私の趣味は続けられるの?

夫のマシュウです。

新しい年を迎えて、

新年こそは気持ちを新たに何か新しいことに挑戦したい、

新しい趣味を持ちたいとは誰もが思うことでしょうか。

朝刊をめくっていると、新年から文化教室の案内が目に入りますが

気持ちを引くような講座があるわけでもありません。

この歳になると

趣味らしい趣味を持たないのが趣味?などと訳の分からないことを言ってないで、

私の数少ない趣味に「クラシック鑑賞」があって、

現役時代から札幌交響楽団(札響)の定期会員にもなっています。

毎年、新年を挟んで、次のシーズンの会員を継続するか否かの意思の確認を求める書類が

札響事務局から送られてきます。

現役時代は、年会費の支払いも私の働きがありましたので、

堂々と?娯楽費の一部として支出してもらっていましたが、

リタイアしてからというもの、年金しか収入がありませんので、

いささか肩身の狭い思いをしながら、妻に切りだします(^^)/

「今年も会員の更新時期がきたけど、どうしようかな?続けるべきかやめるべきか?」

妻「なんも悩んでないで、続ければいいっしょ」(笑)

「パパから、その趣味をとったら何が残るの?」(確かに何も残らないなー)

私「だけど、年会費も高いし・・・」

妻「そんな費用くらい出せるよ!心配するんでないってば!」(笑)

さすが太っ腹の妻だ!(笑)

子供夫婦や孫っ娘ばかりでなく、私にも理解があるのか・・・・?

と思ってたら・・・

「月イチの外出機会なんだから、それやめたら、外に出る機会なくなるでしょ!」

「ずーっと、パパが家の中にいるなんて嫌だよ!」

やはり、妻も一人時間が必要なようで・・・あっちゃーーーー!(^^;)

ところで

札響の定期演奏会に行くたびに妻に聞かれます。

「今日は入ってた?」

私「うーん、今回は・・・」

というのも、

定期演奏会の会場は、札幌市の中島公園内のコンサートホール・キタラで開催されます。

会場の大ホールは座席数が約2000席あります。

昨今の「クラシック音楽離れ」が進んでいるようで、

新型コロナ禍で公演中止が続いた影響もあるのか、普段の生活に戻った後も、

会員は戻ったという実感がありません。

最近の定期演奏会では、空席が目立ち、7割くらいの入りでしょうか。

チケット料金も高く感じてしまうのは否めないですし、

そのためか、経済的余裕のある年寄りの会員が多いようです。

コロナ禍がきっかけなのかはわかりませんが、高齢会員は歳を重ねるとともに

辞めていくばっかりで、あとから入る会員が少ないということもあるのでしょうか。

それでも、有名曲で誰にでも耳なじみのある曲が演目にあるときは

満席近く入ることもあるんですよ。

で、あれば・・・

誰にでもわかる人気曲で構成すればとも思うのですが・・・

そりゃあ、札響のレベルアップのためには、聴いたことのない難解曲や

現代作家の曲にもチャレンジは必要でしょうけどね。

そこは、曲の聴きどころや作曲家の思いなど、さらには演奏技術のアピールなど

丁寧な解説があると親しみも湧くと思うのですが、

それを聴衆の聴解力に求めるのはちょっと酷じゃないでしょうか。

クラシックは難しいから、と敬遠されるのもわかるような気がします(^^;)

眠気をこらえる、いや眠くなる演奏じゃつまらなくてチケット代がもったいないから行かないと思うんじゃないかとも推察する私です。

曲を聴くだけであれば

CDでもネットでも、それこそ過去の一流オーケストラの名演奏を聴くことができます。

でも、私のような素人が、わざわざコンサート会場に足を運ぶのは、

CDやステレオのような薄っぺらな再生音では得られない「生演奏の響き」が心身に共鳴することに感動したり、

CD音に慣らされた耳をリセットするために通ってるようなものです(^^)/

そう!生の音は違うということを確認するために、まだまだ通わなくちゃ!

会員の減少に少しでも歯止めになればと、

地元のプロ楽団を応援する気持ちで通うことにしようと思いを新たにしました。

妻よ!

次年度も、厳しい家計から会費をやりくりしてくれてありがとう!感謝!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 山ちゃん より:

    明けましておめでとうございます。いつも楽しく拝読しています。マシュウ兄さんのクラッシック鑑賞すばらしいですね。「生演奏」はやっぱいいですよね。私は学生時代吹奏楽をしてひょんなことから地方のプロ楽団との共演に出たことが一生の思い出になっています。シンバル1発鳴らすのに、プロのアドバイスは厳しい。何度もダメ出しを・・。卒業旅行で行ったヨーロッパ旅行のイギリスは毎日演奏会をしていてびっくり。しかも自由席は500円くらいで見られるのですよ(当時)日本ももっと文化的なものに関心をもってほしいと今でも思っています。楽器は無理でも合唱団に入られてはどうですか?70代の方も入っていましたよ。私も今年ゴスペルに入ろうか考え中です。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      山ちゃんさん、明けましておめでとうございます。マシュウです。
      今年初コメントありがとうございます。
      山ちゃんさんも吹奏楽やってたんですね。
      私は体力勝負のチューバでした(笑)
      プロ楽団との共演は素晴らしい経験でしたね。
      オーケストラの生演奏が聴きたくても高過ぎておいそれと行けません。
      海外は安くて羨ましいですね。
      おすすめの合唱は音痴なので無理かと(笑)
      でも妻アンは第九のCDなど聴きながら
      合唱のところではアドリブで適当に歌うんですよ!
      まるでコントなんでわが家でウケてます!\(^o^)/
      山ちゃんさん、新年あけましておめでとうございます!
      毎年、お正月は箱根駅伝を楽しみしているアンです(*^-^*)
      各選手のいろんな人生ドラマに泣いたり笑ったりと・・・
      どの選手たちもすごい頑張っていていつも感動してしまいます。
      山ちゃんさん、ゴスペルに挑戦ですか?
      素晴らしいです~!
      クラシックコンサートは確かにお値段が高いですね(^^;)
      そのためか?若い方には敬遠されがちで
      もっと安いチケットだったらと思います。残念なことですね。