夫のマシュウです。
古い概念かもしれませんが、
古来の故事に<衣食足りて礼節を知る>という言葉がありました。
衣服と食事は生きていくために必要なもので、
これらが満たされることによって生活に余裕ができ、礼儀や節度をわきまえることができるようになるといわれる故事でした。
物質的に不自由がなくなってこそ精神的に余裕ができるということなのでしょう。
これに「住」を加えた「衣・食・住」が日常生活を送るうえで欠かせないものです。
移住後のわが家の生活も・・・
先ずは「衣」と「住」が確保できましたので次は「食」の満足です。
「食」は毎日の必需です。
「食を足る」ものにするために、まずは日々の生活に必要な食の確保をします。
住まいの近くに便利で使い勝手の良いスーパーやショッピングセンターはないものか?
移住先を決めるときの一番の条件でもありました。
とにかく、車を持たずに歳を取ってからの移住ですから、
いつでも歩いて通える圏内にあることが必須!
そして
子供宅から電車でほど近くのところで、日々スーパーに通えるところという条件を最優先に
探しだしたマンションでした。
まったく土地感のないところですから、
マンション周辺の地図を見て距離を測ったりしながら、
徒歩5分圏内と10分圏内に複数の大型スーパーを見つけたので、
このマンションを新居にしようか?という具合に決めたようなものでした。
引っ越し当日から
スーパーの総菜にはお世話になりました。
お昼は総菜コーナーに並ぶ弁当に目移りしながら、この時とばかり?
私も自由にチョイスできます(嬉しい~~~)
夜もおかず総菜を、これは妻の権限で栄養バランスを考えて選びます。
札幌時代と微妙に総菜の種類も違い、買い物を楽しむことができます。
朝食用のパンも買い置きできるようになったし・・・
ガスだって使い方に慣れることができたよう!?
「食」は胃袋を満足させれば、多少の不平不満は吹き飛ぶものです!?
こうして1週間が経つ頃
妻もキッチンで調理する余裕も生まれ、得意料理をふるまえるようになります。
食が安定すれば、気持ちも安定してきます。
妻「なんて気持ちよく家事ができることでしょう」(大満足な顔してます)
こうして新居での生活のペースも徐々にできて、マンション生活にもなじんできた我ら。
日々の生活に余裕ができると
次に、近所で「外食」に使えるお店はないものか?探して回ることにします。
子供たちもリサーチしてくれて、自分たちでも行きたいというお店の候補をピックアップして教えてくれます。
妻「みんなで行く前に、私たちで事前リサーチに行かない?」
こうして、先んじて私たち夫婦だけで偵察?に行くことにします。
ひとつはイタリアンです
妻は本日の野菜パスタのレディスセット(生めんを選びました)
レディスセットには食後のデザートも付きます。
私はなぜか、メニュー表を開いたときに目に入ったのが海鮮五目チャーハンです(笑)
ランチタイムはどちらも食後のドリンクが付きます。
二人で注文したメニューの写真をLINEでシン・家族あてに送ります。
<イタリアン・ナウ>
間もなく子供から、
<イタリアンなのにチャーハン!笑笑>
ツッコミが入ります。
<ワシは中華が好きなのだ!次はハンバーグに挑戦!>
だってメニュー表にあるんだし、食べたかったからしょうがないじゃない!(笑)
店主さんに「子供連れでもいいんですか?」
「いいんですよ!」
ここも、いつか孫っ娘を連れてきたいものだね!
翌日は・・・
子供が行ってみたいと言っていたお寿司屋さんです。
口コミでは行列ができるお店として有名だとか。
ここも、私たち夫婦が先遣隊?として偵察に!
開店前から並ぶ?いや開店直後だと入れるんじゃない?
そんな微妙な時間をめがけて行くことにします。
私たちが席につくころはまだ空席がありましたが、間もなく満席状態!
まだ11時過ぎたばかりだよ!うわさは恐るべし!
ちょっと遅く来たら入れなかったかも?
ここでは握りと海鮮丼を注文します。
妻と「海鮮丼の方が具の種類が豊富でいろんな味が楽しめるね!」
店員さんに「子供は連れて来れますか?」「大丈夫ですよ!」
ここもいつか子供夫婦と来てみたいお店です。
引っ越しそば屋をはじめに、
新天地でも少しずつ『食』を開拓する楽しみができました。
この地の食に満足して、この地も気に入ることができそう!
まさに「食」足りて礼節を知るです(^_-)-☆