ご近所のお年寄りが、将来歩けなくなることを恐れて車を捨てて歩き始めた!

夫のマシュウです。

私が現在住む場所は、札幌市の郊外に開発された住宅地で、住み始めた当初は

子ども連れの若い家族が多く、活気に満ちていました(^^)

もちろん私たち夫婦も若く、子どもも小さかったですが、我が家では車を処分して

しばらく経っていましたので、遠い場所へは公共交通機関を利用していました。

が、周りは、車社会ですから、近くのスーパーに買い物に行くのも車での移動が当たり前。

あれから30数年が経ち、私たちはもちろん、周りの人もみんな年を取りました(^^)/

もう80代を超えている方も大勢いらっしゃいます。

しかし、諸事情によりなかなか車を手放せず、ご近所のお年寄りたちも

まだ「車に頼った生活」をしています。

そして、皆さんそろって「車を手放したら、歩いて病院や買い物に行けるのだろうか?」

という不安な声が聞こえてきます(+_+)

ケース1

以前、路線バスの中で出会った近所の90才近いご主人・・・

当時、札幌市内にある藻岩山(もいわやま)に登ることを趣味にしていて、

その日も、ふもとまでバスで行ってそこから山登りするということを話していました。

奥さんも誘ったけれど、歩くのが嫌で家にこもっているんだよ、ということをおっしゃっていたのです。

そのときは聞き流していましたが・・・数年経って、

ご主人も山に登れなくなり、近所を散歩する姿を目にしても、奥さんは見えません。

お会いするたびに「家のかみさん、さっぱり歩かないんだよ」と心配げです💦

奥さんは、もう何十年も車での移動がもっぱらで、近くのスーパーでの買い物にも車を運転します。

年齢的にも、そろそろ「免許返上」の時期じゃないかな?と思っていると、

最近、お二人で「杖」を突いて歩く姿を見かけました(免許返上したようです)

奥さんは、かなり歩きにくそう。ひざも曲がって痛そうな感じです💦

リュックを背負い買い物に出かける様子でしたが、ご主人が奥さんをかばいながら歩いています。

まるで「将来の自分たちの姿」を見る想いがしました。

果たして、いつまで自分の足でしっかり歩けるのだろうか?そんな不安がよぎります💦

ケース2

ご近所の山菜採りに出かけるのが好きな80代のご夫婦の話・・・

昨年も、山菜をおすそ分けしていただきましたが、最近は山の奥まで歩けなくなり

道端で採るしかできなくなって「これから何年歩けるか心配」💦

買い物にも車を使っているから「免許返上したらおしまいだ」💦

「施設にお世話になることを考えている」という危機感を話してくれました(+_+)

ケース3

こちらもご近所の70代のご夫婦の話・・・

いつもお二人で出かけるときは車ですが、最近は、午後の時間、

お二人で歩いて出かけることが多く目にするようになりました。

奥さんが持病治療のために、週の半分は通院しています💦

妻アンが通う「体操教室」に通いたいけれど、通院もあるので

なかなか時間が取れないとこぼしていたそうです(+_+)

それで「筋肉が落ちて、歩けなくなると困るから少しでも歩こうと思うの」と

「午後の散歩」を始めたことをお話されていたとの事です。

ケース4

これも車に頼った生活をしていた70代のご主人の話・・・

リタイヤ後のご主人は、はた目から見ていても、腰が痛そうで相当、歩きにくそうです💦

それでもお天気の良い日は、わずかな距離ですが、往復して、トレーニング?しているようでした。

がんばって歩いていらっしゃる姿には、頭が下がります。

ケース5

ご主人を数年前に亡くし、一人暮らしをしている奥さんの話・・・

パートの仕事をされていたのですが、ここ最近は膝の調子が悪く、

いろいろな場面で支障をきたしているそうです💦

そして、ついに「膝に水が溜まる」ようになり、病院通いが始まってしまいました😢

奥さんいわく「車に乗ってばかりいたから、すっかり足が弱ってしまったよ」

「この先、歩けなくなったらどうしよう」「子供たちに迷惑をかけたくないし」

と今にも泣きだしそうな表情で妻にこぼしたらしいのです(>_<)

我が家のケース

大学時代、そして新婚時代は車のある生活でしたが

転勤を機に廃車にして以来「車のない生活」です。

今時、珍しいでしょ?(笑)

だから、どこへ行くのも歩かざるを得ないのです(^^)/

なので、当然と言いましょうか?足腰は鍛えられます!?(笑)💦

私たちもシニア世代に突入して、今のうちから「意識して歩こう!」を目指しています。

ご近所の例に限らず、車に頼り切っていた私の両親は、

やはり、一番先に「足腰」が目に見えて弱っていきました😢

父親が免許証を返上してからの「落ち込み」はひどいもので

「もう、どこへも行けなくなった~」と知人にこぼしては泣いていたらしいのです。

両親、揃って、現在は「車いす生活」です。

いずれ、私たち夫婦もそうなるかもしれませんが、一日でも長く「自分の足で歩くこと」を

目標にして生活していきたいね!と妻アンと話しています(^^)/

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コメント

  1. 杉ちゃん より:

    マシュウさん、アンさん、こんにちは、神戸は気温も上がらず
    歩きには絶好の日でした。
    今回のお題の「高齢になり何時まで歩けるか」は身につまされ
    ますね。足腰が弱ってきたからこそ文明の利器「車」が必要だと
    言う意見も有ります。反対に日頃、足腰を使わず「車」生活を過
    ごした結果、弱ったとの意見も有ります。
    どちらが正解か判りませんが、一つ言えることは70歳を過ぎる
    と、足腰以外に体力が確実に弱って「車」生活は出来なくなると
    いう事実ですね。「いや、わしは体力はしっかりしてる」と車を
    手放さなかったばっかりに悲惨な事故がアトを絶ちませんね。
    そうならないため、近くのスーパーには徒歩か自転車で、また外
    出はバスか電車で駅まで歩くクセを付けたら車生活から抜けやす
    くなるのではないでしょうか?、

    • ともに白髪の生えるまで より:

      杉ちゃんさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      私もウォーキングしているとき、先輩方のウォーキングを見かけます。
      普段からの足腰の鍛錬が将来の生活を決めますね(^^)/
      杉ちゃんさん、アンです♪コメントありがとうございます。
      「歩けなくなったらおしまいね」「いくつまで自力で歩けるか?」
      これは友人たちとの会話の中でよく出てきます。
      日頃から意識して歩かなくてはいけませんね。
      神戸はウオーキング日和でしたか。
      札幌も、からっとしたよいお天気の一日でしたよ(^^)

  2. 躁介 より:

    5年前に体重が100kgあったので、ウォーキングから初めて体重を落として行きました。1年で68kg位まで落とし、2年で65kg位までになり、ウォーキングじゃ物足りず、ジョギングに切り替えました。
    その後1年半ほど運動を止めたため、体重が70kg位まで増えました。ヤバいなと思い2018年5月末から再度ウォーキングから始め、昨年秋には10km走ランニング45分~48分位で走れるまでになりました。やっぱり地道にトレーニングし続けないと歩けないですし、走れません。昨年12月は月間300kmも走った所為でγGTP139になってしまい、今年からは14kmランニングを週2回前後に抑えています。
    2/14は夜ランをして、木の根っこに躓いて転倒し、膝・太もも・手の甲を打撲し擦過傷を負ってしまいました。過去8回位転倒しています。幸い3週間経って治りつつありますが、躓いて転倒する危険性があるのでランニングをする場合は細心の注意が必要です。今はまだランニングできますが、いずれ遅いジョギングになり、70歳になればウォーキングになって行くのでしょう。加齢と共に下肢の筋力低下が促進するので、ウォーキングを日課にすることで老いを極力予防したいものです。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      躁介さん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      ジョギングで体重を落としたというのはすごいですね。
      私はメタボで体重を減らさなければなりませんが、わずか1㎏減らすことも出来ず
      減ったり増えたりを繰り返しています。
      今は開き直って、この体重が健康を支えているんだと思っています(笑)

      躁介さん、先ほどまで降っていたみぞれが止みましたよ。妻のアンです(*^-^*)
      湿った雪ですので雪かきが大変です。
      でも我が家には、太っちょで、頼れる?夫がおりますので、
      がんばってやってもらいましょう!!(笑)
      老化は足からきますね。
      亡くなった父親たちを見ていて、本当にそう思いました。
      雪が解けたら、私もウォーキングをちょっぴりがんばります!!
      春よ来い♪早く来い♪(笑)