夫のマシュウです。
老い先の短い私たち夫婦は、いつ「何ごとかの事態」が起こるかもしれません💦
そんなときに子供家族から遠く離れて暮らしていると、迷惑を掛けることになる。
そんな危機感から、元気に自立して生活できている「今」
一大決心して、子供宅の近くでマンションを物色することになりました。
一番最初に検討したのが
子供宅から歩いておよそ10分ほどの距離にある中古のマンション。
真剣に検討しましたが、イマイチ物件価格や周辺環境などがしっくりこなくて、
移住話も一旦保留に・・・
そんな時
お互いの家をドアツードアでも40分ほどで行き来することができるところに
新築物件を見つけることができました。
「決断した理由」は子供宅とあまり近いとお互いの生活が目に入り、
なにかと問題が起きそうだという漠然とした不安からです。
結局は、現在のマンションに落ち着いたのですが、これまでの半年間で、
私たちを退屈させないようにとの配慮?なのか、
旅行や食事、買い物の誘いで行き来することが多く、
札幌時代には考えもしなかった子供家族との「密な時間」を過ごしています。
この日も
いつもと同じ朝を迎えました。
私は朝刊をとりに部屋を出ます。
妻は朝イチで洗濯機を回いながら、あわただしく朝食の準備。
すると、食卓テーブルに置いてあった妻のスマホが震え着信を告げます。
何だろう?
妻がおもむろにスマホの画面を開くと、お嫁さんからの連絡です。
自分の健康状態が良くないから病院に行きたいので、
その間、孫っ娘を見ていてほしいというもの。
妻が折り返します。<何時頃行けばいいかな?>
すると<午後からでいいです>
お嫁さんの健康状態が良くないって?
こうしてはいられない!!
その後①
病院の予約が取れたという午後一番には、孫宅に到着!
妻「心配しないで行って来てね!」
あぁ、1時間もしないで駆けつけることができるところに住んでいて良かった~~~!
その後②
孫っ娘の体調不良でお泊り会が中止になったときのことです。
それでも、孫っ娘の様子をみながら日帰りでも遊びに来たいといいます。
OK!OK!待ってるよ!(笑)
電車に乗ったという連絡が入って、マンションの窓からそれらしき家族が来るのを待っているのですがいつまでたっても見えません。
すると、いきなり部屋の鍵が開く音がしてベビーカーに乗った孫っ娘の到着!
妻「窓から見てたんだけど・・・」
お嫁さん「途中の美味しいパン屋さんでパンを買ってきましたよ!」
「人気店らしいのでお父さんお母さんぜひ食べてくださいね」
(わざわざ、お土産を買って来てくれたんだね)(^^)/
その後、みんな公園で遊び、帰宅後はお昼ご飯に舌鼓!
お腹いっぱいになった孫っ娘家族は昼寝に突入です。
その晩
妻としみじみ・・・
もしも、最初の物件で子供家族と同じ街の歩いて10分ほどのマンションを決めていたら、
ご近所過ぎて?連日のように押しかけられて?心身ともに休む間もなかったかも?
これはこれで、参ってたかもしれないし、
電車で通えるところという「適度な距離感」が良かったような・・・
そろそろ
お嫁さんの職場復帰計画も進んでいる様子。
慣らし保育もどうにか順調。
孫っ娘もようやく外の社会にもなじんできたようです。
私たちも何ごとかあった場合の「お迎え要員に登録」もされています。
ですが
子供夫婦の生活ローテーションに組み込まれてしまってはならないとも思ってます。
頼りにされるのはイイとしても、それが、しょっちゅうだと
お互いの生活の粗も見えて気になってしまうし、
子供家族とは「適度な距離感」が大事・・・
今くらいの距離で良かった!
二人でマンションの外の秋色に染まる景色を眺めながら、
ゆっくりとお茶する時間を楽しみながら、妻がしみじみとつぶやいています・・・