「民生委員」が誰を訪ねて来るの?オレのことなの?

夫のマシュウです。

ある日、一通の「お知らせ」がポストに投函されていました。

妻アンから、町内に住む「民生委員」の方からのお知らせらしいと言われました。

民生委員が何の用事だろう?

民生委員って、生活保護や高齢者保護で見守る人というイメージでしたので、

私は、反射的に「アンの父親のことじゃないの?」と言い返していました。

ですが、

通知文のあて先は、私の名前!(@_@)

私「えっ?オレあてに?民生委員が?」

心当たるふしもなく、通知文の内容をよく読んでみました。

民生委員の調査とは?

札幌市では65歳以上の方々を対象に「65歳以上名簿」の確認調査をしているとのことで、民生委員が自宅を訪問!

その結果を「高齢者対策に役立てる」という趣旨のことが書かれています。

文面には「日時が指定」されていて、実際に訪問して「面談で確認」するとのことです。

さて、当日になりました。

担当している民生委員の方は名札を胸に下げていらっしゃいました。

玄関先でしたが、妻アンと「数項目」を聞き取り調査されました。

★電話番号

通常の連絡先として聞かれました。

★緊急時の連絡先

最近、高齢者住宅での火災などが多く発生しています。

また自宅で倒れているところを発見されたという事例も聞きます。

もしもの時の安否確認が必要だということです。

そうした場合などの緊急時に、本人を確認してもらえる「親族の連絡先」を教えてほしい

ということで、妻アンと相談して「子供の住所」と「電話番号」を控えていただきました。

私たちが死んじゃってた場合の「身元確認」が必要ですものね💦

★健康状態

私「特に病院にもかからず元気ですけど」と言うと、

民生委員さん「普通に家庭で生活できるレベルであれば「健康」としているんですよ」

とのことでした。

高齢者の相談窓口

民生委員の方からは、お知らせに同封したパンフレットを読んでほしい、とも言われました。

パンフレットには、高齢者に関する相談窓口について「地域包括支援センター」の電話番号が記載!

以前、私にも65歳になったことで「介護保険証」が送られてきていました。

介護や福祉などについて不安を抱える年代になりましたので、その際の相談先として、

「地域包括支援センター」の方や民生委員の方がいらっしゃるという説明もありました。

あらためて、自分の年齢が介護が現実の問題となってくる年代であることや、

現在の暮らしの環境について考えさせられました。

民生委員の仕事

普段なじみのない民生委員の方というのはどういう仕事をしているのでしょう。

どのような場合にお世話になるのでしょう。

主なものを列挙しますと、

民生委員の活動の一番最初に書いてあるではありませんか。

★65歳以上の方の健康状態や世帯状況、緊急時の連絡先等についての調査活動

私の家の訪問調査はこれだったのです。

★一人暮らしの高齢者に対する見守り活動

札幌市では、近隣に親族がいなくて、介護保険サービスを利用していない人を対象とした見守りに民生委員があたっています。

★児童虐待を受けたと思われる子供を発見した際の児童相談所への連絡

★町内会と連携した地域福祉活動や子育て家族の支援などの地域活動

★生活保護申請時の意見書の作成

など、子供から高齢者まで「地域生活者の相談相手」としての活動だったのです。

民生委員は、市内約330世帯に一人の基準で選任されているボランティアで、

区域市民の相談や情報提供などにより、行政などの関係機関との連携にあたることとされているようです。

高齢者の頼り

今までは、自分の身に「介護」を要することが発生した場合ばかりを考えていたので、

その時は「地域包括支援センター」へ、とだけ認識していましたが、

これからは「高齢者の見守り」という意味で、

「民生委員」の方の存在があるということを改めて認識した次第です(^^)/

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