夫のマシュウです。
札幌からの移住後、
すぐにやらなければならないことは移住先の市役所に「転入の届出」をすることです。
ですが、手続きはそれだけではありません。
「国民健康保険」への加入手続きがあります。
わが家はリタイアしてしばらく経つので、毎年、札幌市の国民健康保険に加入していました。
移住することが決まって、札幌市に転出の届出をしていましたので、
今年度は、札幌市から「1カ月分の納付通知」が届いていて「2人分で11,240円也」
移住後は新しく加入した自治体の国民健康保険に引き継がれます。
先日
移住地の市役所から「今年分の残り11カ月分の納税通知書」が届きました。
金額は「2人分で99,500円」
月額に換算すると99,500÷11≒9,045円になります。
あれ?札幌市より安いんじゃない?
ところで
国民健康保険料の金額ってどこでも同じじゃなかったの?
どういう指標で決まるんだろうか?
あらためて、札幌市と移住地の自治体から届いた通知書を比べてみることに。
その結果は、どうも全国一律ではないようです。
思うに・・・
自治体としては
国民健康保険財政を加入者から納付された保険料で賄わなければならないのですが、
国民健康保険に加入する人というのは、フリーランスや自営業者などの他に、
わが家もそうですがリタイアした高齢者が多く、しかも高齢者が多い自治体ほど
医療機関のお世話になる機会も多くなるので、比例して医療費も嵩んでいるのかもしれない、
その費用を回収するために保険料を高くしなければならない?
逆に高齢者が少ないと保険料も安いのでは?
という仮説も立てられるのですが(あくまで個人的な偏見ですが)
ところで
国民健康保険料の計算方法は、多くの自治体では、
区分としては「医療分」、「後期高齢者支援分」
「介護保険分(40歳から64歳の加入者)」からなり、
徴収計算の方法は、
世帯の人数や前年の所得に応じて決まる「所得割」、「資産割」、「均等割(人数)」、
「平等割(世帯)」の基準があり、
自治体ごとに健康保険財政をまかなうために加入者の負担率が違うようです。
ちなみに
今年度の札幌市の場合は、
★所得割が12.59%
★均等割25,550×加入者数
★世帯平等割43,930円(わが家の場合、均等割と合わせて95,030円)でした。
ところが当地では
★所得割が9.59%
★均等割が42,000円×加入者数(わが家の場合2人で84,000円)
★世帯割がありません
となっていて、こんなにも計算式が違うんです。
当地に移住して、所得割で3ポイントも低くなっているんです。
均等割では11,000円も安くなっています。
ところで・・・
問題は「来年の保険料」でしょうか。
所得割で、
前年の所得が基礎になるのでマンション売却益が加算されることになり
どのくらい反映されるか今から恐怖です💦
健康保険制度は相互扶助で成り立つ制度です。
移住に際して、
健康保険料が多いか少ないかで住む場所を決めることはできませんが、
自治体によって国民健康保険料もこんなに「差」があるということを
初めて知りました😲