えっ?マジ?親の貯金が底をつく!?

おはようございます。妻のアンです。

数年前、あるカルチャー教室で知り合った、私より10歳年上の女性Kさん。

以前、介護の仕事をされていた、明るく、心優しい人生の大先輩です♪

同居するご主人のお義母さんは、あちこちの病院を転々とされ、介護に明け暮れていました。

Kさんの悩み・・・

ある日、彼女が私に、

「実はね、長いこと入院中のお姑さんの貯金が、そろそろ底をつきそうなの・・・」と

暗い表情で話し始めました。

私は一瞬、【底をつく】という言葉にギョッ!としてしまい、言葉が出てきませんでした。

今までは、何とかお姑さんの年金と貯金から入院費などを支払ってきたけれど、

それも限界! 貯金通帳が「残高ゼロ」になる日も近いとのこと。

もう、本当に「えっ?マジなの~?」と言いたくなる話でした。

「今後は、自分たちが支払いするのだと考えるだけで、もう、お先真っ暗なのよ~」と

言うKさんに、ただ、うなずく事しか出来ない私。

さらに、御主人の退職後、楽しみにしていた旅行も、介護のため、ままならず

週1回のカルチャー教室に通うのがKさんの唯一の「息抜き」・・・

そして「95歳のお姑さんより、70代の自分たち夫婦が先に逝ってしまうかもね~」と

明るく笑っていたKさん。

実は、この時、まだ、私たちの両親全員が元気でしたので

Kさんの話はアタマでは理解していたつもりですが、果たしてどこまで

わかってあげていたのかと思うと、Kさんには申し訳ない気持ちです。

今の私の状況は・・・

現在、主人の両親が遠い田舎の病院に入院中。

病状が落ち着いたら、どこか施設に移らなくてはならない状況にあります。

両親の毎月の「入院費用」は20万円(超える時もあります)。

さらにオムツの業者さん、クリーニング屋さんなどから我が家に請求書が届きます。

そして、空き家になっている家の維持費等々。毎月、結構な出費です。

今のところ、両親の「年金」と、不足分は二人の「貯金」からまかなっていますが

「貯金は減る一方」です。

それでも私たちの家計から出費がないというのはありがたい限りです。

でも、Kさん同様、我が家も「親の貯金が底をつく!?」の状態になる可能性も

無きにしもあらず!

一応、そんな事態が発生することも「覚悟」はしていますが・・・( ノД`)シクシク…

ヘンな話になりますが、もしも?両親がこのまま長生きした場合、

「親の貯金」はいつまで、もつのだろうか?と不安になります。

実際、試算もしてみました。

二人分の「葬儀費用」や「家の処分」さらに「お墓をどうするか」にも

それ相当の費用が掛かるはずですし・・・

貯金を使い果たす前に、その費用も「別途、ちゃんと取っておかなくちゃ」・・・なんて、

いろいろ考えてしまいます( ノД`)シクシク…

あまり悩むと、体にワルイので(笑)、「まぁ、何とかなるっしょ~~!」と

ポジティブにいこうと思いますが(笑)

Kさんの話に戻りますが、結局、自分たちの「大切な老後資金」が減り、

将来、子供に負担がかかるのを、少しでも防ぎたいと言って、

体力的にちょっときついパートの仕事を始めました。

誰だって「親」は大切。

長生きしてほしいと願っていますよね。

けれど、

親のために子供が「アンハッピーな状況」になってしまうのはどうなのでしょう?

正直、私は「自分自身が元気で、しっかり見届けることが出来るうち」に

(そして、出来れば?親の貯金が底をつく前に←とうさん、かあさん、ごめんなさい)

親と「お別れ」が出来たらいいな~と大変、自分勝手なことを望んでいるのですが・・・

「あらま~!あなたっ!何てことを~~!」と、叱られそう・・・

でも、どうか、親不孝なワタシを笑って?許してくださいね(^^);

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コメント

  1. 杉ちゃん より:

    マシュウさん、アンさん、おはようございます。
    義父の世話・・・まさしく老老介護ですね。(失礼!、アンさん
    は未だ若いです。)
    年々平均寿命が伸びて80歳・・・いや90歳以上生きながらえる
    親が増えてきております。同時に老後資金が底を付き子供が補填し
    て介護破産という悲しい事態になることも事実です。
    私の場合、母親が92歳まで生きて、老後資金が底を付きました。
    ・・・で、私が取ったのは「成人後見人制度」です。
    まず私が後見人として家裁で認めてもらわなければいけませんが、
    母親の財産(不動産売却額、年金額、預貯金等々)の整理を行い
    親の介護費用は親自身の資金でまかなうようにしました。
    (最悪、自己破産するのも視野に入れて)酷い言い方ですが、親の
    介護義務はありません。(道義的なものはありますが・・・)共倒れ
    するのが親・子供にとって一番の不幸です。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      杉ちゃんさん、コメントありがとうございます。マシュウです。
      私たちも両親の預貯金額を全て調べ、何とか賄えるかなとほっとしたことを覚えています。
      杉ちゃんさん、コメントありがとうございます♪
      私はもう若くはないですよー(笑)
      60歳超えたら、みんな同じです(笑)
      お母さんは長生きされましたね。
      親の介護費用は、親自身に「貯え」がないとオソロシイ事態になります。
      子供が全額支払いするなんてことになったら、もうおしまいですよね