妻のアンです。
この2色使いの靴下・・・
編み物が趣味だった義母が私のために編んでくれた、あったかい手編みの靴下です♪
昔のセーターなどを、ほどいては、一年中、編針を動かしていました。
そんな元気な義母でしたが、今年2月に突然倒れて以来、入院生活が続いています。
倒れてから、わずかの間に要介護5となり、全くの寝たきりで、声もほとんど出ず
会話もままなりませんでした。
あまりの変わりように言葉も見つからず・・・
主治医からは「もう・・・がんばりましょう!というのは「酷」のように思えます」と言われ
家族一同、いよいよ「その時」が近づいたのだ・・・と誰もが覚悟した次第です。
おしゃべり好きな義母とは、お嫁に来て以来、40年近く、本当によく話しました。
離れて生活していますので、おもに電話でのやりとりですが・・・
時には、お互いの「だんな様」の愚痴や悪口をこぼしあうことも・・・(^^);
夫マシュウは義母にとっては大切な息子ですが、「そんな悪い人は、ほおっておきなさい」と
いつも私の味方でした(^^);
倒れてから3か月が過ぎた頃、少しづつですが、病状に上向きの兆し?が見え
先月の面会の時には、声も出て話が出来るまでに回復していたのです!!
「以前のかあさん」に近づいた・・・そう思いました(^^)
まだ寝たきりで、歩くことも出来ませんが、看護師さんも驚くほどの回復ぶり!
遂には「こんなことしてられないんだわ~。早く帰って押し入れの中、片づけなきゃ~」
こんなことまで言うんですよ(笑)
さすが! 長年、主婦を務めてきた証(あかし)ですね。
これも義母の手編みのカバー。 冬に大活躍です!
何足も、何足も、編んでくれました。 「コレ、私の形見だと思ってね!」が口癖でした。
私は足のサイズが22センチと子供なみ(^^);
先日、病院から「入れ歯が合わないので、歯科医の往診を依頼したいのですが、よろしいですか?」と連絡が入りました。
義母は、かなり痩せましたので、入れ歯の調整が必要になったようで、早速、往診をお願いしました。
今までは、入れ歯を使っていませんでしたので、食事も柔らかいものでした。
これからは、ちゃんと入れ歯でカミカミしながらの食事になるのでしょうね。
よかったね! かあさん!
そうそう、手編みの靴下ね、形見になるのは、まだまだ早いからね。
わかった? かあさん・・・(笑)
早く元気になって、また、靴下、たくさん編んでね(^^)