夫のマシュウです。
ようやく紅葉がきれいになったと思っていた秋も足早に過ぎ去り、
寒い冬に備えなければならないこの頃。
ついこの間の健康診断で、体重の増加と腹囲の増加?に衝撃を受けた私は、
夏の暑さを言い訳にしてさぼっていたウォーキングを真面目にやらなくてはと、
妻を誘いマンション近くの遊歩道を歩くことにしました。
しかし、ただ、健康のためと息を切らせて歩くだけでは面白くありません。
私たち夫婦は・・・
遊歩道から街並みやお店、住宅などを眺めて歩くタウンウォッチングが好きです。
というのも、それまでの郊外の戸建て住宅から、
地下鉄駅近くにある今のマンションに移住して2年になりますが、
まだまだこの街を知っているわけではないので「探検」?に興味津々なんです。
ところで
マンションに移住してきたきっかけが、
私がリタイアしてから、健康にも不安を感じ、体力にも衰えを感じ始めていましたので、
なにかと不便な郊外で暮らすよりもより「便利な都心」に出ようという理由でした。
老人よ都会へ出よ!ということで、
地下鉄やバス、JRなど公共交通機関の便利なところを探していました。
半ば衝動的に決めた今の棲み家は、地下鉄駅から5分ほどの場所!最高です!
ウォーキングをしながらの妻との会話は?
「ここに移住してきてよかったね」と二人でしみじみ・・・
最近、耳にするニュースは、とみに人手不足でいろんなサービスが後退していることです。
宅配便しかり、介護施設しかり、タクシーしかり・・・
そして、先月のニュースを聞いて驚きました(@_@)
なんと、札幌市内を走る「路線バスが路線廃止や路線変更」するといいます。
これまで郊外から札幌駅まで乗り入れていた路線を
最寄りの地下鉄駅までに短縮するという話です。
その原因が「運転手不足」
運転手の高齢化でやめる人が増えているのに、若い運転手のなり手がいないとのこと。
ここでも人手不足が響いているのですね。
私の母親が暮らす田舎も・・・
バス路線も乗客が少なくて減便して不便になりました。
田舎なら、さもありなんということでしょうけど、
札幌の都会ですら人手不足で、都心部への交通アクセスもままならなくなっているということにはビックリ!(@_@)
バス利用するにも不便になる時代になってしまいました。
これからは中途半端な都市近郊ではダメだということなんですね。
妻と「住むなら地下鉄駅の近く!」
「そういう意味では、移住したのは正解だったね!」
これも最近話題になりましたが・・・
札幌近郊では、郊外にあった大学や大学付属病院が
より学生に便利な場所に「移転」する計画だといいます。
理由のひとつに、冬期の雪害で公共交通機関のダイヤが乱れて
学生が通えなくなる心配があるからだとのこと。
そうなると、需要減を理由に公共交通機関も減便などで、
より不便になるのは火を見るより明らか。
そして学生が通いにくいところに、年寄りが住み続けるのもどうなのか?
今後・・・
ここ道都札幌でも「交通難民」が生まれ、都心部に出るために「乗り継ぎ」などの不便と
「高いコスト負担」を強いられることになります。
年金生活の高齢者にとっては、
札幌といえど、郊外での生活は不便以外の何物でもないことになってきました。
つまりは、より便利な都心部のマンションがその受け皿になるということで、
私たちも意を決して郊外から都心に居を移しました。
おかげで都心へのアクセスも良好!交通費も抑えられることになりました。
少ない年金で暮らす身としては生活のストレスと余分な出費を抑えることが大事だと・・・
そんな話をしながら妻とウォーキングしています。
途中で美味しいベーグル屋さんを見つけたからおやつを買うことにします。
ん?
これじゃあ、健康のためにならないか?(^^)/
コメント
よく田舎に住もうとか地方再生と言いますが、日本ではどこでも一律な行政サービスを受けるのは難しくなっています。僻地に住む場合はそれなりの不便を覚悟してもらう必要があるということです。地方でも都市に固まって住むというコンパクトシティという考え方が出てきています。年金問題もそうですが全ては少子高齢化、人口減少が原因ではありますが仕方ありませんね。政治に責任押し付けるのも無責任で国民全体で受け入れていくべき状況と思います。
マイクさん、初めまして。コメントありがとうございます。マシュウです。
わが家でもテレビで田舎の山中でポツンと一軒家に住む人の所を訪ねる番組を見て、
マイクさんがおっしゃるようにこういう所にいつまで住めるんだろうかなどと話しているんです。
行政サービスも効率が良くないし、
いずれ街中で暮らさなければやっていけないだろうと、
政治の責任では解決できない問題なのでしょうね。
マイクさん、こんにちは。
はじめまして、妻のアンです(*^-^*)
夫の実家はかなり前に鉄道が廃線となってしまい公共交通機関はバスのみ。
それも一日に数本というお寒い状況です。
老人施設にお世話になっている義母の面会に行っても、
街を歩いている人をほぼ見かけないんですよ。
若者たちは便利な都会に出てしまいますし、人口は減る一方。
残念ですが老後を安心して過ごすことのできない過疎の街です。
やはり少子高齢化が最大のネックなのでしょうか(^^;)