【死後離婚】夫婦で本音で話し合った。

夫のマシュウです。

私たち夫婦の両親は、4人ともに健在です。みんな90歳前後にまでなっています。

子供である私は65歳を超え、退職して年金生活。妻も還暦を過ぎました(^^)/

離れて暮らす私の両親が、地元の特別養護老人ホームに入所して、

ようやく落ち着いた生活をしている様子で、どうやら終の棲家となりそうな感じです。

車いす生活という不自由さもありつつ、両親が二人一緒に暮らすことができ、

いつまでもこの状態が続くことを願ってはいるのですが・・・

親の最期を見届ける

いつかは「別れ」のときが来ます。

親にもしものことがあった場合の「送りかた」については今までも夫婦で話して、

できることを相談して手を打ってきたつもりです。

葬儀社も、早々と決めました。

一方、親が長生きしてくれるのはうれしいのですが、

それとともに、私たちの年齢も重ねていくことになります💦

いつまで、見舞いに行ってあげられるのか、私たち夫婦も

いつまで健康体でいられるか、というのが最近の話題です。

私が親より先に逝った場合は?

私たち子供が元気なうちに、親を見送ることができればいいのですが、

親より先に、私たち夫婦、お互いに「もしもの時」、どうするのか?

特に私たちは「長男・長女」ですので、それぞれの親の面倒を看る義務があるという覚悟はしています。

特に私の身に何かあった時、最悪の死ばかりでなく、

私が倒れた場合、「誰が両親を看るのか」ということが話題になります。

そろそろ、そういう「リスク管理も必要」だと考えるようになりました💦

考えられるケース

私に何かあって、両親の面倒を看られない時の対応には、3つのケースが考えられます。

①妻が、私に代わって、両親の面倒を看る。

②私には兄弟がいるので、彼に任せる。

③②にも通じることですが、「死後離婚」手続きをして、妻は私の家との「縁」を切る。

それぞれのケースの問題

①の場合は、妻への負担がものすごく大きくのしかかることになります💦

妻自身も自分の両親の面倒も看なければならないというプレッシャーもあります。

②の場合が、順当な手続きになると思います。

③最近話題になっているのが「死後離婚」して、籍を抜くことによって他人となる。

これを選択する考えをする夫婦が増えているようです。

これを踏まえ、私たちはどういう選択をするか、妻と話し合いました。

さあ、自分たちはどうする?

「死後離婚」という選択

私にもしものことがあると、妻はいくら夫の両親といえども、他人です。

ましてや私には弟がいます。

その場合には、弟が両親をおくることになると思います。

ですが、弟が妻アンに兄嫁が仕切るべきだと言い出したら・・・

妻の意見では、とても葬儀を仕切るなり、その後の手続きを親族が納得する形で

仕切ることは無理だと言います。

当然ですね。夫婦も、もとは、あかの他人です。

嫁ぎ先の親と、人間関係がうまくいってない場合は、夫の死後、

さらに、夫の親とかかわって、その面倒を看なければいけないなんて「理不尽」だと

思うことは、当然ではないかと妻と話したことがあります。

我が家の場合、妻アンと私の両親の関係は良い・・・と自負していますが(^^)/

自分が親より先に死んでしまった後、妻は、親の面倒を看てくれるのだろうか?

いや、これは単純に考えただけでも大変です!!💦

自分の弟に、引導を渡して、妻アンを楽にさせたい!というのも本音です。

私の考え

最近、話題の死後離婚について考えてみました。

ちまたでは、同じようなことを考えて、または問題に直面して、死後離婚を選択している夫婦があるということです。

具体的には「姻族関係終了届」を出す手続きをするということです。

こういう選択は、今後、増えていくものと思います。

結婚が家同士の結びつきであった時代は、嫁は家に入るもの

家というしがらみのなかで嫁の役割があったのです。

それが、今の時代は、個人の時代!

ましてや我が家は、サラリーマンで、家を継ぐということもありません。

こういう環境から、ドライに割り切ることがあっても然るべきだと思います。

私たちの場合も「死後離婚という選択肢があっていいんじゃないか」という話をしています。

この先、どういう人生が待っているかしれませんが「今の考え」です(^^)/

さて、妻は?

本音を聞いてみました。

妻としては、義父母の心配はしつつも、最期を看取ることの責任、

そして、その後についても、ひとりでは重くて耐えられないかもしれない・・・

「ムリムリ~!」と笑っていました(^^)/

自分の「もしもの時」のことを「誰に託すか」・・・考えると、

やはり順番通りがいいですね!

自分も、親をしっかり送ってから、安心して人生終わりにしたいものです(^^)/

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コメント

  1. 杉ちゃん より:

    マシュウさん、こんばんわ、アンさん、今日の札幌はウオーキング日和でしたか。
    死後離婚・・・つまりパートナーと死別したら個人に戻りたいという事でしょうか
    思いは、よ~く判ります。
    私の父親も妻の両親も早くから亡くなり、母親以外、世話をする必要は無なかった
    のですが、こんな事がありました。それは、10年前(私60、妻59)に母親が
    亡くなった時、墓に納骨したあと「あなた、私が亡くなった時は、このお墓に入る
    のでしょうか?」と唐突に聞いてきまして、「何か具合が悪いのか?」と返した所
    「見知らぬご先祖ばかりのお墓に入りたくない、近くの、墓地で樹木葬にしてくだ
    さい。そこであなたが来るまで待ってます。」・・・・うむっ~。彼女は家に嫁い
    だのではなく、私に嫁いできたのです。ご両人如何感じます?

    • ともに白髪の生えるまで より:

      杉ちゃんさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      お墓の扱いも大きな問題ですね。私の実家にはお墓はないので、
      両親とは敢えて話をしないようにしています(笑)
      これからお墓は負担になると思い、持つ考えはないんですよ(^^)/
      杉ちゃんさん、こんにちは!
      アンです。コメントありがとうございます♪
      お墓の問題は様々なことが絡んでいますので、むずかしいですね
      でも、私、奥さまのお気持ち、わかる気がしますよ~(^^)/

  2. 杉ちゃん より:

    杉ちゃんです。お墓の話で終わっちゃいましたが「死後離婚」のお話
    結婚と言うものが家と家の結びつき、結婚式にも「○○家、△△家式場」
    と書かれてますね、この時点で嫁・夫と双方のつながりが生じるのです
    ね。当然どちらかが亡くなっても、この姻族関係は続きます。・・・で
    「死後離婚」と言うのは、この姻族関係を断つ目的で出すものだと私は
    理解してます。私も不勉強で詳しく知らないのですが、死別なので離婚
    ではなく戸籍を抜くと言うのが正しいと思うのですが・・・・。と言う
    事は、成人した子供との関係も解消してしまうことなのかなぁ?よく解
    りません。男と女という関係で結婚したので、パートナーが亡くなれば
    姻族の介護や金銭問題から逃れる便利な方法だと思いますがデメリット
    も有りそうで、杉ちゃんは「そのときはそのときで・・・」というスタ
    ンスでごまかしております。(汗””””

    • ともに白髪の生えるまで より:

      杉ちゃんさん、コメントありがとうございます。マシュウです。死後離婚の話ですが、
      北海道に住んでいる私たちはあまり「家」の結びつきという意識は持っていませんが、
      私に兄弟がいるのに、親の面倒を妻に見てもらうことには複雑な気持ちがあるんです。難しいですね。