90歳の母親に『ひな祭り』のお祝いを送りたい!

夫のマシュウです。

3月1日のことです。

妻アンが「今日の買い物は私が行くからね」と朝から張り切っています。

買い物係の私「えっ?どうして?」

妻「今日はね、私がどうしても選びたいものがあるの」

私「何なの?」

妻「施設にいるおばあちゃんにちょっとプレゼントを送ってあげたいんだ」

「今日送れば3日の『ひな祭り』に届くでしょ。ビックリすると思うよ!」

私の、今年90歳になる母親は、遠く離れた実家のある町の特別養護老人ホーム(特養)で

暮らしていますが、新型コロナの影響で面会が制限⤵

去年の夏からは、もっぱら絵ハガキや好物のお菓子を送ってご機嫌を伺ってきました。

そのたびに「着いたよ。ありがとう」と

事務所の電話を借りて伝えてくるようになっていたのです😊

最近では、老眼鏡の度が合わなくなったのか、不自由しているということを訴えたので

早速、妻が老眼鏡を買いに行き、ついでにお菓子も詰めて宅配便で送りました。

母親から、メガネが着いたよという電話がきて、

ひとしきりメガネをかけた度の具合を話した後、

息子の私「何か食べたいものはない?」

母親「タラコが食べたいんだよね~」

私「あ~、そうなんだ」

電話の後、妻に話すと

妻「そういえば、タラコのことで思い出すことがあるの」(´∀`*)

私「何?」

妻「昔、帰省したとき、台所で片づけをしていたとき、

おばあちゃんが炊飯器からご飯を片手に盛って、タラコひと腹ドーンとはさんで、

おにぎりにしてパクついてたの目撃したんだよ!いまふうに言えば嫁は見た!だよね」😊

「私に見られてること、まったく気がつかなかったみたい」

「それがね、美味しそうに食べてたんだよ。タラコは大好物だものね」

私「タラコは施設に送ってやることは出来ないんだろうね?」

妻「残念だけど生ものは禁止だよ」

うーん、ここは我慢してもらうしかない・・・おふくろよ、我慢しておくれ!😞

子供としては、好きなものを食べさせてあげられない「もどかしさ」があります⤵

しかし、会うことが叶わない中でも、

人から「贈り物」をもらうとすごく嬉しいものですよね。

妻が買ってきた「六花亭」のひなあられ・・・可愛いパッケージだね。

余しても困るから少しだけ送ると言ってたけど結構な量になっています😊

あかりをつけましょ♬ ぼんぼりに・・・🎎

鼻歌を歌いながら荷造りする妻がつぶやきます。

妻「あと何回こうして送ってやれるのかな」

「パパ、今のうち、親孝行しておかないとね」

私「うん!母さん、とっても喜ぶよ!ありがとう!」(笑)

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