夫のマシュウです。
いよいよ、今年の春闘も始まりました。
と言っても、私には直接関係ありませんが・・・(^^)/
最近「日本の景気回復期間が戦後最長となった」と
「好景気」がまだ続いているというデータが示されました。
しかし!
生活者には「実感がイマイチ」!
逆に全然良くなってないんじゃない??
という感じですが、企業のもうけが、家計までトリクルダウンしていないのでしょうか?
データがでたらめ?
メディアを賑わせているのは、厚労省による「統計の不適切調査問題」で、
調査データが「いい加減」だったことがバレて、私たちも遠巻きに、官僚は何をやってるんだとあきれるだけでは済まなくなってきました(>_<)
その統計数値をもとにして、経済の見通しを論じていた経済評論家の言動にまで
疑問符が付くように・・・
また、政府が上昇したとする賃金も、本当に上昇していたのか?
など、いろんなところに疑問符が飛び火しています。
こうなってくると「日本の景気回復期間が戦後最長となった」といわれても、本当に?
と疑ってしまいたくなるくらい、実感としてはピンとこない評価です。
数字はうそをつかないと信じ、数字が物語るのは実態かと思いきや、
数字への信頼が一気に失せた事件でした(-_-;)
世論調査じゃないんだから、しっかりしてほしいものです。
値上げはデータに基づく?
そうこうしている時、、私たちの生活に直結する大事なニュースが入ってきました。
先日、大手食品メーカーの「値上げ」が相次いで報じられました。
牛乳、ヨーグルトなどの乳製品をはじめ、インスタントラーメンやカップ麺など
生活に直結する食品に広がっています💦
これからも、追随するメーカーが増えることでしょう。
健康に良いということで、我が家でも定番食材になっていた「サバの缶詰」も
最近、安売りしないな~と思っていたら、今度は値上げです(>_<)
相次ぐ値上げの要因は、以前に物流経費の値上げがありましたが、加えて原材料価格が高騰していることや人件費などのコスト上昇だということです。
このようなコスト増を企業努力で吸収することができなくなったということです。
デフレ下で、何年も値上げできずにきたけれど、限界になったという説明です。
こちらの方は、業績というデータに明確に表れるので言いつくろうことができないものです。(意図的に粉飾しない限り・・・)
値上げの要因のひとつに「人件費上昇」があるということですが、これには賃金上昇の実感がなくて、支出を切り詰めているというのが実態じゃないかと思うのですが・・・
政府に、賃金は上がっているんだと数字を示されても、年金生活者の私たちが、
じゃあ消費を増やしましょうか、ということにはならないということですよね。
最近の統計データをめぐる議論を聞いていても、私たち生活者の実感と、
国や企業の指導者の感覚がどうも「ズレている感」が否めません(>_<)
データのない偽装値上げ?もある
私たち生活者としては、統計データがどうであれ「実感としての景況感」が大事です。
ところで、目に見える形での値上げでなくても、知らないうちに??
値上げされていると感じることがあります💦
ここ数年感じられるのは、あからさまに「値上げしました」ということもなしに、
商品の「グラム数」であったり、本数であったりの「数量」を少なくして、
「実質的な値上げ」をしている例があまりにも多いのです(@_@)
妻アンも嘆きます!
「チョコレートが薄っぺらくなったと思わない?」
「チーズのグラム数が少なくなったみたい」
「あれれ?カルパスソーセージ、こんなに小さくなっちゃった」
「カニカマ、いつの間にか、細くなったよね」・・・こんな話をよく聞かされます。
「主婦目線」は「敏感」です!
値段は据え置きでも、量を少なくして、実質的に値上げしてるじゃん!
となるわけです!
「妻の怒り」はゴモットモ!!👹
先のメーカーの例のように、はっきり、値上げしますと宣言してくれた方が
清々しい感じがします(もっとも、消費は控えるでしょうけど・・・)
生活防衛の取り組み
我が家も年金生活ですので、貯蓄も取り崩しながらの、
もっぱら「支出だけ」の生活です💦
まして、特に食品など、日々の生活に直結するものに関しては、
その価格変化の影響は、家計に直結!
日々、スーパーのチラシとにらめっこで、夫の私でさえ、買い物を命じられるうちに
価格に敏感になってきました(^^)/
私たちの生活は統計データをもとにして生活しているわけではなく、
「手元の財布」と相談して消費しています。
いくら景気が、戦後最長を記録したからと喧伝されても、
生活実感が実際の消費にあらわれることですので、
見栄を張って(粉飾して?)、生活が楽になったと、消費を増やすことはできません💦
先の、値上げの話でいえば、
乳製品などは、安い輸入品がどんどん増えてきて、競争激化は目に見えています。
秋には「消費税の増税」も控えています(-_-;)
まさに企業にも家計にもトリプルパンチ!
家計に一番影響の大きい「食料品の値上げ」は、収入増の見込みのない年金生活者にとっては
一層節約へと向かわせることになり「消費を冷え込ませる要因」になりはしないかと
危惧しちゃいます💦
消費を冷え込ませないためには、私たちの「生活実感」と「整合の取れたデータ」で
納得させてほしいものですね(^^)/