『戸建て派』と『マンション派』

夫のマシュウです。

その昔、私の現役時代の頃の話です。

ある飲み会の席で・・・

「住まい」の話になりました。

ある上司は「マンション」が絶対にイイと言い張ります。

その方は、JR駅ちかのマンションで通勤にとても便利な場所に住んでいました。

冬は雪かきの心配はいらないし、戸建ての生活なんて考えられない、とまで言います(^^;)

「戸建て派」の私としては、ヘタに反論もできませんので、

「そうですか~」と聞いてるだけ・・・(^^;)

戸建てには庭があるし、何より隣近所に気兼ねしなくて済むし、

住まいは断然、戸建てがいいと、心の中で叫んでいました。

くだんの上司は、

「なんも、なんも、マンションの方がいいってば!」

「庭の手入れは大変だろうし」

「ゼッタイ、マンションの方が機能的で便利なんだから!」

どんどん語気が強くなる上司でした。

戸建てとマンションには、

それぞれ「一長一短」があり、あとは「好み」の問題かもしれません。

はからずも・・・

我が家は、戸建てと、マンション、両方の生活をすることになって、

まだ数カ月しか経験していないマンション生活ではありますが

今のところは「それぞれにいいところがあるな~」というところでしょうか。

何より、戸建てには「一国一城」の主の自覚がありました(^^)/

土地と建物の維持管理は全て自分の責任に任せられています。

ですから、家づくり、庭づくりにも、おのずとそれぞれのお宅の個性が出てきますし、

隣近所のお付き合いにも、個性による濃淡があらわれます。

それでも地域住人の集まりである「町内会組織」があって、

相互の親睦と、共通課題の解決を図るようになっています。

そんな町内会にも個人主義?の風潮か、

町内会に属さないで暮らしたいとするお宅も増えつつあるのも現実!

将来的には文字通り「個」に向かうのでしょうかね(^^;)

マンションの場合は・・・

そもそもが、そこに集う世帯の「共同体」です。

その共同体を運営するには何事にもルールが必要で、所有者全員での合意形成が必要!

「管理規則」に同意した上での入居ですから、わがままは許されないようです。

規則による縛り方は、マンションの方がキツイかもしれません(>_<)

それぞれの部屋の間取りも似たり寄ったりのせいか、

はたまた、ドア一枚が分厚いせいか「お宅ごとの個性」も外からは見えないようです。

そのせいか共同体といいつつ、戸建てよりもご近所の付き合いは「希薄」かもしれません。

(まだ移り住んで間もないためかもしれませんが・・・)

戸建て派だった私は・・・

家を建てた頃は子供も小さく、とにかく「自然環境の良いところ」で育てたい、

という思いだけで「郊外」に移り住みました。

芝生の庭でバーベキューを楽しみ、妻はガーデニングを満喫!

しかし「冬の除排雪が最大のネック」でした。

若い頃であればいざ知らず、

歳を重ねるごとに「雪かきの苦労」が増して辛くなっていました。

子供が独立して夫婦二人だけになったとき、このままの生活でいいのか?と自問自答!

60代後半だし、まだまだ健康体!

住み替えにも十分対応できるんじゃないか?と思い切って、この夏、決断したのでした。

まぁ、いろいろな思いがありますが、

戸建て派、マンション派、両方を経験した自分たちは、

「どちらにも良い面がある」ということが、どうやら結論のようです(^^)/

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする