今年もお盆を迎えたけど・・・

夫のマシュウです。

新型コロナの猛威が収まらない中で、今年のお盆が終わりました。

先日のこと

私の田舎にある特別養護老人ホームで暮らす母親から電話がありました。

妻アンが久しぶりに荷物を送っていましたので、そのお礼の電話です。

少し前に母親からリクエストがあり、

夏物のパンツが欲しいということで五分丈と七分丈のモノを買いもとめ、

その中に好物のお菓子類を入れて送っていました。

その荷物の中には「おばあちゃん、電話をかけて声を聞かせてほしい」と

妻の手紙を添えていましたので、早速施設の方に取次をお願いしたのでしょう。

ひととおり、荷物のお礼と、健康状態を確認したあと、

母親「ほかでもないんだけど・・・」と始まります。

「隣の人が旦那さんの遺影に、メロンを供えていたのさー」

「父さんもメロンが好きだったので、あんたのとこの遺影に供えてくれないかい?」

「もうお盆だものねー」

私「忘れてないよ。お盆にメロン供えるからね」

母親「それから神社の宮司さんにもお礼を包んでくれないかい?」

私「宮司さんとは話をしてるから心配ないよ。札幌の神社で奉っていいと言われているからね」

母親「そうかい?お礼は欠かさないようにねー」

私「わかってるから心配いらないってー」(笑)

と言いつつ、氏子でもないんだからと、

深い付き合いは必要じゃないと思ってる自分がいます(^_^;)

お盆に入ったある日

スーパーに買い物に行くと、ある光景を目にします。

朝からお年寄りを中心に、レジ前に花を買う行列が続いています。

花売り場も仏花を品定めする人でごった返し!

そうかお墓参りに行くんだ!

自分達は、今年は新型コロナ禍でお墓参りに行っても親戚に迷惑をかけることになるので、

人の動きが落ち着いてからにしよう、ということにしています。

でも世間はお墓参りの季節です。

実はこの日は、妻に言われて、お菓子屋さんに来ています。

妻「箱詰めしてもらってね!」

私「どうするの?」

妻「毎年のことだけど、お盆だから、お隣りの亡くなったおじちゃんの霊前に供えてもらおうと思って」

私「今年が最後だものね」

妻「引っ越しすること、まだ言わない方がいいね」

私「まだ2週間もあるからね。ビックリすると思うよ」

妻は、毎年、お隣さんへの気配りを欠かしません(^^)/

さて、我が家の亡き父親たちは?

私の父親と義父の遺影は、

今年は引っ越しの段ボール箱に埋もれています(^^)/

私「そろそろ遺影なども段ボール箱に片付けようか?」

妻「ダメ!お盆が終わるまでそのままにしておこうよ」

好物をお願いしてたはずなのに?「おいおい!どうしたんだ?」

とでも言いたそうな表情の写真がこちらを見ています(笑)

このような親不孝者??で勘弁してください。

ここで誤解を招くといけないので、言っておきますが、

妻アンは毎朝のお祈りを欠かさずやってます。

あ!そうだ!そうだ!

頂き物のメロンもお供えしてたわ~・・・(笑)

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