親の『月命日』を忘れてしまった?

夫のマシュウです。

妻アンは、幼い頃、育ててくれた「祖母」のことは一日たりとも忘れたことがありません。

毎朝、小さな写真立ての中で微笑む祖母に水をささげ、

家族、親戚一同の無事を見守ってください・・・と手を合わせています。

その写真というのは、祖母が亡くなる数年前、「ひ孫(私の子供)」の

詰将棋の相手をしている姿です。

これに最近は、

妻の父親と、私の父親の写真が加わりましたので、妻の祈りの時間も長くなりました。

3人分ですからね(笑)

聞くところによると、それぞれにお願いすること?が違うそうですよ(笑)

そして、

私たちの双方の父親の「月命日」などは、にぎやかな食卓で故人を偲んでいました。

そんな習慣が始まって2年目を迎えようとしています。

ところが、最近は、いろんなことで忙しくなったせいか?

朝食前の祈りを忘れることもしばしば!

さらには、両父親の月命日も素通りしてしまい、

あとで「あっ!そうだった!」と思い出す始末(^^)/

この日の朝も、義父の月命日でしたが、妻は忘れている様子・・・

朝食の準備に追われ、私はというと、洗面所で身づくろい・・・

そんなとき、ラジオから聴こえてきたのは、

リスナーのリクエストに応えたという、中島みゆきさんの「時代」という曲です。

イントロのメロディが聴こえて来ました。

記憶がよみがえってきます。

この曲は義父の「葬儀のときのBGM」で、義父お気に入りの曲。

妻アンがどうしても葬送曲にしたいと言って葬儀社にお願いしたのでした。

ですから、この曲を聴くたびに義父を思い出すんです。

妻は「あっ、この曲・・・」と言ったきり、キッチンから姿が見えなくなりました。

さっきまでおしゃべりしていたのに、急に静か・・・(泣いていたのです)

しばらくして、

妻「お父さんの月命日だったことをすっかり忘れてたよ。ひどい娘だね~。アハハ~」(笑)

私「まあ、月日を重ねて忘れていく・・・ってことで、いいんじゃない?」

遺された人には日々の生活があるんだから、

いつまでも悲しんだり悔やんだりしていられないので、

忘れるってことも必要なことかもしれません。

でも決して、記憶から無くなってしまった訳じゃありません。

日々、故人を思い、感謝している気持ちが大事なんだ・・・と思うようにしています(^^)/

いつもの時間よりだいぶん遅くなってしまったけれど、

妻「危うく忘れるところだったけど、今日は月命日の大サービス!

リンをいつもより大きく鳴らしてあげたよ」(笑)

どおりで「チーン♪」がすごい音してるなーと思った私です(笑)

こうして、祈りが終わると、

さっきまで泣いていた妻が、いつもの元気な妻に戻っていました(笑)

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コメント

  1. ジェリー より:

    そうですか~ ちゃんと月命日まで供養していらっしゃるのですね!?
    ..忘れっぽいジェリーとは大違いですぅ~

    アンさんは真面目で信心深いのですね! 偉いな~素晴らしい!
    ..その心が通じてきっと行く末守られますよー!!

    年1回の両親の祥月命日すら、みんな御まとめしてお盆ご先祖様「一括」供養でどうかな~?? なんて提案して怒られてしまったジェリーです。

    あのね..銀行の通帳記帳じゃないんだから~「一括御まとめ」はダメ! パパは罰当たりね! 信心深かったジェリー母から受け継いだわが家の仏壇..今はトモさんがしっかり守ってますぅ~

    罰当たりジェリーでした。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      アンは信心深いと言うより、人に助けを求めるタイプですかね?
      生きてる人、死んでしまった人、両方にね!(笑)
      一生懸命、家族の健康を祈ってますよー。
      お願いされる人は死んだあとも大変だー(笑)

      ジェリーさん、いつもコメントありがとうございます!
      楽しみに拝読しているアンですよ~(*^-^*)
      トモさん、仏壇をお守りしているのですね。
      偉いですね!
      ジェリーさんも罰当たりにならぬよう?
      しっかりご供養されてくださいね(´∀`*)ウフフ

      • ジェリー より:

        はい!承知しました。
        トモさん任せにしないでジェリーも御供養いたしまする〜 ^_^

        • ともに白髪の生えるまで より:

          ハーイ!ジェリーさん、こんばんは~!アンです~(*^-^*)
          そうです!その調子ですよ~!(笑)