまったようですよ。
      私はもっぱら聞き役です(笑)
      いい加減にうなずくと時折「パパ、聞いてるの?」と檄が飛びます。
      こわー!!寿命縮むわーーー!(笑)
      ジェリーさん、再びアンです(*^-^*)
      物件検索進行中ですね。
      今回のマンション購入&自宅売却は本当に気苦労が多く
      痩せちゃうほどでしたけれど、まさにいい経験!そのものでした!
      今では売り物件を毎日のように見てます。
      まるで趣味?になったようで・・・(´∀`*)ウフフ
      ジェリーさん、いい物件探しに早く来てくださいね!

  2. 千沙 より:

    マシュウさま、アンさま

    いつも楽しく拝見いたしております。
    現在北海道には住んでおりませんが、将来的には北海道に絶対に戻りたいと思っております。
    実は最近、引っ越しをしたのです。以前住んでいたマンションでは、原因は不明ですが隣人による被害がありました。それもあって引っ越しをしたのです。ですが引っ越しをしたらしたで後悔があり・・・。
    マシュウさんとアンさんとは素敵なマンション暮らしをされていらして、本当によかったです。私は北海道に住まない限り、幸せになれない!と思い、将来を楽しみに過ごしております!その際には貴ブログを北海道での素敵ライフと住宅情報との参考にさせてください。宜しくお願い致します。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      千沙さん、はじめまして、マシュウです。コメントありがとうございます。
      夫婦の拙いブログを読んでくださりうれしいです。
      戸建てからマンションへと環境ががらりと変わり
      戸惑うことの多い暮らしが始まり、まだ他人の家にいるような感覚です(笑)
      いろいろ失敗や経験をしながら
      マンション暮らしの楽しさを見つけて報告させていただきたいと思いますので、
      千沙さんのアドバイスやコメントをいただけたら幸いです。
      今後ともよろしくお願いいたします(^^)/
      千沙さん、こんにちは。
      はじめまして・・・妻のアンです(*^-^*)
      嬉しいコメント、ありがとうございます!ペコリ!一礼!
      33年住んだ愛着のあるマイホームを手放すことに
      正直、淋しさもありましたが、
      移住したマンションの住み心地の良さに淋しさも吹き飛んでしまいました(笑)
      ただ一つ、残念なのは「たばこ」の臭い・・・
      一日数回ですが、思わず「ふぅぅ」となりますね(^^;)
      引っ越ししてひと月が経過して、
      イヤな臭いがしてくる時間帯が分かるようになってきましたので
      その時は窓を開けないように自衛策?を講じています(^^;)
      「こっちも負けませんよ~」の精神で
      これからも楽しく過ごして行きたいと思っています(^^)/
      千沙さん、将来はぜひぜひ北海道民になって下さいね!
      お待ちしていますよ~!
      つたないブログを読んでいただき本当にありがとうございます。
      どうぞこれからもよろしくお願いいたします。