『今の人』は昔の人より若い！？

夫のマシュウです。

今回の新型コロナ禍が、もしかすると「時代の転換点」になるかもしれません。

日本人にとって「大きな転換」のきっかけとなった「幕末から明治維新」や、

戦争の時代だった「昭和史」に関する本を読むことが増えたこの頃です。

特にリタイア後、読書にかける時間の大半は、この時代のものが多くなったように思います。

昔の人の顔はしっかりしていた

そんなとき、時代を動かした人物の「肖像写真」を目にしますが、

例えば「坂本龍馬」の有名な右腕を懐に入れた立ち姿の肖像写真は

２８歳の頃といわれています。

龍馬に限らず、昔の人の写真を見ていると、歳は若いのに

ずいぶんと「しっかりとした顔立ち」に驚かざるを得ません(@_@)

当時は寿命が短かったこともあり早熟なのかもしれませんし、

しっかりしないと生きていけなかった時代・・・

そんな「時代背景」が「姿・かたち」に表れているのかもしれませんね(^^)/

わが父親の顔

そんなに昔の人ばかりでなく「身近な人の表情」にも時代を感じ取ることができます。

それは「父親の昔の写真」です。

私が会社に入り、結婚し、子供を育てて、そして今、この歳になって過去を思い出すとき、

その時代の節々で父親は幾つだったんだろうか？

どんな感じだったんだろうか？

実は、私自身と比較して見ているんです。

昔の写真を整理していて、妻の家に結納に行ったときの写真が出てきました。

仲人さん夫婦を始め、両家の親や兄弟が勢ぞろいしています。

妻も私も若かったのを確認したのですが(笑)、

当時の父親が写っている写真も見つけました。

やはり顔つきはしっかりしています。

父親は当時５５歳！

その頃の定年は５５歳で、父親は第二の職場に再就職するときだったのかな？

私の５５歳のときと比べてもずっと「歳をとっている」ような顔つきでした。

自分と比べ老けてる？

私たち夫婦に子供ができて、１歳になった頃、実家に帰省したときの写真には

父親５７歳、自分３０歳の姿があります。

このときの父親は頭髪が薄いこともあるけど、ずいぶん老けて見えます。

子供が乗った玩具の車を引く姿は、すでに好々爺！

一方、自分が５７歳のときはまだ現役で、

若い人たちの間に入って負けないように？若々しく振舞っていました(笑)

その父親も、昨年９４歳で他界！

私はその年齢に到達できるかわかりませんので想像できませんが、

はたして私が９４歳のときは、父親よりも若い表情なのでしょうか？

確かめるすべは子供に託すことになりそうですけどね(笑)

子供は若く見える！

同じことは、自分の子供を見ていても思います。

帰省して会うたびに思うのは、私が同じ年齢の時どうだったか？ということです。

子供が今年の正月休みに帰省したときも、

表情や行動を比較すると、やはり今の子供のほうが若々しく見えてしまいます。

昔の人より寿命が長いから？

こうして我が家の三世代の同じ年齢のときを比べても、

どんどん若くなっているように思います。

私が若い頃に見ていた定年まぢかの会社の先輩社員は、いかにも年寄りに見えたもの・・・

逆に、私が定年まぢかのときは、周りから年寄りに見えていたのかもしれません(^_^;)

同じ年齢でも、昔の人より今の人が若く見えるのはなぜなんでしょう。

平均寿命が長くなっているので、細胞の老化する速度が遅くなっているのでしょうか？

そういえば、定年年齢が引き上げられて７０歳になるといいますね。

それは、歳をとっても、顔つきや体力も老化するのが遅くなっている？

ということもあるのでしょうか・・・(^^)/