母親の『医療費』と『介護サービス費』の一部が戻ってくるって!

夫のマシュウです。

特別養護老人ホーム(特養)での生活も3年目に入る私の母親は、

つい最近90歳の誕生日を迎えました😊

伴侶(私の父親)の死を乗り越え、車いす生活ながらも、

いつか家に帰れる日を夢見ながらリハビリに励んでいるようです。

電話で近況を聞くたびに

「すっかり太ってしまって、立ち上がれないわ」「コレじゃいつ歩けるんだか」と、

愚痴りますが、まだまだ諦めていない様子が伝わります😊

そんな母親の特養生活の「毎月の費用の支払い」

母親の年金の管理を任されている「長男の私」が行うことになっています。

特養からは毎月、施設利用料の他に食事代、病院代、薬代などの費用が請求され、

他にも嗜好品や理髪代といった日常生活でかかった費用の請求もあります。

親の面倒を見る上で「お金の問題」は避けて通ることは出来ません。

なるべく「年金の範囲内」で納めることが理想ではあります(^^)/

将来の「自分ごと」として参考になるな~と思いながら、母親の財布の管理をしていますが、

やりくりには頭を悩ませます。

日常の生活費以外にも、これから来るであろう「別れのとき」にも

「大きなお金」が出ていくのは、父親のときに経験済です。

老後の「貯え」はとても重要なことで、財布を預かる家族にとっては、

少しでも「お金が戻ること」は嬉しいことです😊

先日、母親の住む町の役場から1通の通知書が届きました。

『高額介護合算療養費等の支給申請について』とあります。

この支給は「高額介護合算療養費制度」に基づくもので、

「合算療養費」とあるのは、

過去1年間に支払った後期高齢者医療保険の「医療費」

介護保険の「介護サービス費」を合わせた自己負担額がある基準額を超えた場合に、

申請することによりお金が戻ってくるという制度。

所得の区分によって自己負担額を軽減してくれるというものです😊

今回の通知による計算対象期間は「令和元年8月~令和2年7月」までの分です。

母親は一人暮らしの国民年金受給者で、しかも年金受給額が80万円以下に該当するので、

区分は「非課税世帯区分Ⅰ」で基準額は「19万円」となっています。

つまり「自己負担の限度額が19万円まで」ということで、

それを超えて負担した分が戻るという計算になります。

この1年間で母親が支払った自己負担額が医療費は58,837円で、

介護負担額は180,000円でしたので合わせて238,837円。

これから基準額の19万円を差し引いて、

「差額の48,837円が戻り額」として支給されるということになります😊

ところで、この支給申請書をいつまで提出しなければならないかと調べましたが、

どこにも提出期限が記されていません。

ただ『申請書を月の中旬までに提出した場合は、医療分は翌月末頃、介護支給分は翌々月末頃になる』旨の記述だけ。

おや?と思って、通知書の下段に目をやると、小さな文字で、

通知書の到着後から「2年」を経過すると、

「時効になって受給できなくなる」ということが記されていました。

2年間も「ほったらかし」にしておくことなんてあるのか?と思いながら、

いずれにせよ「もらえるものは早く手続き」して万全にしておくこととします😊

我が家では「親にかかることは親の貯えの範囲内で」がモットー!

そして、われら夫婦は、

「最後まで自分のことは自分で!子供の世話にならないように」が後に続くのですが・・・

コレは難しいところですね。

だから、せめて「お金」のことでは迷惑を掛けることは出来ないぞと、思っています(^^;)

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コメント

  1. ラベンダー より:

    はじめまして。
    介護のことで検索してこちらのブログに出会いました。
    毎日読ませていただいています。
    親の介護は親のお金で、に深く共感。 
    昨年、実父が転倒、入院、要介護5 転院、転院、転院、入所、入院、逝去と過ぎました。法事もできれば、親の残してくれた範囲でできるように、戻ってくる税金や過料の保険金は、すぐに申請して我が家の家計と別管理しています。
    お母さま、回復されるとよいですね。

    • ともに白髪の生えるまで より:

      ラベンダーさん、はじめまして!マシュウです。
      拙いブログを読んでくださり、
      そしてコメントをいただきありがとうございます(^^)
      親が元気な頃は人ごとに思える介護問題でしたが、
      実際に直面すると、先立つものはお金だと実感しています。
      親の貯蓄額を聞き出してその少なさにがく然としたことを思い出します。
      (どうにか赤字を出さずにおりますが・・・)
      同じ轍を踏まないように、子供に負担を掛けないようにと考えて暮らしています。

      ラベンダーさん、こんにちは。
      はじめまして!アンです(*^-^*)
      コメントをありがとうございます!
      一昨年、義父と実父を見送りました。
      実父は認知症対応型のグループホームで7年お世話になりましたが
      毎月の費用などすべて父の年金や貯蓄から支払いをしていました。
      娘としては有難いと言いますか、ホントに助かった思いがしています。
      もし自分の家計から出費するとなると大変ですものね。
      私の周りでは自分たちの老後資金から親の介護費用を工面している人もいます。
      近い将来?自分も介護が必要になった時、
      子供にお金のことで苦労を掛けたくないと強く思います。
      ラベンダーさん、これからもどうぞよろしくお願いします(^^♪