夫のマシュウです。
今年は早々から新型コロナウイルスの感染拡大で、
人が集まる「催しもの」が相次いで「中止」
特に、観客が多く集まる映画や演劇、そしてクラシックコンサートも中止に追い込まれ、
北海道で唯一のプロオーケストラの「札幌交響楽団」も事業的な苦境に立たされました💦
それがようやく秋口から、経済活動の再開と共に「感染防止対策」を施して、
少しずつ観客を入れたコンサートが再開されてきています😊
私が通っていた札響の「定期演奏会」や「名曲コンサート」もやっと再開!
徐々に観客を増やして元に戻りつつあるようです(^^)/
先日、10月15日には、
「皆様からの応援に感謝の思いをこめて、今度は札響から皆様を音楽で応援します」という
スローガンで「札響・北海道応援コンサート~Kitaraでクラシック~」と題した
コンサートが開催されました。
入場料金が安く「一般1,000円で、シニア(65歳以上)は500円!」
ワンコインでクラシック音楽が聴けるとは!😊
シニアで良かったーー!(そこかーい!と突っ込まれそうですが・・・)(笑)
妻アンと二人で久しぶりのクラシックデートです(^^)/
秋の中島公園
二人でキタラに向かう道すがら、久しぶりの中島公園を散策します。
目に入る風景も徐々に秋色に染まりつつあり、
吐く息も白くなりそうな秋の空気感が感じられます。
妻アンがお気に入りの洋館・豊平館(ほうへいかん)も静か・・・
しばし、菖蒲池を泳ぐカモを見つめる妻アン
(足が短いので?)ベンチに座っても足がブラブラ!(^^)/
新型コロナを警戒してのコンサートを感じさせる、ちょっと寂しげなエントランス
演奏会は?
途中休憩なしの「約70分のショート公演」で、案の定、前売り券は完売!😊
やはりシニアが多い!
平日開催で、この値段なら当然か?😊
演奏はもちろん札幌交響楽団
指揮は札幌出身の横山泰(かなで)さん、オルガンは吉村怜子さん。
キャッチに「ヨーロッパ各国の名曲をお届けする、大人のための芸術鑑賞会」とあります。
最初の曲目はオルガンの独奏で、
J.S.バッハの「小フーガト短調」
キタラのホールに備え付けのオルガン演奏で、荘厳な響き!
妻と久しぶりのオルガンの音色に、しばしうっとり!😊
他に数曲、「耳心地の良い演奏」が続きます。
妻の反応は?
そして、ドヴォルジャークの交響曲第9番ホ短調「新世界」から第2楽章です。
妻の大好きな曲のひとつで「と~おい~や~まに~日~が落~ちて~♬」と
幼い頃よく口ずさんでいたという「家路」のメロディ♪
イングリッシュホルンの奏でる哀愁に満ちたメロディに、妻は何を感じているのでしょうか?
神妙に聴いています(^^)/
最後は、メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」からスケルツォ、夜想曲、結婚行進曲です。
有名な結婚行進曲は、私たちの結婚式では使わなかったので、
新鮮な響きで聴こえたのは私だけ?(笑)
隣の妻アンはあまり反応していないような・・・ありゃりゃ!(笑)
曲の合間に、
若き36歳の指揮者・横山さんの「軽妙な語り口による解説」に聞きほれる妻がひと言!
「私、この指揮者好きになっちゃった~!」💕💕
「パパ、ごめんね~」
でした・・・(;´д`)トホホ
なまの演奏はいいなー!
とにもかくにも、「ウィズコロナ時代のコンサート」は「試行錯誤」をしながらも
かくあるのか・・・と思うひとときでした😊
クラシック音楽は、CD、テレビ、ラジオなどを通して聴くことはできますが、
やはり「生の演奏」は素晴らしいものです😊
ホールに響く重層な「音の波」が、聴く人の「感性」を震えさせます。
その「音の力の大きさ」と、こうしてまた「聴ける喜び」を感じさせてくれました。
札響のみなさん、「幸せな時間」をありがとうございます!😊