「ワンピース」に学ぶ!人生は冒険だ!仲間だ!愛だ!

夫のマシュウです。

定年退職して、年金生活に入ると、

それまでの生活の糧を稼ぎ、家族を幸せにするというアクティブな生き方からも

リタイア?してしまったように、自分の「老後」を強く自覚し、

自分の「余生」をどう生きる?という後ろ向きの考え方が出てきてしまいがち・・・💦

ともすれば、社会からも距離を置き、自分ひとり、

いや、夫婦だけの世界に閉じこもりがちになってしまいます(-_-;)

ですが、最近、「ある物語」に触れて、「夢」を失ってはいけないことや、

「仲間(夫婦)」との「愛情」が大切なことを知らされました。

その物語とは、私たち夫婦が観にいった「シネマ歌舞伎」「スーパー歌舞伎 ワンピース」

「ワンピース」といえば、週刊少年ジャンプに長期連載されている世界的な人気漫画!

これをスーパー歌舞伎の申し子「市川猿之助さん」が歌舞伎に演出したのです。

「変えてはいけないもの」と「変えなくてはいけないもの」

歌舞伎といえば、昔から引き継がれてきた演目が連想されます。

それが代々受け継がれ、「伝統を守る」ことが本筋なのでしょう。

そもそも歌舞伎の発祥は「世相」や「事件」などをモチーフに

「社会風刺」を利かせてたりして「庶民の娯楽」として楽しまれてきた芸能です。

最近の「シネマ歌舞伎」でも、「現代劇」の「演出家さん」の作品などを

目にしてきました。

歌舞伎は、いつの時代にあっても「伝統」を守りつつも、

変わっていかなくてはならない「革新性」も求められているように感じます。

スーパー歌舞伎とは?

これは、「宙乗り」や「早変わり」などで「猿之助歌舞伎」と評された

「三代目市川猿之助」さんが創り出した「現代風の歌舞伎」!

題材も、従来の歌舞伎の「枠」を超えて取り上げています。

作家の故・梅原猛さんと、三代目市川猿之助さんが、それまでの伝統を守る「古典歌舞伎」に飽き足らず、さりとて明治以降の「新歌舞伎」も楽しくないということで、

両方の長所を取り入れた「新・新歌舞伎」の創造に取り組んだということです。

その最初の作品が、故・梅原猛さんの原作・脚本による「ヤマトタケル」

その後も新作を発表し続け、2003年まで9作品を生み出しているとのこと。

その後しばらく途絶えていましたが「四代目市川猿之助さん」によって、

「スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)」として復活!

最初の作品が「空ヲ刻ム者ー若き仏師の物語ー」

2作目が今回の「ワンピース」で、革新的で、エンターテインメント性の高い歌舞伎です。

あらすじ

原作は「週刊少年ジャンプ」に連載されている漫画の「ONE PIECE」(ワンピース)!

物語は、大秘宝ワンピースをさがす海賊「麦わら」の一味と、それを阻止しようとする海軍がシャポンディ諸島で戦う中で、「麦わら」の一味はバラバラになってしまいます。

一人になったルフィは、海軍本部に捕らわれの身となった兄エースの処刑宣告の知らせを聞き、仲間とともに救出に向かい海軍との間で壮絶な戦いを繰り広げます。

さて、ルフィたちの運命は??

ところで!

2017年・昼公演のカーテンコールの際に、市川猿之助さんが舞台装置に衣装を引き込まれ左腕を骨折する大けがをしたというのも記憶に新しいところですね💦

シネマ歌舞伎

この作品、2015年に新橋演舞場で初演!

2016年には「シネマ歌舞伎」として劇場公開されているということですから、

今回は2回目の公開!

とにかく舞台装置のスケールがスゴイ!(@_@)

プロジェクションマッピングを駆使した映像!

そして、舞台上に滝のように本当の水が流れるのです!

役者さんもびしょぬれで熱演!

主役ルフィーも空中を舞うのです!最上階の客席まで!(@_@)

音楽もすごい!

ロックがガンガン鳴り響いたと思ったら、ミュージカルのようなコーラスもあり!

セリフも現代語!

ストーリーもわかりやすい!

正統派の歌舞伎ファンから言わせると邪道かもしれませんが、

まさに「歌舞伎の革命」でした。

漫画の「ONE PIECE」は世界的にヒットしましたので、

この「歌舞伎版」も海外で受けるかも? そんな予感をさせる出来でした。

「仲間」「愛」「勇気」!とてもよく伝わりました!(^^)

月イチ歌舞伎のパンフレットから

ランチ後、妻アンとは別行動😢

大通公園をひとりで散策しました😢妻はデパートへ・・・

今、「さっぽろライラックまつり」真っ盛りです!

噴水が涼し気

パンジーの花壇が色鮮やかです

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