夫のマシュウです。
最近は、妻の影響でしょうか。日中はラジオを聴くことが多くなりました。
とはいっても「ながら族」なのであまり内容は頭に入らないのですが・・・
朝夕の情報番組は、欠かさず聴くことが日課のようになっていて、
情報を伝える合間に流れる「音楽」が、ときとして「琴線に触れる」ことがあります。
そして「思い出の曲」に出合うことも・・・♪
フランク・シナトラの「マイウェイ」
今朝、地元ラジオ番組で70代の男性アナウンサーが、王貞治選手の引退の日の話に触れて、
当時、引退番組の中で「マイウェイ」がBGMとして流れていたのが忘れられないと、
話していました。
マイウェイといえば、私たち夫婦の結婚披露宴で「キャンドルサービス」のときに
流してもらった曲です💕
原曲の意味はまったく結婚式にはふさわしくないようですが、和訳には新しい門出の意味と捉えているのもあるようですし、
妻アンがとても気に入っている思い出の曲です♪
今でもたまにラジオから流れているのを聴くと、当時の思い出話が始まります(笑)
中島みゆきの「時代」
この曲は、義父の好きだった曲♪
もうずいぶん昔のことになりますが、義父がまだ小さかった孫に会うために、
たくさんのお土産をリュックサックに背負って訪ねて来たときのこと・・・
妻とお茶を飲みながら会話をしている中で、何とはなしに聴いていたラジオから
中島みゆきの「時代」が流れてきました。
そして「おやじ、この曲好きなんだよな~」と一言。
妻はその時、初めて父親の好きな曲を知り、いつか訪れるであろう「葬儀のとき」に
流してあげようと思ったそうです。
「その時」がついに今年の夏にやって来ました。
義父お気に入りの「時代」は「葬送の曲」となり、参列した家族みんなで涙しました。
クイーンの「ボヘミアンラプソディー」
昨年、周りの評判を聞いて、映画「ボヘミアンラプソディー」を観に行き、
ストーリーもさることながら、映画の中で紹介されるロックな曲にすっかり感動!
その勢いで、帰宅後すぐにCDまで購入してしまったほどです(笑)
特に「ボヘミアンラプソディー」は、なぜかしら琴線に触れるメロディと
歌詞が気に入ってよく聴いていました♪
今年に入って義父の体調に変化がおこり、看病の日が続く中で、
妻はいつしかCDを聴く時間も、余裕も持てなくなっていました💦
その義父が亡くなり、やがて、気持ちも落ち着いたのでしょうか。
いつだったか、階下から「ボヘミアンラプソディー」が聴こえてきました。
2階にいた私が、何とはなしにリビングに下りて行くと、妻が泣いています。
「どうしたの?」
「聴いているうちに泣けちゃって・・・えへへ」(泣き笑い?)
「ボヘミアンラプソディー」・・・琴線に響いたようですね。
加山雄三「君といつまでも」💕
先日、義父が写っている昔の写真を整理していました。
皆が若かったとき、そう、私たち夫婦の結婚式と披露宴のときの写真です。
花嫁のお色直しで、着物姿に着替えた妻を、相合傘をさして先導した義父は
心なしか緊張した面持ちで写っています(笑)
新郎の私が、ひな壇から妻を迎えに行くのですが、
私に相合傘を引き継いだ義父が、その後、席に戻ってから号泣!(男泣きです)
周りの人は、とても声を掛けられない様子だったという話を、
親戚から聞いたのは、つい最近のことでした。
この話を聞いた妻は、涙にくれ、当時のことに思いを馳せているようでした。
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私の前で涙したとき、妻はこう言って弁解?します(笑)
「涙を流すって、気持ちを洗うことでもあるんだって。いいことらしいよ」
さて、私たち夫婦にとっての「思い出の一曲」は?
歌詞に感情移入して泣ける曲はたくさんありますが、思い出の曲となると、どうでしょうか?
いつか、どちらかが逝くときに、その曲を流すことにしましょうか・・・(^^)/