2018初冬の東京・美術館巡りは「東山魁夷展」から!

夫のマシュウです。

2018年も残すところわずかとなりました。

今年ラストの夫婦旅行で「生誕110年 東山魁夷展」を観てきました。

12月3日までの会期末が迫り、大混雑を覚悟で、前日の12月2日に

なんとか上京することができました(^^)/

羽田に着いたその足で、京急と地下鉄大江戸線を乗り継ぎ、目指すは六本木の国立新美術館!

旅行でいつも困るのは、お供の?コロコロ(笑)💦 今回は3泊4日分の荷物・・・

カートの置き場をさがさねば!💦

JRや地下鉄のコインロッカーがどこにあるかよくわからないので、最寄りの地下鉄六本木駅の駅員に聞いてようやくロッカーに預けることができ、手ぶらでGO!(^^)/

国立新美術館

初めての場所でしたが、地下鉄六本木駅から徒歩5分ほどの所です。

都営大江戸線六本木駅7番出口から向かいます

案内のサインに従って向かいます

会場には、お昼前の11時半に到着。

入場券売り場の前には、やはり会期末を前の駆け込みでしょうか。

長い行列ができていました。

券売所の行列に並びます

黒川紀章さん設計の美術館 曲線が美しいです

入場券を手に、レッツゴー♪

展示会場は2階でした。会場前の入場待ち列は約10分となっていましたが、

それほど待たずにスムーズに入ることができました。ホッ!

やはり、早い時間に行くのが良いようです。

「東山魁夷展」のお目当ては「御影堂の障壁画の再現展示」です。

奈良の唐招提寺が大好きで、何度か訪れていましたが、御影堂が特別公開される時期には、

タイミングが合わず月日が流れていました💦

御影堂が平成の大修理で平成27年から5年間は拝観できないということでしたので、

今回の国立新美術館での再現展示に大いに期待していました。

東山魁夷展の構成

展覧会の会場は全部で6章たてで、構成されていました。

★1章は「国民的風景画家」と題し、1947年作「残照」から1961年作「黄耀」までの18作品で構成。

展覧会のパンフレットの表紙に取り上げられた1960年作「道」も展示されています。

★2章は「北欧を描く」と題して、1962年の北欧を旅したときの作品で

1962年作「映像」から1965年作「白夜光」までの8作品が展示されています。

★3章は「古都を描く・京都」と題して、京都の四季折々の風景や建物など、スケッチも交え展示されています。

★4章は「古都を描く・ドイツ、オーストリア」と題して、1969年にドイツ、オーストリアを旅した時の作品が7点展示されています。

そして、いよいよ東山芸術の集大成!!

★5章は「唐招提寺御影堂障壁画 間奏 白い馬の見える風景」と題し、

あの有名な「白馬の森」「緑響く」など5作品を堪能したあと、

障壁画の登場です!

画業の集大成として取り組み、完成まで10年を費やしたという大作で、日本各地や

中国の「鑑真の生まれ故郷」にまで足を延ばしスケッチしてイメージを構成した作です。

多くの苦難を乗り越えて中国から日本にわたり唐招提寺を開いた鑑真和上の故郷と

日本を結ぶ「襖絵」が、まさに御影堂と同じように配置(再現)されているということです。

東山絵画の本質に触れた

メインの障壁画の展示会場にいたるまでの東山魁夷さんの画業展示には、

「国民的風景画家」といわれるだけあって、日本の風景が東山さんの筆をとおして、

私たち日本人の心象に深くしみこむ表現で、心に強く訴えかけていました。

特に「青の表現の深さ」に驚かされ、またその奥行きの深さを堪能しました。

筆使いの素晴らしさは、ヨーロッパの街角の風景の精密さによくあらわれていて、

石のブロックやレンガなどが「質感」を持って迫ってくるのです。

どの作品を観ても構図がすばらしく、切り取られた一部を見ただけで

全景が想像できてしまう表現力には驚かされました。

「御影堂障壁画」に圧倒された!

いよいよお目当ての御影堂の障壁画の再現展示です。

まず目に飛び込んできたのは、青と緑を基調にした日本の風景「山雲」「濤声」

そして、

新境地を拓いた「水墨」で表現した鑑真の故郷の中国の風景「黄山暁雲」

「揚州薫風」「桂林月宵」

この中国の風景を表した障壁画が鑑真和上像を囲んでいるのですね。

鑑真和上はどのような感慨で故郷に思いを馳せるだろうか・・・想像をめぐらせました。

観る者を圧倒する壮大な作品です。

見た瞬間に思わず「おおーっ」と心の中で感嘆の声を上げていました(^^)/

絶筆に込めた想いは?

最後のコーナーの、絶筆となった「夕星」は90歳の時の作品です。

しばし立ち止まり、迫りくる「死」と向き合う東山の「心象風景」を

どのような色彩と構図で表したのか、想像にひたりました。

あらためて、偉大な日本画家に敬意を表して会場をあとにしました。

売店にて

妻アンの迷い

売店では、妻が限定販売の作品の一つをとても気に入って

見入っていたのですが「値札」を見て愕然!!

販売員から「財産」になるからと勧められ、どうしようか?と

迷いに迷った挙句に断念・・・後ろ髪を引かれる思いで売店を出たのでした・・・

それでよかったのかい??

妻のアンです。。。(;´д`)

はい。。。とてもステキな作品でしたので、ホントは欲しかったです。

お値段を何度も何度も見ては(笑)「うぅ~ん、どうしよう」・・・

夫はどうしても欲しいならOK・・・という顔で私を見ています。

さぁ、どうする自分? 退職金で買ってもらう?・・・自問自答する。

でも、やっぱり・・・私、清水の舞台から飛び降りることが出来ませんでした(+_+)

だって、桁がひとつ、違っていましたもの・・・(>_<)(笑)

感動のあとは・・・

館内のカフェ、レストランはお昼過ぎなのでどこも満席💦

少し空席のある1Fの飲食スペースで、軽食をとりながら休憩。

  

展示会場を出ると、入場待ち列はさらに伸び、外の入場券売り場の行列もまた一段と伸びて

会期末のあわただしさを表していました。

帰りは、土地勘もできたので?近道でもある「龍土町(りゅうどちょう)美術館通り」を歩きました。

行き交う車も少なく喧騒から離れた、鑑賞後の余韻に浸れるよい空間でしたよ♪

途中で偶然みつけた念願のブルーボトルコーヒーで一番人気の「コーヒー豆」をゲット!

帰ったら、豆を挽いて、コーヒーの香りを楽しみながら東山魁夷の世界を語ろうね!

作品は買えなかったけど・・・(^^)/

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コメント

  1. ito より:

    マシュウさん、アンさん こんにちは。
    東山魁夷の絵で私が一番好きな絵は「残照」です。家のパソコンの壁紙も「残照」、
    いつもは常設展に展示してあります。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      itoさん、コメントありがとうございます。マシュウです。東山魁夷さんが描く青や緑の世界、唐招提寺襖絵で水墨の世界と、多くの作品に触れながら色の奥深さに感動しました。絶筆の夕星の青色が忘れられません。
      アンです♪ itoさんも東山魁夷さんのファンなのですね(^^)私は彼の描く絵を観ていて「優しさ」を感じていました♪