夫のマシュウです。
新型コロナ感染拡大を防ぐために、札幌発着のGoToトラベルでの制限がなされました💦
また、ススキノの飲食店の営業自粛も求められ、
さらに「感染リスクを回避できない場合」は
市民にも不要不急の外出自粛が求められています。
今のところ「映画館」は規制の対象外ですが、感染対策は大丈夫でしょうか💦
以前は、座席間隔を空けての鑑賞でしたが、
今は、鑑賞中の飲食を伴わない限り、座席間隔を空けないで座ることが出来ます。
ポップコーンなどの飲食も「上映開始後」に食べても良いとしています(^^;)
我が家には、年の初めに買った「ムビチケ」があと2回分あります。
月イチ歌舞伎として上映される「シネマ歌舞伎」もあと2回!
ここは、妻アンと共に感染対策をしっかりとりながらの鑑賞となりました(^^)/
今月の月イチ歌舞伎の演目は「め組の喧嘩」
江戸時代に実際に起きた町火消「め組」の鳶(とび)職と
江戸相撲の力士たちの「乱闘事件が題材」です。
場所は品川の盛り場。
けんかっ早い江戸の町火消「め組」の鳶(とび)たちと「相撲の力士たち」が
隣り合わせの座敷で飲んでいるうちに「小競り合い」を始めます💦
そこを「鳶頭(とびがしら)の辰五郎」が収めますが、
その場にいた力士の四ツ車を抱える武家の侍から「力士より鳶は格下」だと侮辱されます。
メンツをつぶされた辰五郎はこのときの怒りを胸に「仕返し」を決意!
粋でいなせな鳶の振る舞いと、豪快な力士との闘い・・・
まさに「火事と喧嘩は江戸の華」を地で行く鳶と力士!
男と男の真剣勝負、大立ち回りに目が離せません!
双方、引くに引けない、男としてのメンツがあります!
また、鳶の軽快さと粋なカッコよさに対する力士の重量感ある力強さのギャップが
判官びいきでどちらかに肩入れしたくなるものです。
舞台狭しとぶつかり合う賑やかさが面白い!!(笑)
「平成中村座」が公演している会場・・・そこは浅草だからでしょうか。
「三社祭の神輿」が最後に登場するあたりの演出は素晴らしかったです!
思わずマスクの中で小声でブラボー!!!(笑)
今は亡き「十八代目中村勘三郎さんが鳶頭(とびがしら)の辰五郎」を演じます。
平成中村座のロングラン公演の最後を飾る平成24年5月に上演された作品で、
折しも今回のシネマ歌舞伎の上映開始日の翌日12月5日が勘三郎さんの命日・・・
力士の四ツ車を中村橋之助(芝翫)さん、
鳶の藤松を中村勘九郎さんがそれぞれ熱演!
実は、
中村勘三郎さんは、この公演終了後の健康診断で「食道ガン」が見つかります💦
結局「め組の喧嘩」が最後の舞台になってしまいました。
これは命を削っての公演であり、
もう映像でしか会えません。
返す返すも「惜しい役者を失った」という思いが募ります😢
館内は、平日で朝イチ!
観客も少なく、座席の間隔も離れていましたし、
飛沫感染、接触感染は防げたかな?と思います(^^)/
終演は11時でしたので、デパ地下で大好きな中華弁当を買って、ササっと帰宅しました。
これからも、このような「鑑賞スタイル」が新しい日常として定着していくのかと
あらためて思うシネマ歌舞伎の鑑賞でした・・・(^^)/