悲しきかな・・・『親の心』子は知らず

夫のマシュウです。

今や、近しい人との連絡手段といえば

スマホの「LINEのトーク(メッセージ)機能」

写真も動画も送れますし、なんてったって利用料金が無料ですからね!(笑)

そんなLINEで通知が届いた場合は「即返信」するのがマナーだそうですね。

既読スルー、未読スルーはマナー?として良くないそうです(^^;)

この日も妻は、スマホをいじってピキピキ!楽しそうです!(笑)

何やってるのかと手元をみると、LINEの家族グループラインで

メッセージを打ち込んでいます。

以前もブログに書きましたが、

妻は、子供にLINEのトークで、朝は《おはよう!元気かい?》

夜には《今日も一日ご苦労さん!》メッセージを送ります。

受け取る子供には重いんじゃないか?というようなことを私が言おうものなら、

ムッとした顔でにらまれますが、

いつまでも返信が来ないと「人一倍心配」になる妻でもあります(^^;)

頭には「過去の苦い思い出」がよぎります。

この日、朝一番に送ったメールが未読スルー・・・返信はなし!

ついには夜に送ったメッセージにもなしのつぶて・・・

いつの間にか妻が送ったメッセージ10通が未読のまま・・・

気掛かりなまま、妻は寝室へと・・・

私が一人でリビングでくつろいでいると、家族グループラインでメールが入ります。

何気に私のスマホを開いてみていると、妻が送ったメールでした。

間もなく、妻が起きてきて、

「既読になったけど、もしかしてパパがメール読んだの?」

私「そうだよ!」

妻「なーんだー、子供が読んだんじゃないんだ」😢

「今日は全く返信もないし何かあったんじゃないかな」😢

私「そんなに心配しなくても、大丈夫だよ!」

妻「えーー!なに言ってんのー!」

「義母さんだって、昔、パパの大学時代、どれだけ心配していたか・・・」

と、ここで昔話を持ち出す妻。

私が18歳で家を出て進学したときも、

早く親元を離れたいと思っていたことが実現できて、開放感に浸っていました(^^;)

自分から実家の母親に電話することなんてめったにありません。

学生時代の寮生活では、電話があると放送で呼び出されます。

「〇〇棟の〇〇さん、お電話です」の放送があってから電話口に出るまで

しばらく時間がかかります。たまたま放送を聞いていればの話ですが・・・

電話代の高かった時代です。

母親は、どれだけまんじりともせず待っていたことか・・・

もしも不在だったら待たされたあげく「不在のようです」で終わり。

ガッカリしたことでしょう・・・

学生寮を出て下宿に移ったときも、大家さん宅に電話がかかってきて、私が呼び出されます。

他人のお宅にお邪魔しての電話ですから、私は言葉数も少なく、

つっけんどんな態度で母親に話していたことでしょう。

今となっては「汗顔の至り」とでも言うのでしょうか。

でも、この癖?はいまだに直っていないようです(^_^;)

コロナ禍の現在、施設で暮らす母親のご機嫌伺いは、妻の絵ハガキと月イチの送りもの。

私はというと、手紙も書かず、母親から妻が送ったモノが届いたお礼の電話が来た時に

元気な様子を確認する程度です(^^;)

さて先ほどの話に戻りますが、この日、子供から夜中になって

《元気だよー》メッセージが届いて、その後LINE通話で妻が子供の声を聞いて一安心!

憂いなく眠りにつくことが出来たようです(笑)

もちろん、私もホッと胸をなでおろすことができました。

「親の心、子知らず」とはよく言ったものですよね。

子供にしてみたら、親の心配は「重い」ということなんでしょうけど、

親の気持ちなんて、年齢を重ねないと分からないものなのかもしれません。

私も、もう少し、

「母親としての妻の気持ち」を組んであげられればよかったかなと思うのですが・・・(^^;)

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