『買い物弱者』になりたくない!

夫のマシュウです。

定年後、私は「買い物係」になりました(^^)/

「5%オフの日」「ポイント10倍の日」には妻から言いつけられた目玉商品を買うため、

朝早くから近所のスーパーに向かいます。

私が帰ってくると、決まって

妻から「今日は誰か知ってる人にあった?」

私「いや、今日は誰にも会わなかったよ」

私たち夫婦の会話で、話題になるのはご近所の高齢夫婦のことも・・・

妻「〇〇さんご夫婦は、買い物に来てた?」

私「いや、最近は姿を見かけないよ!寒いし足元悪いからもっと遅い時間にしたんじゃないかな?」

妻「そう?そうならいいけど」

私「奥さんが足腰弱っていたからね」

「もしかして買い物に出られなくなったのかな?」

ところで、先日の新聞記事にこんな記事が載っていました。

北海道経済連合会(道経連)が開いた

「高齢化や人口減少に伴う買い物困難者を考える自治体職員向けセミナー」で、

農林政策研究所の講師の方が、

『最寄りの店舗まで500メートル以上かつ自動車の利用が困難な65歳以上の高齢者数』「アクセス困難人口」と定義?して、その推定値を紹介。

それによると、北海道内では「2025年に49万8千人」にもなって、

2015年より10%以上増加すると予想しているのです。

この記事を読んで、

私「えっ?これってウチのことじゃん!」

我が家は最寄りのスーパーから約700メートルも離れています。

自動車は持っていないので利用できません。

しかも65歳以上。

全て「買い物困難者の条件」に合致しているではありませんか!

そうか!我が家は買い物困難者世帯だったのか!(^^;)

ところで、買い物弱者には定義があって経済産業省によると

「流通機能や交通網の弱体化とともに、食料品等の日常の買い物が困難な状況に置かれている人々のこと」となっています。

流通機能の弱体化というのは「スーパーなどの撤退」をいうのでしょうか。

交通網の弱体化というのは「住民の足」がないということでしょうか。

私たちのような高齢者にとっては、

身体的な問題で外出することが困難であったり、

生活必需品の買い物へのアクセスが悪くなったりして、

不便や苦痛を感じる人こそが「買い物弱者」であるといえるんじゃないでしょうか。

大都会の東京でも、

以前、テレビで見たのですが、東京の多摩ニュータウンだったかマンモス団地に住んでいた方々が、高齢化して、近所にあったスーパーも撤退してしまったことで、

買い物ができず途方に暮れているという状況にあると報じていました。

この場合は「社会インフラの弱体」によるもので、

「都市」で暮らしていても知らずに「買い物弱者」になり得るのです(>_<)

これを見ていて「店がなくなってしまったらどうする?」

「買い物に行けなくなったら、どうする?」

「足腰が不自由になって時間をかけて買い物に行かなくてはならないってどういうこと?」

と言いつつ、半ば人ごとのように見ていました。

ここで、田舎に住んでいた両親の話を思い出しました。

父親が自動車を運転していた頃は、買い物に不自由さを感じていなかったものが、

ある年、健康上の理由で「運転免許証を返上」してしまってからは、

目に見えて足腰が弱り、歩いて買い物に行くこともままならず、タクシーを呼ばざるを得ず、

買い物に余分なコストをかけるという「金銭的苦痛」を伴うものでした(-_-;)

このケースはまさに高齢者の「買い物弱者」といえるでしょう。

我が家では自家用車のない生活には慣れっこ(笑)

歩くことが当たり前だと思っていますが、歳には勝てませんね。

これからの移住計画の「家探し」でも、

「歩いて行ける距離」にスーパーがあることが必須条件。

さしずめスーパーから500メートル以内にある住まいを探すことが条件になりそうです。

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コメント

  1. テリー より:

    初めてコメントさせていただきます。
    テリーと申します。主人と二人札幌市内に住んでおります。人生の先輩のお二人の日常生活が微笑ましく、いつもいつも楽しみに読ませていただいています。私もアンさんのようにダンナを手懐けて(失礼!)いけたらなぁと羨ましく思っています。
    買い物ですが、我が家の場合、中型のスーパーも近く、車はありませんが、わりと買い物には便利な地域に住んでいます。ただ、コロナ禍でも、セールだと異常な混雑ぶりで、スーパーに行くのも気が進みませんでした。そこで、イオンの楽宅便を利用し始めたところ、最高に便利です!いつも5%の割引の日を狙って、買い物をしています。かさばるトイレットペーパーや、重いビンの調味料や、ビールなども運んでもらえるので、本当に重宝しています。寒い冬にも助かりました。
    すみません、イオンの回し者ではありません。買い物が便利なところが、移住計画の条件でしたね。ネットでの買い物も検討されると、条件も多少ゆるく設定できるのではと思います。私たちも今年は引越しを考えていますが、スーパーの遠さは気にしていません。
    これからもブログを楽しみにしております。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      テリーさん、初めまして。マシュウです。
      私たちの拙いブログを読んでくださりありがとうございます。
      またコメントも頂き嬉しいです(^^)/
      将来足腰が弱って買い物難民にならないために、
      住む場所も含めていろいろ勉強しています。
      イオンの楽宅便は便利そうですね。
      いろんなスーパーでも宅配サービスが普通に出来るようになるようにと願っています。
      これからもお付き合いよろしくお願いします。

      テリーさん、こんにちは。
      はじめまして、アンです(*^-^*)
      楽しみに読んでいただき本当にありがとうございます。ペコリ一礼♪
      恥ずかしながらブログの記事通り、
      私はいつもそそっかしくて失敗だらけ(^_^;)
      穴がいくつあっても足りません(笑)
      夫にも日々、いろいろ迷惑をかけておりますが、
      何と言ってもココロが広ーい人なので
      私もどうにかここまで生き延びております(笑)
      テリーさん、ネットスーパーを利用されていらっしゃるのですね。
      うまく利用すると我が家の移住計画のハードルも少しは下がりそうです(^^)/
      あ!そうそう、私は身長が低いのですが
      夫いわく「チビのくせに態度はデカい。オレはまるで飼い犬のポチだよ」と・・・
      (´∀`*)ウフフ・・・確かにそうかもしれませんね!
      こんな感じの我が家ですが、どうぞこれからもよろしくお願いします(^^)/