わが家のエンゲル係数は？

夫のマシュウです。

リタイアして何年も経つと、現役時代と違って世間との付き合いも少なくなるし、

刺激がなくなるせいか、着るものも気にしなくなってしまい、

いつも同じ服装でイイかとなってしまいます。

驚くほど高価な腕時計の広告を見ても、同じ時間を刻むのに高い時計なんて必要ない、

時間を確認するにはスマホで十分。などと、若い頃に比べ、物欲がなくなったかわりに

「食べることが何よりの楽しみ」になった感があります(^^)/

★定期的に外食にも出かけますが、食料品の買い物好きでもあります。

★野菜類は、当地でも地産地消が盛んで、札幌時代よりも新鮮なものが手に入るのですが、

最近は野菜も高くなってるのがちょっと残念。

野菜に限らず、食料品の値上げはとどまるところを知らずです。

★主食のコメもなかなか値段が下がる気配がありません。

★さらに、おやつにお菓子を買うことが好きなわれら。

スーパーの売場で

妻「チョコレートも、よくもこんなに薄っぺらくできるものだわ～」ヽ(`Д´)ﾉﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

とその製造技術？に感心してしまうほど。

安い煎餅菓子も買うことがあるのですが、いつの間にか枚数が減っていることに気付く妻。

「この前まで１０枚入っていたと思ったら、８枚に減ってるんだよね」ヽ(`Д´)ﾉﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

ステルス値上げがいまだに横行？しているのです。

潔く値上げしちゃえばいいのに！

そしたら買わなくなるか？(笑)

総務省が発表した家計調査によると

２０２４年の「エンゲル係数」が２８．３％になったということがニュースになっていました。

「エンゲル係数」は、消費支出に占める食費の割合を示す数値。

高くなるほど暮らしにゆとりがないとされています(^^;)

国別での比較もされていて、食費という暮らしに欠かせない出費なので、

「エンゲル係数」が高いほど貧しい国とされています。

日本は先進国で最も「エンゲル係数」が高い水準なのだとか。

なので貧困化する日本が話題になっていました。

ニュースによると「エンゲル係数」が高くなった要因は、実質賃金が減っている中で、

食品価格の高騰が影響して、１９８１年以来４３年ぶりの高水準になったといいます。

４３年前というと

くしくも私たち夫婦が結婚した頃の水準。

あの頃は、就職して２年ほどしかたってないこともありホントに苦しかったー(^^;)

結婚したら、妻がそれまで勤めていた会社をやめて

専業主婦になるのが当たり前の世の中でした。

当時の給料は現金で支給されていましたから、初めて私の給料袋を手にした妻から、

「結婚前の私の手取りの方が多かったわ～」と嘆きの声が上がるほど（あちゃ～）

幸い住居費が会社の社宅で安かったのが救いではありましたが・・・（ふぅ～）

当時は

確かに食べるのが精いっぱいの生活だったと、

当時の生活を思い出して、しつこく？嘆く妻の声が聞こえるのですが・・・(^^;)

新婚生活の出発地は函館でした。

妻の日課はというと、

新聞の特売チラシを見ては、ホントに１円でも安いものを求めて、

住まいのある社宅から、２０分も歩いて五稜郭のスーパーまで毎日のように買い物に出掛けていました。

それこそ、買いたい服の一着も買えなかった若かりし頃の時代でした(^^;)

あれから４３年

最近の物価高に抵抗するように？あいかわらず、妻の着るものは安いものを求めて？

ユニクロやＭＵＪＩ、はたまた最近ではニトリまでウイングを広げてます。

（ニトリが衣料品まで扱ってるとは私、知らんかったな～）

妻「安いモノで十分！着やすくて自分に似合っていれば、それで良し！」

食料品も、近所のスーパーを買い回りしてどこが安いか比較して買うことで

ささやかな抵抗を続けているのは、４３年間変わらない習性でしょうか(^^)/

こんな世の中で

食料品の物価上昇以上に賃金が増えれば問題ないのでしょうけど、

年金生活者は所得も増えないので、食料品のウエイトが高くなるばかり。

果たして、わが家のエンゲル係数はどんなものなんでしょうか？

ちなみに昨年のわが家の家計簿を妻に見せてもらうと、

消費支出に占める食費の割合は「３６．９％！」ヒェーーーー！😲

やっぱり！

わが家のような高齢者が、

エンゲル係数が高いからといって生活にゆとりがないとは一概に言い切れないようです。

わが家の場合は、歳をとって、物欲よりも食欲が勝ってきたので、

エンゲル係数も高くなるような気もするのですが・・・

今年２０２５年も、まだまだ食料品値上げもあるようなので、

さらにエンゲル係数が高くなりそうなわが家です(^^)/