『加給年金』を継続して受給するための手続き

夫のマシュウです。

先日、「日本年金機構」から提出期限の明記されたハガキが届きました。

年金受給者と加給年金対象者の「生計維持関係」を確認するための届出書でした。

「毎年1回、誕生月」に提出が求められているものです。

送られてくる対象は「加給年金額または加給金」を支給されている世帯で、

対象者が引き続き受け取るために、生計維持の申し立ての手続きをする必要があるためです。

もしも期限内に提出ができなかった場合は、

「加給年金額」の支払いが止められてしまう恐れが発生💦

ここはしっかり「期限を守って提出」することにします😊

「加給年金額」というのは、

今のところ、我が家は私の年金だけで生計を維持していて、

妻の「老齢基礎年金」の受給資格を得られるまであと約2年。

我が家のように年金生活世帯で、

厚生年金保険の被保険者期間が20年以上の夫が65歳以上で年金を受給していても、

「配偶者が65歳以下」で、まだ「老齢基礎年金」を受給していない世帯では、

年金生活者に生計を維持されているということで、

配偶者が65歳になるまで「加給年金額等対象者」として、

世帯単位で生活資金を一定額を支給する制度によって手助けされています。

その通常の年金に加算して支給されるのが「加給年金額」です。

一般的な、年金に関する理解では、

本来の年金は「老齢厚生年金」「老齢基礎年金」の2階建ての構成!

これに、配偶者が65歳以下の場合、一定の条件のもとで

「加給年金額」がさらに支給されるので「期限付き3階建て」ということでもあります。

ですが、私は年金の仕組みにうといもので、

年金の通知書には「老齢厚生年金」と「老齢基礎年年金」に加え

「加給年金額」も合算された総支給額しか記載されていません。

もらえるものは多い方がいいに決まっていますから、

私が退職した当初は、てっきり、現在支給されている年金総額をベースに、

これに妻の「老齢基礎年金」が上積みされるものと思い込んでいました。

ああ、勘違い!勘違い!

ぬか喜びでした💦

「加給年金額」は、

私の生年月日によって加算される額をもとにすると、

令和2年度基準で、配偶者224,900円+特別加算166,000円=390,900円

となっています。

一方、老齢基礎年金額は加入期間によって違いますが、

満額受給で780,900円となります。

ですから、

妻が65歳になって「老齢基礎年金」を受給するときには、

それまでの「加給年金額」が打ち切られるので、

妻が65歳になって「老齢基礎年金」を受給するようになっても、

実際に増えるのは、

満額受給の場合で780,900円ー約390,900円=約390千円

ということになります。

単純に78万円増えるのかと思っていましたが、

そんな虫のいい話はありませんね。ガックリ!⤵

まあ、妻が65歳を迎える「2年後の楽しみがある」

ということを思わなければなりませんね・・・(^^)/

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コメント

  1. ジェリー より:

    こんにちは!ジェリーです。
    庭の隅のスズランが花を咲かせてます。白くて小さな可愛いお花です。

    さて「年金」のことはまだ良く分からなくて勉強中のジェリーです。
    「加給年金」のこと分かりやすく教えて頂きありがとうございます!

    あの~マシューさん…アンさんが65歳到達時点で「加給年金」の支給は無くなりますが「加給年金」が変~身して「振替加算」がアンさんの年金にプラスされませんか? 

    近場の温泉1泊の費用ぐらいにはなるかもです..おそらく金額は4万円前後(奥様の生年月日により加算)かと思われます。間違っていたらごめんなさい・・・。

    一方うちはトモさん1つ下なので「加給年金」1年だけです。「振替加算」は妹分のためアンさんより少なく「温泉1泊」は無理! まぁ2人で年1回「うな重」食べましょ!くらいでしょうか~

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ジェリーさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      ジェリーさんご指摘のように
      昭和41年4月1日以前に生まれた配偶者には振替加算がありますねー。
      アンの場合は月額3千円くらいといったところでしょうか。
      アンは恩着せがましく「私の年金でおごってやるよ!」
      って息巻いてますけど・・・確かに振替加算も貴重な原資ですね(^^)
      ジェリーさん、こんにちは。アンです(*^-^*)
      雨降りの札幌・・・寒いです。
      ジェリーさんのお庭でスズランが咲いているのですね。
      あのカワイイフォルム、いいですね~。
      思わず触ってしまいたくなります(笑)
      恥ずかしながら年金のことはチンプンカンプンの私。
      雀の涙ほどの額ですが、2カ月に一度が楽しみです(笑)

  2. BEBE より:

    マシュウさん、アンさん、
    アメリカに住みながらですが、一歳上のパートナーは日本の厚生年金がもらえる61歳と同時に受給し始めました。貰えるものは、早く頂いた方が得の精神です。彼が65歳になり、私が去年65歳になるまで、加給年金分がありました。二人分の飛行機代位捻出来た金額だったので、無くなって、がっかりしました。自分の年金を申請すれば、振り替え加算があるのでしょうが、金額は、まったく違いますよね!その上、何しろ、コロナ禍なので、2年帰国できず、申請していないので、当然、私は、今、年金0時代!
    でもね、ネットによると、夫は、なるべく早く受給して、妻は、なるべく繰り下げるのが、一人になった時に助かる。(妻の方が長生きの前提)なんて書いてあるので、現役で働いてくれている内はと思い、ずるずる伸ばしてます。その場合は、その間の振り替え加算を捨てているってことですよね。何となく、悔しいです。でも、自分たちの寿命がわからないので、賢く計算できない今日この頃です。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      BEBEさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      日本の厚生年金は支給開始時期を遅らせると受給額が増える仕組みですが、
      自分の寿命はわかりませんから
      もらえるものは早くもらいたいのが心理ですよね。
      私も先延ばしすることは考えませんでした(^^)/
      BEBEさん、再びアンでございます(*^-^*)
      私は独身時代、数年間、働きましたが
      結婚してからは専業主婦・・・夫の収入だけで暮らしてきました。
      今年65歳になるので年金が楽しみ??ですが、
      計算してみるとビビたる金額でありました(;´д`)トホホ
      今は企業年金連合から爪のあかほどの年金をありがたく頂戴しています(^^)